
深田恭子、田中圭より片寄涼太を選んだ理由 ドラマ『A2Z』配信前夜プレスイベント
俳優の深田恭子(40)が2日、都内で実施されたAmazon Originalドラマ『A2Z(読み:エイ・トゥ・ズィ)』配信前夜プレミアムイベントに、共演した田中圭、片寄涼太とともに出席。田中が演じた一筋縄ではいかない恋愛観を持つ夫の一浩か、片寄が演じた無邪気で甘え上手な年下の青年・成生か、深田の好みで選んだのは後者だった。【動画】片寄涼太&田中圭にエスコートされる深田恭子 純白のドレスにシルバーのアクセサリー&ハイヒールで姿を現した深田。まず田中にエスコートされ、ピンクカーペットを歩き、途中で田中と片寄がチェンジ。「こんなすてきなふたりにダブルエスコートしていただけるなんて、幸せなひと時でした。久しぶりにお会いして、懐かしさもありうれしかったです」とはにかんだ。 昨年7月に撮影していたという同ドラマは、「第 52回読売文学賞」(2001年)を受賞した山田詠美の同名小説(講談社文庫)が原作。30代女性の年下の男性との恋愛、夫婦の関係、仕事の葛藤をAからZまでの26文字のアルファベットをたどる形で描く、知的でスタイリッシュな大人のラブストーリー。深田は成生と恋に落ち、不倫を飄々(ひょうひょう)とカミングアウトする夫・一浩のことも憎むに憎めずにいる主人公・夏美を演じた。 「一浩(A)と成生(Z)のどちらかを選ぶなら?」と二択に質問に「Z」と答えた深田。「一浩はとても魅力的なんですけど、奔放過ぎてついていけない気がします。やっぱりそこは真面目であってほしい」と、成生のような誠実な人との恋愛を望んでいた。 夫の不倫を知り、夏美も年下の成生と恋に落ちる。「夏美は編集者としてわりと固い考え方をしていたが、成生と出会って、人生の無邪気さ、言葉で説明できないことがあるということを思い出したのかな、と思います。世の中では許されないけれど、一瞬、自由に生きてみたい、そんな時間が夏美には必要だったのかな」と、役柄について語っていた。 その成生は郵便局で働いており、窓越しに夏美を見かけて好意を抱く。「成生のように話したこともない人を好きになったことは?」という質問に深田は“ある”と答え、さらに「テレビや映画を見ていて、この人のお芝居いいな、と憧れることはよくある」と話した。また、一浩の不倫相手である大学生・冬子(堀未央奈)に対して「若いって無敵だな、怖いものがないんだな。その芯の強さに憧れました」と明かした。 同ドラマは日付が変わった3日午前0時から世界168ヶ国で視聴可能となる。「とても独特な恋愛が描かれていますが、さまざまな役柄に自分を置き換えてみるとまた面白い見方ができる作品なんじゃないかと思います。168ヶ国で配信されるなんて、とてもドキドキしております。こんな形でたくさんの方に観ていただけるなんて、いままでになかったことなので、たくさんの方に観ていただけたらいいなと思います」と作品をアピールしていた。
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