“ちょっと大人になった”飯豊まりえ「ここからが1つのスタートライン」藤ヶ谷太輔&窪田正孝から受けた刺激<モデルプレスインタビュー>

“ちょっと大人になった”飯豊まりえ「ここからが1つのスタートライン」藤ヶ谷太輔&窪田正孝から受けた刺激<モデルプレスインタビュー>

【飯豊まりえ/モデルプレス=6月21日】モデルで女優の飯豊まりえ(18)が、モデルプレスのインタビューに応じた。6月18日公開の映画『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』では、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔、俳優の窪田正孝と複雑な三角関係を繰り広げるヒロインを熱演している。2008年のデビュー以来、雑誌『ニコ☆プチ』、『nicola』、そして現在専属モデルを務める『Seventeen』とティーンの憧れとして、支持を集めてきた飯豊が、今作で女優として新たな顔を見せる。

◆“ちょっと大人になった”飯豊まりえ

原作は1996年~2000年まで「別冊フレンド」(講談社)にて連載され、少女マンガの枠を超えた“究極のラブストーリー”として人気の惣領冬実氏作同名漫画。1月期に放送された連続ドラマ(日本テレビ系)に引き続き、学園の人気者でありながら、心に傷を負い複雑な過去を抱える樫野零を藤ヶ谷、零の中学の同級生・桐島牧生を窪田、誰にも心を開かず孤独に生きてきたヒロイン・麻生キラを飯豊がそれぞれ演じる。

ドラマから映画にかけ、恋を知り成長していったキラ。その表情は、まるで別人のような印象を受ける。実際、飯豊自身も撮影中に18歳の誕生日を迎え、高校も卒業。藤ヶ谷や窪田からは「顔が変わった」と言われたこともあったそう。18歳になり“ちょっと大人になった”彼女は、今作での経験を通じて何を得たのだろうか――?

◆藤ヶ谷太輔×窪田正孝と過ごした日々「毎日が刺激的」

― ドラマから映画に続き、ヒロインを演じきった今の心境を教えてください。

飯豊:藤ヶ谷さんや窪田さんの空気作りに助けられて、乗り越えられたなと思っています。現場も和気あいあいとしていて、誰も止められなくなるくらい盛り上がっていたので、そのおかげで私も気が楽になりました。プロフェッショナルなお2人を近くで見ることができて、「私もこういう大人になりたい!」ととても勉強させてもらったなという気持ちです。

― 藤ヶ谷さん、窪田さんから、刺激を受け続けた日々だったと。

飯豊:本当に素晴らしいものを見続けさせていただいたので、毎日が刺激的でした。実際は10歳離れていて、最初は「私で大丈夫かな?」ってすごく怖かったんですけど、お2人は本当に優しくて、台詞を間違えても「何回でもやるよ」って言ってくださったり。

― 映像で観ていると、10歳離れているということを忘れていました。キラはどんどん顔つきまで大人になっていくので、同級生にしか観えなくて。

飯豊:本当ですか!?よかったです!!「台詞を間違えられないな」とかプレッシャーを感じるところもあったので…。実際はすごく間違えてばっかりでしたけど(笑)、撮影ではキュンキュンもいっぱいさせていただきました。

◆恋愛観に共感「相手は困っちゃわないかな?」

― その雰囲気が、演技にも反映されていたんですね。キラは色々な葛藤を抱えたキャラクターでしたが、共感はできましたか?

飯豊:しました。それに、一番の理解者でいたいなと思って演じていたんです。キラちゃんは樫野くんに対して、「本当に大好きだから好きって言えない」っていう葛藤を抱いていたんですけど、それ私も分かるんです。

― 特に、恋愛観に共感できたということでしょうか?

飯豊:はい。「自分が好きって言ったら、相手は困っちゃわないかな?」とか思っちゃうタイプなので。ただ、切ない演技が多くて、逆にやりやすかったです。ハッピーなお芝居をするよりも、気持ちが入りやすいんです。

― 普段の飯豊さんは、とてもハッピーなイメージですが…。

飯豊:よく言われます(笑)。でも、全然なんです。例えば、教室でワイワイするシーンとかすっごい苦手ですもん。今どき言葉とか「やばくない~?」とか、私が言うとリアリティがなくて苦戦しています。そういう役のときは、「できるかな?」って不安なので、街に繰り出して女の子を観察しに行きます!ほかにも、寝起きのシーンとかは、電車でうたた寝してる人をずっと見たり。パッと起きる瞬間とか、リアルな反応は本当に寝ている人しかできないので、よく観察していますね。

― すごい!『MARS』で、実際に観察結果を活かしたシーンはありますか?

