イケメンだけが武器じゃない! いろんなジャンルで活躍中のジュノンボーイ出身者たち


■今がまさに旬!2010年以前の受賞者&ファイナリストたちが経験を重ねて活躍中



1988年にスタートした『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』は、第2回のグランプリの武田真治をはじめ、柏原崇、伊藤英明、小池徹平、平岡祐太、溝端淳平など、テレビや映画でお馴染みの男性スターを次々と生み出してきた。では、近年の受賞者で活躍中のジュノン出身者には、どんな人がいて、どのような仕事をしているのだろうか。



ジュノンボーイ出身俳優というと、すぐにそのイケメンぶりを武器に活躍するというイメージがあると思うが、そうではない。多くの出身者は、名前が一般的に覚えられたり、テレビで頻繁に見かけるようになるまでには時間がかかる。例えば、2005年にグランプリを獲得し、『Q.E.D. 証明終了』(NHK総合)や『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜2011』(フジテレビ系)といった学園ドラマに出演してきた中村蒼は、2015年に『無痛〜診える眼〜』(フジテレビ系)に、先天性無痛症で無毛症のキャラクターを演じるため、髪と眉をそり落として出演し話題となった。中村は2014年の映画『トワイライト ささらさや』でも、落語家の霊が乗り移った役を演じ、難しい落語家の口調を難なく演じたりと、演技の幅を広げつつある。イケメンの最高峰としてデビューしたが、それ以外の役にも挑戦することで、評価を得ているのである。



近年の受賞者でもっとも活躍している俳優といえば、菅田将暉ではないだろうか。菅田は2008年の最終選考に残ったひとりに過ぎなかったが、2010年に『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)の主演を飾ったことをきっかけに、様々な作品に出演。ジュノンボーイといえば、王子様感のあるイケメンのイメージが強いが、映画『共食い』では父親の暴力性を受け継いだのではないかと苦悩する学生、『そこのみにて光輝く』では歯を黄色くする役作りにまで挑んで粗暴な少年を演じ、幅広い役を演じられる俳優に成長した。今でも、ジュノンのコンテストの最終選考会にゲストとして登場したり、ジュノン本誌に登場したりもしているが、お茶の間的には、もはや「ジュノン出身の」という説明は不必要なほどの存在になっている。



■高視聴率の連ドラ俳優も出身者!肉体派から演技派、国際派まで幅広い層を輩出



ジュノンの正当派のコースといえば、菅田のように『仮面ライダー』シリーズに出ることもあげられる。2011年のグランプリの佐野岳も2013年から2014年までの『仮面ライダー鎧武/ガイム』(テレビ朝日系)で主演を果たしたが、それですぐブレイクに繋がるわけではない。佐野は自分の特技であった運動神経の良さを生かし、『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』で総合優勝を果たしたり、『オールスター感謝祭』(共にTBS系)の「赤坂5丁目ミニマラソン」での優勝などで、注目を浴びた。今年では、『下町ロケット』(TBS系)の演技でも注目され、数々のバラエティ番組にも出演しているが、持ち前の運動能力で注目されるという努力があったからこその、現在であると思われる。



特技で注目されたといえば、三浦翔平があげられる。ジュノンボーイの中でも、正統派のイケメンである三浦だが、モノマネが得意で、武田鉄矢や志村けん、出川哲郎などのモノマネをバラエティ番組で披露することも多い。イケメンがモノマネをするとなると、さほど似ていなくても、雰囲気でごまかすことができるかもしれないが、彼の場合は、その完成度が高く、一目置かれるようになった。彼もまたデビュー以来、コンスタントに作品への出演を重ね、ドラマ『ホテルコンシェルジュ』や『ダメな私に恋してください』(共にTBS系)など、昨年から3作続けて話題のドラマへの出演を果たす実力派俳優として活躍中。



国際的に活躍するジュノンボーイも存在する。NHKの朝ドラ『あさが来た』で人気となったディーン・フジオカは、1997年のファイナリストで、その後、香港、台湾、アメリカで活躍していたのは有名だ。その他に、2008年の審査員特別賞の寺田拓哉が、韓国や日本で活躍するグループCROSS GENEのボーカリストTAKYAとして活躍しており、韓国ではバラエティ番組でも流暢な韓国語で出演して話題となっている。



文/韮澤優


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