クラシカロイド 第1話「 ベトとモツと音羽館 」【感想レビュー】

クラシカロイド 第1話「 ベトとモツと音羽館 」【感想レビュー】

おいおいまたNHKがえげつないのをぶっ込んできたぞという感じなんですが、視聴なさった皆さんの、視聴後の第一声はどんなんだったでしょうか?


冒頭から失礼しました。夏の「 スカーレッドライダーゼクス 」「 腐男子高校生活 」「 91Days 」に引き続き、この「 クラシカロイド 」「 終末のイゼッタ 」「 刀剣乱舞-花丸- 」を担当させていただくことになりました、井之上と申します。


もの凄い製作陣がもの凄いキャスト集めてもの凄い音楽プロデューサー連れてきまくったアニメと前評判も高かった「 クラシカロイド 」。


その第一話のあらすじと感想を書いていこうと思います!


■クラシカロイド ♪01「 ベトとモツと音羽館 」

本来なら華族の血を引いた良家のお嬢様であるはずの音羽歌苗は、女子高生にして苦労人。


祖母から引き継いだ財産は父親が研究のために食いつぶし、唯一残っていた形見の洋館・音羽館も差し押さえられて取り壊しを待つ身となっていた。


しかしそんな音羽館に半ば強引に住み着いている二人の不審者(?)、ベートーヴェンとモーツァルト、そして歌苗の幼馴染である奏助によって、取り壊し当日でさえも騒動は止まらない。


やがて鉄球によって壁の一部が崩されたとき、ベートーヴェンの”ムジーク”が発動する。






■「NHKの本気」がやってきたぞー!!

番組視聴開始5分くらいで、「おいおいまたNHKがえげつないのをぶっ込んできたぞ」という冒頭の感想が浮かんだわけですが、皆さんはいかがでしたか?


筆者としては「これがNHK……!日本ひきこもり協会とも謳われし、不意打ちで教育番組の中にオタクへの吸引力を持つ作品をぶっ込んで沼に落としていく結社の威力……!」という感じでした。


ふしぎの海のナディア 」「 カードキャプターさくら 」「 飛べイサミ 」、その他天才てれびくん内で放送されていた「 ジーンダイバー 」や「 恐竜惑星 」でオタク世界の扉が開いたという人も多いのではないでしょうか。


この「 クラシカロイド 」、ある意味でその列に並ぶのではないかと思ってしまうほどのインパクト。


特に謎の力”ムジーク”の発動した瞬間がまるで夢の中の出来事をそのまま視覚化したような映像なので、映像美を楽しみたい人は是非どうぞ!!


■天才!だからこそ変な人?

作品に登場するベートーヴェン、そしてモーツァルトが実際に史実に登場する同名人物とどう関係しているのか、今はまだわかりません。


しかし間違いなく、史実に残っているご本人たちのアレな部分はしっかり再現されていると言ってもいいのではないでしょうか!


番組開始早々、音楽よりも先になぜか餃子作りに勤しみ、それ以降もとにかく執拗に餃子の焼き加減を語りまくるベートーヴェン。


餃子を焼くためによく分からない火炎放射器まで発明、設置する始末。演じている杉田さんが楽しそうでなによりです。


ベートーヴェンご当人も好きなものにはとにかく目がなく、ワインはそりゃもう大量に飲んでいたそうです。あと、コーヒー豆は必ず60粒を数えて挽いていたという話なので、面倒そうな人柄が分かりやすいかなぁと思います。


さらに言葉の端々に出てきた「運命」、そして餃子を焼いているときにも登場していたメトロノームの重用もご当人の逸話よるものだと思います。

このぶんで行くと、モーツァルトはかなりお下品な言葉を口にしまくる可能性が高いですがそこはどうするんだ本当に。


■舞台「音羽館」の美術面にも魅力あり

画像引用元:youtube.com


キャラクターの突飛な言動や性格に反し、舞台となっている音羽館の装飾はこれでもかというほど音楽要素が散りばめられてその意匠が目を惹きます。


屋根の鍵盤や窓のヴァイオリン、門のト音記号は特に気付きやすい配置になっているので音楽に馴染みのない人でも「お?」と思える部分かと思います。


しかしそれだけでなく、ドアのノブや階段の手すりなど、ちょっとした部分にも「あ、シャープ」「あ、ヘ音記号」「これフォルテかな?」など、非常に細かくデザインされているので気になる人はぜひチェックしてみてください!


とまぁ、いろいろ書きましたが。


しょっぱなから音楽ではなく餃子を皮から作る工程が流れたり、餃子を焼くために洋館が内部から爆発したり、重機と自動オルガンが変形&合体して舞踏会を模したダンスを踊ったりするもの凄いアニメでした。このアニメのジャンル区分に困惑する。


しかし先読みができない面白さは間違いありません!


今後は様々な作曲家の名前を持つキャラクターが続々登場予定ということもあり、軽度のクラシックファンとしても、いったいどんなアレンジを加えられた”ムジーク”が発動するのか楽しみにしていきたいと思います!



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(あにぶ編集部/井之上)
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