
『あなたがしてくれなくても』みち(奈緒)&陽一(永山瑛太)、原作・ハルノ晴氏との対面に喜び「作品のお母さんですよね!」
俳優の奈緒が主演を務める、フジテレビの木曜劇場『あなたがしてくれなくても』(後10:00~後10:54)の原作者・ハルノ晴氏がこのほど、撮影現場を訪れた。吉野みち(奈緒)と夫の陽一(永山瑛太)との対面を果たした。【写真】奈緒&永山瑛太らが夫婦を演じる『あなたがしてくれなくても』ビジュアル 同作は、ハルノ氏による同名コミック(双葉社)が原作。2017年から漫画雑誌『漫画アクション』にて連載を開始し、話題にしづらいセックスレスの問題に直球で切り込んだ衝撃作として大きな話題を呼んだ。夫婦関係に悩む人たちの思いを代弁するかのようなヒリヒリとした会話劇、禁断の関係を予感させるハラハラしたストーリー展開が魅力となっている。 スタジオを訪れたハルノ氏がスタッフ控え室に案内されると、そこにはスタッフと談笑していた奈緒の姿があった。心の準備ができないままの初対面になったハルノ氏が「本物だ…!」と驚いていると、奈緒からも「はじめまして。この作品のお母さんですよね!」と喜びの言葉が飛び出した。そんな奈緒の笑顔を見て緊張がほぐれたハルノ氏も声を弾ませて、「ドラマ化のお話をいただいたときから、誰がどの役を演じるのかをみんなで予想していたんですけど、みちが奈緒さんに決まったと聞いたときは本当にうれしかったです!」と原作者ならではのエピソードを明かした。 この日は、きょう25日放送となる第7話のみちと陽一、2人のシーンを撮影していて、先に撮影していた陽一だけのシーンをモニターで奈緒とハルノ氏が一緒に見ることに。次第に2人も打ち解けてきて、ドラマの感想などを楽しげに話す場面もあった。その後、奈緒の撮影もスタートすると、一瞬でみちの顔に切り替わったことに驚いて「30秒前まで隣にいたのに、すごいですね!」と奈緒の演技に感激していた。 収録が休憩に入ると、吉野家や新名家などのセットを見学。SNSでもひそかに話題になっている「吉野家の冷蔵庫に貼られているパンのシール」や「新名家のタッパー満載の棚」などをうれしそうに見ていた。新名家で使っている冷蔵庫が偶然にもハルノ氏の自宅にあるものと同じものだそう。冷蔵庫の中身もチェックすると、料理好きの新名が使っているさまざまな調味料や高級志向の食材などを見て「こんな細かいところまで作ってるんですね!」と、美術スタッフのこだわりに驚いていた。 見学の最後には、永山も合流して奈緒と3人で記念撮影。緊張しきりのハルノ氏だったが、和やかな雰囲気に包まれて現場訪問は終了した。ハルノ氏は「スタジオ見学したことでドラマの世界観がグッと近づきました」とコメント。訪問の様子は、ハルノ氏が漫画化してドラマ公式SNSなどで公開予定となっている。
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