こんな告白されたい!理想の告白方法

こんな告白されたい!理想の告白方法

最近肌寒い日も多くなってきて、ヌォッ!ぬくもり(彼氏)がほしいです!伊集院チワワです!
人肌恋しい季節に彼氏がいないと…妄想が捗りますよね(寂しげな目をしながら)。

好きな人はいないけれど、彼氏がほしい。
誰か私をこっそり思ってくれている人はいないかな…。

ということで今日は寂しさのあまり、妄想がはかどっています。
「こんな告白されたい!」という、妄想・妄想and妄想なショートストーリーを思いついたので、よかったらお付き合いください。

多少のキモさはご勘弁くださいw
では、さっそく始めたいと思います。


「ピザまん」

学校の帰り道、公園のベンチに座り、タクミとチワワは1つのピザまんを分け合って食べていた。
「マヨコーンピザってどう思うー?」「秋だねー」「蚊がいなくなったねー」など、他愛のない会話を重ねていたらすっかり日が暮れる頃になった。空はオレンジ色に染まり、2人を朱く照らしている。

「そろそろ遅いね。もう帰らないと暗くなっちゃう。」
チワワは遠くの空を見つめて言った。
タクミは「そうだねー」と答えた。

「じゃあ行こっかー」
「そうだねー」
「ねぇ、行こーよ」
「そうだねー」

ーー。

タクミは返事をしているものの、どこか上の空。
具合でも悪いのかと心配に思ったチワワは、
「どうしたの?熱でもあるの?」
と、タクミの顔を覗き込みながら言った。

「熱はない。いや、あるかも。」
「え、大丈夫?はやく帰ろうよ。」
「えー、でも歩くのしんどいわー。あと10分ー。」

ーー。

タクミはチワワの肩に寄りかかった。そして、そのままチワワの太ももに頭を乗せて寝そべった。男女交際など経験のないチワワは困惑した。

「あべろべろべェーーーー!!!!(チワワの心の中の声)」

しかし冷静さを忘れたわけではない。興奮してしまったが、人間の頭って三毛猫より重いのだなと考える余裕はあった。というより、無理にでも冷静を装わなければ慌てふためいてしまい、タクミを地面に落としてしまいそうな気になっていた。
チワワは昔飼っていた猫のジジを咄嗟に思い出し、タクミを地面に落下させることを防いだ。

「ひざまくらってひざに頭を乗せなくてもいいのだろうか。今タクミが頭を乗せているのは太ももだが……。」

とも考えた。しかしこんなことは考えるべきではなかったとチワワは後悔した。
気を紛らわそうと考え事をしたはずなのに、気がまぎれるどころか、逆にタクミを意識してしまい、身体が余計に緊張してしまった。と同時に、チワワは自身の心臓の鼓動が高まり、耳まで紅潮していくのを感じた。

「顔赤いよ。大丈夫?」

タクミは緊張するチワワに気づいているのかいないのか、隠微な笑みを浮かべながら、チワワの顔を見上げた。下から見上げられて二重あごになっていないだろうかとチワワは少し不安に思った。タクミは、チワワの鼻の穴に何か異物がついていることに気づいたが、見て見ぬフリをした。

「え?赤い…?夕日のせいじゃない?」

チワワは、バレバレの嘘をついた。そんなバレバレの嘘をついてしまった自分がおかしくて、言ったあとに少し笑ってしまった。しかしその笑みはどこかぎこちなかった。チワワの鼻の中の異物がひらりと揺れた。

「ひざまくらって気持ちいいんだな。低反発だ。」
「なにそれ、デブって言いたいの?」
「そんなこと言ってないじゃん。ずっとここでこうして、ずっと……。」

沈黙が落ちた。

「……。」
「ずっと、一緒にいたいなって思ってさ。」
「……。」
「すっ…」

じっと瞳を見つめるタクミに怯み、一瞬目をそらしてしまったチワワだったが、彼の言葉が揶揄(からか)いではないとわかって、すぐに視線をタクミに戻した。

「私も、すっ…」
「すっ…」

ーー。

ピザソースのように朱く染まった空は、ほんの数分で宵の群青色と混ざり合い、ブルーベリージャムのような甘い色へと変わっていった。鼻の中の異物は、いつの間にか消えていた。


最後に

全部読んでくれてありがとうございますw
いやー、こんな感じで男友達と一緒に下校して、普通にピザまん食べててその流れでっていうの、リア充っぽくて最高じゃないですか?

はぁああ。あああああ(妄想中)。楽しい妄想小説を書かせてくれてありがとうございます。

ではでは、チワワでした。

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