ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマーシリーズの幻になりつつある珠玉の名盤とは
珠玉の名盤。それは「ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー ~ビーストウォーズ・トランスフォーマー・ソング・ベスト」!
1999年に発売された前世紀の商品なんですが、未だに「ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー ~ビーストウォーズ・トランスフォーマー・ソング・ベスト」は名盤ではないかと思っております。
このCDは、1997年放送の「ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー」から1999年の「ビーストウォーズメタルス超生命体トランスフォーマー」までのビーストウォーズシリーズ4作品の主題歌を揃えたベストアルバム。本シリーズの主題歌達が名曲揃いなので、今回はシリーズごとにおすすめの曲を紹介させていただきます。
■ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー
シリーズ第1弾のゴリラから変身するコンボイが主役の3DCGアニメ作品。本作のオープニング曲がアルバム6曲目の「WAR!WAR!STOP IT」です。下町兄弟というユニットのMC、BANANA ICEさんによる聞きやすくて、耳にも残り、しかもしっかりアニメソングでもあるラップソング。そもそもアニメの1シリーズ目からこんな挑戦的な曲をぶつけてきたことに驚かされます。放送では、声優陣が本作を歌うエピソードもありました。
ちなみにBANANA ICEさんはアニメ「ドンキーコング」でファンキーコング役も努めてました。声優もしちゃうとは芸達者です。
曲のタイプは全然違うのですがED曲であるアルバム8曲目「FOR THE DREAM」もオススメです。熱くも切ないヒーローソングとして、OPとはまた違った魅力の一曲です。
■ビーストウォーズセカンド超生命体トランスフォーマー
シリーズ第2弾だけど、話はつながってないし、こちらは日本制作なうえセルアニメ作品。ホワイトライオンから変身するライオコンボイが主役のシリーズです。本作の前半と後半のオープニング曲をどちらも務めたのがCyber Nation Network。ボーカルのSisterMAYOさんの芯の通った鋭い歌声が魅力的な、アルバム4曲目「GET MY FUTURE」、アルバム11曲目「SUPER VOYAGER」はどちらもオススメです。
SisterMAYOさんといえば、他のアニメ作品「ジャングルはいつもハレのちグゥ」や、さらには特撮「魔法戦隊マジレンジャー」などでその歌声を聞いたことがある人も多いはず。
■ビーストウォーズネオ超生命体トランスフォーマー
シリーズ第3弾は、セカンドからの地続きの物語として描かれるセルアニメ作品。マンモスから変身するビッグコンボイが主役です。子ども向けな本編の内容に反して、主題歌は大人な雰囲気。アルバム3曲目のOP曲「Love For Ever-君を守るために-」もアルバム15曲目のED「手の中の宇宙」も、宇宙を巡る本作にふさわしい壮大な曲となっています。
■ビーストウォーズメタルス超生命体トランスフォーマー
2シリーズ越しで放送となった「ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー」の続篇。ハードめな3DCG映像で送る海外制作作品ながら、日本ローカライズにおいて声優さんのコミカルなアドリブ芸が加えられ、陰陽のバランスが原版とはかけ離れた出来となり伝説ともなった作品です。そんな作品ですが、本作の主題歌は真面目に熱い!前期後期共にOPを務めたのは影山ヒロノブさん。
前期OPに起用されているアルバム1曲目の「魂のエヴォリューション」は、ヒーローアニメらしく歌詞も歌声もかっこいい曲です。後期OPの「千年のソルジャー」もオススメなのですが、残念ながらアルバムリリース時はまだ放送中で未収録となっています。残念。
■ビーストウォーズ劇場版シリーズ
そして、収録作品が実はこれだけじゃないのがまた重要。こちらのCDには当時劇場版として映画館で上映された「映画版ビーストウォーズスペシャル」や「ビーストウォーズメタルスコンボイ大変身!」などで起用された主題歌も収録されているのですが、これがまた名曲ばかり!マイナーソングで終わらせるには本当にもったいない曲が多いのです。中でもアルバム12曲目「あの夢の彼方へ」が意外な泣かせ曲!歌っているのは、アニメや戦隊シリーズの主題歌で活躍する高取ヒデアキさんと実弟の高取伸和さんのユニット「COA」。
映画でもちょっとしか流れなかったし、映画自体もVHS化以降ソフト化がされていなかったりと不運な状態ですが、知らないでおくのは本当に惜しい、染みる曲となっています。
以上、ざっとオススメ曲を紹介させていただきました。
なんで、今こんな話題を取り上げるのかといえば、私自身が今このCDを探しているから!携帯端末に取り込みたいと思っているのに聴き込んでいた当時はMD時代。今となってはこのCDも実家を探せば必ずどこかにあるはずなんだけど探すのが大変だし、面倒だから買い直しちゃった方が早いかなぁ、と迷っている最中なのです。
