
彼とケンカした後にLINEでやってはいけないこと
愛する人とケンカしたあとの、あのザラっとした、なんともいえない心の感触ってイヤですよね。「もう二度と彼とはケンカしない」と心に誓ったにもかかわらず、またケンカしてしまった、と、後悔するのもイヤですよね。でも、ついしちゃうのが若い頃の恋愛でございまして!今回は、彼氏とケンカしたあとにLINEでやってはいけないことについてお届けしたいと思います。ザラっとした心の感触も、後悔する自分もイヤだと思うけれど、最低限、彼氏にやってはいけないLINEだけを押さえておくと、事態は最悪には向かわない(と思います)。さっそく見ていきましょう!彼氏から来るまでLINEをしない彼氏とケンカしたあと「よし、“わたしは怒っている”というのを示すために、彼氏からLINEが来るまで、絶対にわたしからはLINEしない!」と来ている女子!それは事態を悪化させるだけです。男子は彼女とケンカしたあと、どうやって謝るといいのか、わかっていません。また、待てど暮らせど彼女からLINEがないとなると、彼は「やっぱり彼女は俺のことがもう好きじゃないのだろう」と、弱気なことを考えています。だから、たとえば(極端に言うと)、ケンカのあと、お互いにLINEをしないまま1ヵ月が過ぎたとき、彼は「彼女はきっと、俺以外の男と付き合ってるだろう」と思っています。対して彼女は「やっぱ彼のことが好き!好きなのに、彼はなぜLINEをくれないのだろう。わたし泣きそう」と思うのです。というようなすれ違いが、ふたりの絆を強める場合もあれば、そのまますれ違ってフェードアウトの恋もあります。既読スルーする彼、決死の思いで、ケンカした彼女に(ケンカしてご機嫌斜めの彼女に)LINEを送ってきたのです。あなたがまだケンカの後遺症で怒っていても、悲しがっていても、そのときの素直な気持ちを彼に返信してあげてください。男は、機嫌を損ねてしまった彼女に対してどうすればいいのか、まったくわかっていないのです。不機嫌になった彼女を前にオロオロするしかないのが男なのです。だから、彼からLINEが来たら、既読スルーしないで、素直な気持ちをLINEしてあげてください。長文の“壁”を送りつけて返信を要求するケンカの後、まるで壁のようにも見える、スマホ画面にいっぱいの長文を送るのはNGです。“わたしはこう考えています。あなたはどう考えていますか?”というような理屈満載の壁LINEに対して、どう返信すればいいのか。これがさっぱりわからないのが男です。そもそも壁LINEには、テーマが3つも4つもあります。例えば、あのときなぜ私に冷たくしたのか?、今の私のことは好きか?、あの子のことをどう思っているのか?、どうも思っていないのならなぜ彼女とふたりで焼肉に行ったのか?…など。それに丁寧に答えるには、じつはLINEでは無理です。会って話すしかありません。それに、そもそも男って恋愛を理屈で語るのが苦手なんですね。よく男のほうが理屈っぽいと言われますが、それは“平常時において”です。ケンカしたあとという緊急時にあっては、男の理屈は屁理屈と化し、さっぱり役に立たなくなるのです。カップルにおけるケンカの効用とは?彼氏とケンカしたら、2時間くらい間を開けて「さっきは大人げない言動をとってしまってごめんね」とLINEするのがベターです。ケンカの細かな原因を1つ1つ潰したくなる気持ちはわかります。でも「さっきは~」とLINEをするだけで、彼はあなたのことを“理性豊かな年上のおねえさん”と見なします。「彼女がオトナなLINEを送ってきたのだから、俺もオトナになって自分の気持ちにより正直なLINEを送ろう」と思うのです。彼にそう思わせるというのが、“雨降って地固まる”。つまりケンカの効用なのです。(ひとみしょう/作家)(愛カツ編集部)
愛カツ