ジョン・レノンと私、大して変わりやしない #ふたりごと

ジョン・レノンと私、大して変わりやしない #ふたりごと



生まれ変わったらかぁ...。
それを聞いて『私は貝になりたい』っていう映画を思い出した。壮絶な人生を送る主人公が「生まれ変わるなら深い海の底の貝になりたい」って遺書を残した実話だったよね。
「もう一度自分をやり直したい」じゃなくて「貝になりたい」って言葉に涙が止まらなかったなぁ。
あれを思うと、「もう一度自分になりたい」って思えること自体、しあわせだね。(観たことがない方はぜひ。小説もあります。)
いまを生きるのに必死で、生まれ変わったら...なんて考えたこともなかった
ちなみに私は、いまを生きるのに必死で、生まれ変わったら...なんて考えたこともなかった。そして、いま考えてみても、もう一度自分になりたいとは思わないかな。いまの自分を死ぬまでに十分に味わい楽しむつもりだから、一度で大丈夫!
多感だった10代のころに観て印象に残ってる映画は『今を生きる』。この映画は、私の人格形成に随分影響があったと思う。
誰かの引いたレールの上を歩くのではなく、自分で感じ、自分で判断し、いまを精一杯生きるんだ! っていうメッセージは、私のベースにいまもある。
私が惹かれる4人。昔から変わらない
そして、私が惹かれる人も昔から変わらない。
意志がはっきりしていて、きれいごとを言わず、努力と苦悩に揉まれ、人にどう思われてもいい、という覚悟がある人。
ココ・シャネルと立川談志、吉田松陰、岡本敏子。
この4人は、「いまを生きる」を実行していた人たちだと思う。
自分にそれができていないから、強烈に惹かれる。一方で、本当は彼らも同じ人間で、もしかしたら自分と大して変わりはしないのかな。
インスタに写真をアップするときは、カッコつける

大日方久美子さん(@kumi511976)が投稿した写真 - 2016 12月 1 3:28午後 PST

最近はSNSで発信することで、良くも悪くも人のイメージができあがる。でも、それってあまり意味がないなぁ...って思ってるんだ。
私がInstagramに写真をアップするときは、自分がどう見えるか、どう見せたいか、何を伝えたいかをものすごく考えてるのね。
だからカッコつけるし、写真に余計なものが写り込まないように撮る前に必ず確認するし、光や角度も気をつける。発信する言葉も、もちろんひとつひとつ選んでる。
でも実際の自分は、ずっとInstagramのような状態じゃなくて、服がよれているときもあれば、疲れ切った顔をしているときもある。
シャンパンは大好きだからいつもストックはしていて、飲むときはせっかくだからおいしくいただきたいと、チーズやオリーブを用意する。でも、普段はビールがメインだし、スルメをコンロで直に炙ることだってある。
でもそれをみんなが見たいか? っていったら、正直どーでもいい私の日常じゃない? だから見せてないだけ。
シャンパンをおいしそうに飲む私も私だし、ビールを片手にしている私も私。
笑顔の私も、不機嫌でしかめっ面している私も、人にやさしくできる私も、無関心になるのも私。
いろんなときがあって、それが当たり前の私。
だから、たとえ憧れている素敵な人だって、当たり前のようにダメなときはあるよね、って楽観的に想像しちゃう。
そう思ったら、みんな大して変わらない、っていい意味で思えてくる。だから、無駄にイメージをつけることは必要ないことなのかもなぁ、って思ったんだ。
ジョン・レノンと私。大して変わりやしない!
それに気がついたときに浮かんだのが、20代前半のほとんどを費やすほど夢中になった真心ブラザーズの『拝啓、ジョンレノン』っていう曲。(知らない人がいたら、ぜひ聞いてみてね!)。
久しぶりに聴いてみたら...
「拝啓、ジョンレノン僕もあなたも大して変わりやしないそんな気持ちであなたを見ていたいどんな人でも僕と大差はないのさ
拝啓、ジョンレノンそんな気持ちで世界を見ていたい雨も雲も太陽も時間もめいいっぱい感じながら僕は進む」
まさに、これだった。
ジョン・レノンと私、大して変わりやしない、って。20年前、この曲を聞いて衝撃が走ったはずなのに忘れてしまっていたよ。
そして、私にとって懐メロのように聞くYO-KINGの声はとてもやさしくて大切なことを思い出させてくれた。やっぱり、自分って変わるようで根本はあまり変わらないんだね。
ひーちゃんの根本にあるものってどんなこと?

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