自分の限界は他人に決めさせない。『ズートピア』アニメーションチームのヘッドを務めたアラサー女子

自分の限界は他人に決めさせない。『ズートピア』アニメーションチームのヘッドを務めたアラサー女子



ディズニーの話題の最新作『ズートピア』の世界を知るべく、米カリフォルニア州のディズニー・アニメーション・スタジオを訪問したグリッティと姉妹サイト・ルーミー。
アニメーション・チームのヘッドはアラサー女子
現地レポートの第2回目に登場するのは、今作でアニメーション・チームのヘッドを務めたジェニファー・ヘイガーさんです。
『ズートピア』には主人公のウサギのジュディと同じように、夢をかなえて日々がんばっている女性スタッフもたくさん参加しています。グリッティは、アラサーのジェニファーさんに、作品の魅力やLAのワーキングウーマンの日常についてうかがいました。
東海岸の小さな町で育ったジェニファーさんは、幼い頃からディズニー映画で働く日を夢見ていたそう。高校卒業後、西海岸に渡ってカルアーツ(カリフォルニア芸術大学)に進学。ドリームワークスでの経験を経て、念願のディズニー・アニメーション・スタジオに入社しました。
警察官になるためにズートピアへと上京したジュディと同じく、「ディズニーで働くためにLAへやって来たら、途端に大都会だった(笑)」とジェニファーさん。憧れのスタジオは想像通りの職場で、大好きな作品を手掛けた先輩たちの下でスキルを磨いていったのだとか。
「とにかく諦めないこと」が夢をかなえる秘訣
彼女いわく、夢をかなえるための秘訣は「とにかく集中して諦めないこと」。
「私だって美大に一発で合格したわけではなくて、数回受験したのよ。本当に何かを求めている時って、人はどうにかしてたどり着くものなんじゃないかな。私はそう確信しているの」
と話していました。
自身と同じく夢に向かって奮闘する『ズートピア』の主人公ジュディの魅力については、
「転んでも立ち上がって、挑戦し続けるところ。そういうところに自分自身の姿が重なるの」
と語ります。
「ジュディは上司からくだらない仕事を与えられても、その仕事の中でベストを尽くそうとするわ。それは尊敬に値する部分だと思う。たとえ不公平な状況でもベストを尽くすのよ。ジュディのそういうところが一番好きなの」
一方、東京で暮らすワーキングウーマンにとって、仕事と私生活のバランスは課題の一つですが、それはLAの女性にとっても同じようです。
「正直な話、仕事以外の生活を持つのはかなり難しいわ。だって、私は毎日このスタジオに通っていて、知り合いは全員ディズニーの人なんだもの」
とのこと。
「女性社員の多くは独身だけど、男性社員は子どもがいて家庭を持っている人が多いの。私はそれに気づいちゃったんだよね。仕事とプライベートの両立は間違いなく難しいわ!」
と苦笑いしていました。
とはいえ、忙しいスケジュールの合間を縫って、家族に会いに行ったり、友人と映画やハイキング、アメフト観戦を楽しんだりと、充実した毎日を送っているようです。
「私だって一日の終わりにはクタクタよ。でも、人生は一度きりなんだから精一杯楽しまなくちゃ、と思っているの。何かに誘われたら、絶対に断らないことにしているわ」
と笑顔で語りました。
他人に「君はそれをやるべきではない」なんて言わせない
最後に、これから『ズートピア』を観る日本の女性におすすめの見どころを尋ねると、
「たくさんあるわ!人生で自分がかなえたいことを達成するための原動力。他人に『君はそれをやるべきではない』なんて言わせないこと。自分に正直に生きることも大切なメッセージだと思う」
とジェニファーさん。
「もっと大きな意味では、他人を批判しないこと。新しい出会いがあったら広い心で接すること。異なる文化や宗教、知らないバックグラウンドから来た人でも、時間をかけて理解すること。それって世界全体に対するメッセージよね。特に今の時代には大切なんじゃないかな」
ジェニファーさんたちが描いた動物たちが大活躍する映画『ズートピア』は、全国で大ヒット公開中です。

『ズートピア』製作総指揮:ジョン・ラセター製作:クラーク・スペンサー監督:バイロン・ハワード『塔の上のラプンツェル』/リッチ・ムーア『シュガー・ラッシュ』配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン©2016 Disney. All Rights Reserved.2016年4月23日(土)公開公式サイト>>Jennifer Hager photographed by Kaori Kikuchi取材協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン



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