飯豊:樫野くんが差し出した手に、私が手をポンと置くシーンがあるんですが、そこは結婚式とかカップルをイメージしました。

― そうだったんですね。すごくキラキラした温かいシーンでしたよね。

飯豊:キラキラ過ぎて、撮影が終わった後の記憶がないです(笑)。結構遅くまで撮影していて、毎日大変なスケジュールの中だったので、あの幸せムードに癒やされました。

◆藤ヶ谷太輔とのラブシーンに苦戦「自分なのにドキドキ」

― 藤ヶ谷さんとのシーンといえば、ラブシーンも素敵でした。現場は、かなりピリピリムードだったとお伺いしたのですが?

飯豊:確かに、ピリピリ感はあったかも…。みんな、どこから撮ったら1番綺麗に見えるだろうって細かく、時間をかけて丁寧に挑んでいたからかもしれません。

― スクリーンで観たときは、いかがでしたか?

飯豊:「早く終われ、早く終われ」って(笑)。

― (笑)。恥ずかしい?

飯豊:お芝居しているときは全くそんなこと思わないのに、スクリーンで観ると(照)。結構濃厚なシーンだったので、自分なのにドキドキしちゃいました。現場では「自由に演技してください」って監督に言われて、どうしたらいいか分からなくなってましたね。カメラが回っているのに私の手が固まっちゃって、「手が動いてない!」って言われたことも(笑)。苦戦しました。

◆飯豊まりえが語った“夢を叶える秘訣”

― とても綺麗なシーンなので、ひとつの見どころですね。今回、過酷なシーンも多かったかと思いますが、この現場から得たものを教えてください。

飯豊:泣きのお芝居がすごく多くて、そこから色々なことを学ばせていただきました。人間らしい動きを大事にしたいと思って、ト書きもあまり読まずに感覚で演じてたんですが、勘だけではやってはいけないなと今回分かりました。経験を積んでいる藤ヶ谷さんや窪田さんを見て、「私もこうやってやらなきゃダメだ」って。ほかにも、(稲葉)友くんとか(山崎)紘菜ちゃんからもたくさんの色をいただいのたで、それを混ぜて、自分の色を作っていきたいなと。ここからが1つのスタートラインです。

― では、そんな飯豊さんが考える「夢を叶える秘訣」は何ですか?

飯豊:今やってることは、きっと未来に繋がっているから「それでいいんだ」って自分を信じることです。夢が叶う根拠はないけど、叶わない根拠もないから、今を信じていれば大丈夫。

― それは、飯豊さん自身も実感することですか?

飯豊:そうですね。日常で「こうじゃなかった」って思うことって誰でもあると思うんですが、時間が経てばそれも「あのとき経験してよかった」になると思うんです。自分の周りにいる人達も含めて、全部が未来に繋がっているから、今を大切に。私もそういう気持ちでいるので、みなさんも大丈夫って思ってほしいです。

― ありがとうございました。

◆「ここからが1つのスタートライン」

「現場にいる時間が多かったので、撮影中はずっとオンになっていた気がします」。

すべてを注いだ飯豊は、きっとこの作品から色んなものを吸収した。17歳から18歳。少女が少し大人になった瞬間、「ここからが1つのスタートライン」。彼女の中に新たな決意が芽生えたのだろう。今回の経験が、彼女の女優人生に大きな影響をもたらすことは間違いない。(modelpress編集部)

■飯豊まりえ(いいとよ・まりえ)プロフィール

生年月日:1998年1月5日/身長:167cm/血液型:B型/出身地:千葉県

2008年に『avex kids×ニコ☆プチ公開モデルオーディション』にてグランプリを受賞し、雑誌『ニコ☆プチ』でモデルデビュー。2011年、姉妹誌にあたる『nicola』に移籍し、瞬く間に看板モデルへと成長。2013年は同誌最多9回の表紙を飾り、2014年1月号では異例の単独表紙も務めた。昨年8月より『Seventeen』に専属モデルとして加入。

女優としては『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(フジテレビ系/2015年)、『獣電戦隊キョウリュウジャー』(テレビ朝日系/2013年)、『学校のカイダン』(日本テレビ系/2015年)『MARS~ただ、君を愛してる~』(日本テレビ系/2016年)などの話題作に出演。6月18日には、『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』の劇場版が公開。7月スタートの新月9ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系/毎週月曜 後9:00)への出演も決定している。

■映画『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』

公開日:6月18日
監督:耶雲哉治
原作:惣領冬実
キャスト:藤ヶ谷太輔、窪田正孝/飯豊まりえ、山崎紘菜、稲葉友

<あらすじ>
海で奇跡的に出逢った零(藤ヶ谷)とキラ(飯豊)。過去に心の傷を抱えながら孤独に生きてきた2人は惹かれあい、恋に落ちる。

そこに、零の死んだ弟・聖の親友、牧生(窪田)が現れる。よき理解者であるように見えた牧生は、実は零に特別な感情を抱き執着、キラの忌わしい過去を突き止め、2人を引き裂こうとする。

豹変した牧生の狂おしいほど切ない想いは、純粋すぎるがゆえに残酷な愛へと変わり、零とキラの運命に衝撃的な結末を引き寄せようとしていた─。
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