そんな感じで未だに聞きたくなる名曲揃いのアルバムです。是非知らなかったという人は、入手方法がなくなる前に早めの入手を推奨致します。
【あにぶ座談会】第1回『ロボットアニメ&2014年夏アニメ』の巻-その2
(あにぶ編集部/ネジムラ)
1999年に発売された前世紀の商品なんですが、未だに「ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー ~ビーストウォーズ・トランスフォーマー・ソング・ベスト」は名盤ではないかと思っております。
このCDは、1997年放送の「ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー」から1999年の「ビーストウォーズメタルス超生命体トランスフォーマー」までのビーストウォーズシリーズ4作品の主題歌を揃えたベストアルバム。本シリーズの主題歌達が名曲揃いなので、今回はシリーズごとにおすすめの曲を紹介させていただきます。
■ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー
シリーズ第1弾のゴリラから変身するコンボイが主役の3DCGアニメ作品。本作のオープニング曲がアルバム6曲目の「WAR!WAR!STOP IT」です。下町兄弟というユニットのMC、BANANA ICEさんによる聞きやすくて、耳にも残り、しかもしっかりアニメソングでもあるラップソング。そもそもアニメの1シリーズ目からこんな挑戦的な曲をぶつけてきたことに驚かされます。放送では、声優陣が本作を歌うエピソードもありました。
ちなみにBANANA ICEさんはアニメ「ドンキーコング」でファンキーコング役も努めてました。声優もしちゃうとは芸達者です。
曲のタイプは全然違うのですがED曲であるアルバム8曲目「FOR THE DREAM」もオススメです。熱くも切ないヒーローソングとして、OPとはまた違った魅力の一曲です。
■ビーストウォーズセカンド超生命体トランスフォーマー
シリーズ第2弾だけど、話はつながってないし、こちらは日本制作なうえセルアニメ作品。ホワイトライオンから変身するライオコンボイが主役のシリーズです。本作の前半と後半のオープニング曲をどちらも務めたのがCyber Nation Network。ボーカルのSisterMAYOさんの芯の通った鋭い歌声が魅力的な、アルバム4曲目「GET MY FUTURE」、アルバム11曲目「SUPER VOYAGER」はどちらもオススメです。
SisterMAYOさんといえば、他のアニメ作品「ジャングルはいつもハレのちグゥ」や、さらには特撮「魔法戦隊マジレンジャー」などでその歌声を聞いたことがある人も多いはず。
■ビーストウォーズネオ超生命体トランスフォーマー
シリーズ第3弾は、セカンドからの地続きの物語として描かれるセルアニメ作品。マンモスから変身するビッグコンボイが主役です。子ども向けな本編の内容に反して、主題歌は大人な雰囲気。アルバム3曲目のOP曲「Love For Ever-君を守るために-」もアルバム15曲目のED「手の中の宇宙」も、宇宙を巡る本作にふさわしい壮大な曲となっています。
■ビーストウォーズメタルス超生命体トランスフォーマー
2シリーズ越しで放送となった「ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー」の続篇。ハードめな3DCG映像で送る海外制作作品ながら、日本ローカライズにおいて声優さんのコミカルなアドリブ芸が加えられ、陰陽のバランスが原版とはかけ離れた出来となり伝説ともなった作品です。そんな作品ですが、本作の主題歌は真面目に熱い!前期後期共にOPを務めたのは影山ヒロノブさん。
前期OPに起用されているアルバム1曲目の「魂のエヴォリューション」は、ヒーローアニメらしく歌詞も歌声もかっこいい曲です。後期OPの「千年のソルジャー」もオススメなのですが、残念ながらアルバムリリース時はまだ放送中で未収録となっています。残念。
■ビーストウォーズ劇場版シリーズ
そして、収録作品が実はこれだけじゃないのがまた重要。こちらのCDには当時劇場版として映画館で上映された「映画版ビーストウォーズスペシャル」や「ビーストウォーズメタルスコンボイ大変身!」などで起用された主題歌も収録されているのですが、これがまた名曲ばかり!マイナーソングで終わらせるには本当にもったいない曲が多いのです。中でもアルバム12曲目「あの夢の彼方へ」が意外な泣かせ曲!歌っているのは、アニメや戦隊シリーズの主題歌で活躍する高取ヒデアキさんと実弟の高取伸和さんのユニット「COA」。
映画でもちょっとしか流れなかったし、映画自体もVHS化以降ソフト化がされていなかったりと不運な状態ですが、知らないでおくのは本当に惜しい、染みる曲となっています。
以上、ざっとオススメ曲を紹介させていただきました。
なんで、今こんな話題を取り上げるのかといえば、私自身が今このCDを探しているから!携帯端末に取り込みたいと思っているのに聴き込んでいた当時はMD時代。今となってはこのCDも実家を探せば必ずどこかにあるはずなんだけど探すのが大変だし、面倒だから買い直しちゃった方が早いかなぁ、と迷っている最中なのです。
そんな感じで未だに聞きたくなる名曲揃いのアルバムです。是非知らなかったという人は、入手方法がなくなる前に早めの入手を推奨致します。
【あにぶ座談会】第1回『ロボットアニメ&2014年夏アニメ』の巻-その2
(あにぶ編集部/ネジムラ)