森川葵「環境が変わってきた証拠」“憑依型女優”の不思議な素顔 モデルプレスインタビュー

森川葵「環境が変わってきた証拠」“憑依型女優”の不思議な素顔 モデルプレスインタビュー

【森川葵/モデルプレス=6月17日】女優の森川葵(21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。2010年、女性ファッション誌『Seventeen』専属モデルとして芸能界デビュー(2015年4月号で卒業)。2012年に女優活動をスタートさせ、今年はフジテレビ系連続ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で月9初出演、さらに4月からは笑福亭鶴瓶が司会を務めるトーク番組「A-studio」(TBS系、金曜夜11時)の8代目アシスタントMCを務めるなど、活躍の幅が広がっている。6月25日には映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』が公開。多彩な演技で魅了してきた森川は今回、“ザ・王道”のヒロインを演じている。

◆森川葵の柔らかな魅力が活きる

宮藤官九郎が監督を務める同作は、“赤鬼”キラーK(長瀬智也)が、修学旅行で事故に遭い弱冠17歳で命を落とした関大助(神木隆之介)を“鬼特訓”し、現世へのよみがえりを目指す爆笑地獄エンタテインメント。森川は、大助が思いを寄せる同級生・ひろ美役として出演。

地獄が舞台となる物語の中、ひろ美は現代パートに登場。地獄での激しい展開とは打って変わって、ゆったりとした時間が流れるひろ美の登場シーンでは甘酸っぱい青春ラブストーリーが繰り広げられる。

「出来上がった映画を観て、この作品撮影してたんだって思いました(笑)。私は神木さんとのシーンがほとんどだったんですが、ゆる~い感じの空気でとても楽しく撮影させていただきました」と本人も語るように、映画でひろ美は“オアシス”のような役割。森川の持つ柔らかな雰囲気も相まって、心温まるシーンに仕上がっている。

◆見る度に違う!憑依型の女優「性格も変わるタイプ」

「役に合わせて見た目を変えると性格も変わるタイプです。ほかの撮影とは被っていなかったので、今回はひろ美だけ。知らず知らずのうちに話し方とか変わっていたと思います」。

確かに、見る度に全く違う印象を受けるタイプ。2012年、『スプラウト』(日本テレビ系)の瑞々しい演技でドラマ初出演を飾ったかと思えば、映画『チョコリエッタ』(2015年公開)ではロングヘアをカットした丸刈り姿で体当たりの演技に挑んだ。

今回は、王道のヒロインということもあり、黒髪ボブで清楚な雰囲気。「フルートを演奏するシーンも登場するので、その練習もしました。普通の女の子の方が演じるのが難しいのですが、準備の時間が長めにあったので、徐々に掴んでいった気がします」と役作りの裏側を語る一方、「今回は少しだけプレッシャーとか、そういうものも考えました」と本音をこぼした。

◆「環境が変わってきた証拠」2度目の宮藤官九郎作品

「ポジティブに捉えるタイプなので、普段は深く考えないんです(笑)」というマイペースな森川が、プレッシャーを感じた理由は、『ごめんね青春!』(2014年、TBS系)に続く2作目の宮藤作品であるということ。

「『ごめんね青春!』で名前や顔を知ってもらえた気がするので、また呼んでもらえたってことが嬉しかったんです。終わってから『またやりたいね』って話はするんですけど、なかなかすぐに実現することは難しいので…。きっとあの作品で何かを思ってまた呼んでくださったんだから、それ以上を出さなきゃって思いましたし、こうやって現実になっていくのも自分の環境が変わってきた証拠かなと実感しています」。

◆不思議なオーラで場を包む「そんな風に思ってもらえてラッキー」

小さな緊張を抱え現場に向かったようだが、撮影前「そのまま、ひろ美を演じてくれれば大丈夫」と言葉をかけられ、胸を撫で下ろしたそう。プレッシャーから開放された感覚を覚えたのだろうか?「そんな大したものじゃないんですよ。本当に一瞬、どうしようって考えただけなので。何かあっても終わったことだからって前向き切り替えられるし、基本はふわーっと生きていたいんです」。

話していると不思議な空気に包まれていく。「その考え方は昔からですか?」と尋ねると、「昔がどうだったかとか、記憶がないんですよね。よく『不思議だね』って言われるんですが、ただボーっとしてるだけで…。この間もお休みの日何してたかな?って考えたけど、覚えているのは加湿器の水を入れ替えたことくらいです(笑)。そんな風に思ってもらえて、ラッキーだなって思っています(笑)」とまた独特なオーラを放った。

◆「夢を叶える秘訣」は?

現在21歳。女優として役の幅も広がり、さらなる活躍ぶりに期待が寄せられている。役が憑依するような彼女の演技には、天性のものを感じるが「周りの意見に流されて任せていたら、この道に進んでいたって感じ」と本人曰く偶然にたどり着いた先。

「意思が弱くて、意外とフラフラしちゃうんですよ」と明かし、「何かをするとき、『私はこれで楽しいのかな?』と考えてみるけど、結局よく分からなくなって、最後は『間違ってないよね』って結論になるんです。演技のお仕事も同じで、やっていくうちに楽しさに気付いていったという感覚です」と導かれたように女優業に目覚めていった。

そんな彼女が考える「夢を叶える秘訣」は、「夢と思ったら夢のままで終わってしまうから、現実にしようと強い意思を持つこと。あとは、流れに身を任せてみること」と“らしさ全開”だ。次に見せてくれるのは、一体どんな姿だろう?唯一無二の魅力で、これからもファンを楽しませていく。(modelpress編集部)

■森川葵(もりかわ・あおい)プロフィール

生年月日/1995年6月17日/出身地:愛知県/趣味:睡眠

2010年、女性ファッション誌『Seventeen』専属モデルとしてデビュー。2012年に女優デビュー、『スプラウト』(日本テレビ系)でドラマ初出演。主な出演作に映画『スクールガール・コンプレックス‐放送部編‐』(13年)、映画『渇き。』(14年)、映画『チョコリエッタ』(15年)、映画『おんなのこきらい』(15年)、ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系/14年10月)、ドラマ『監獄学園‐プリズンスクール‐』(MBS・TBS系/15年10月)など。『テディ・ゴー!』で連ドラ初主演を飾る。

■映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』

公開日:6月25日
監督・脚本:宮藤官九郎
キャスト:長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太

<ストーリー>
フツーの高校生・大助(神木)は、同級生のひろ美ちゃん(森川)のことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは―深紅に染まった空と炎、髑髏が転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの地獄だった。

なんで俺だけ?!まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!!慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる<赤鬼>のキラーK(長瀬)。彼の“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた大助の地獄めぐりが幕を明ける―!!
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