
異世界のメカバトルが降臨!『機動都市X』×『グランベルム』コラボ開催! 【アニメニュース】
NetEase Games開発・制作のメカバトルゲーム『機動都市X』は、100を超える国と地域のApp storeでおすすめアプリに選出され、日本でもサービス開始以来高い人気を維持しています。Googleのゲームクリエイ […] このニュース記事の本文は、アニメニュースの「あにぶニュース」サイトで更に詳しく読むことができます。ここをクリックしてください。(あにぶ編集部/あにぶニュース)
あにぶNetEase Games開発・制作のメカバトルゲーム『機動都市X』は、100を超える国と地域のApp storeでおすすめアプリに選出され、日本でもサービス開始以来高い人気を維持しています。Googleのゲームクリエイ […] このニュース記事の本文は、アニメニュースの「あにぶニュース」サイトで更に詳しく読むことができます。ここをクリックしてください。(あにぶ編集部/あにぶニュース)
あにぶ2019年夏アニメとして放映された「 グランベルム 」本作は、『Re:ゼロから始める異世界生活』のイラストレーターの大塚真一郎と、同じくアニメで監督を務めた渡邊政治によるオリジナルロボットアニメ。かつては魔法が蔓延していた世界を舞台に、たった一人の魔法使いになるためにアルマノクスという魔法人形を操る少女たちの物語を描いた作品です。今回は13話きっちり見終ったということで…すべての話を見終ったうえでの雑感をまじえた総括をしていきたいと思います!!このページの目次1 『 グランベルム 』のあらすじ2 アルマノクスのド派手バトル展開3 「満月」と「新月」4 よくある要素を集めたもの?5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■『 グランベルム 』のあらすじ画像引用元:(C) ProjectGRANBELMはるかな昔、世界中から魔力が消え去り、人々を豊かにしていた魔法は歴史からその姿を消した。時は流れ、現代。どこにでもいる高校生、小日向満月と、歴史に翻弄されてきた少女、新月エルネスタ深海。やけに月が大きく見えた満月の晩、ふたりは出会う。失われし魔力と魔法人形アルマノクス。そして世界の秘密を知った少女は、決意する――。■アルマノクスのド派手バトル展開画像引用元:(C) ProjectGRANBELM本作のポイントは何と言っても魔法人形・アルマノクスによる魔法を使ったバトル。形状は、二頭身でSDガンダムや魔神英雄伝ワタルようなロボットたちを駆使して、魔法を使って魔術師たちがバトルを繰り広げます。まあぁそれが見応えがあるといいますか…2019年夏シーズンでは1,2位を争うくらいのめちゃくちゃ良作画だと思っています!!!今やロボットアニメというやたらと3DCGに頼りがちですが、今作では2D作画で描かれていてそこもなんとなく懐かしささえ覚えるくらいの出来でしたね。序盤から主人公・満月のアルマノクス、ホワイトリリーがド派手な技をぶっ放して一気に引き込むと、技や武器だけでなく、きっちりと変形の要素を取り入れたり、王道的な展開も忘れないあたりはグッドでした。加えて、グランベルムでは魔術師1人、1人がグランベルムを戦う理由がバラバラで、その理由に対して魔術師たちが全力で顔芸……全力で戦いあうのが最高なんですよね。特にアンナの日笠陽子さんしかり、水晶の悠木碧さんしかり、声優さんがめちゃくちゃくよかったです。■「満月」と「新月」画像引用元:(C) ProjectGRANBELMそしてグランベルムのストーリーの中で段々と明かされていったのが、謎の主人公・満月の存在。なぜ満月はグランベルムの戦いに参加できたのか、なぜ満月は過去の記憶がないのか、序盤で謎だったことがじわりじわりと明らかになっていくのがこの作品の醍醐味でもありました。グランベルムはロボットアニメでもあるんですが、決してロボットが主体というわけでなくそれぞれの人間ドラマがやっぱり見どころだと思います。最終的に満月は、新月の作り出した人形だった…というのがオチなわけですが、満月は終始、“なにもない、空っぽ”と言っているのに対して、新月は“人よりも持て余した力”を持っていることに悩んでいました。この対比的な関係性と「満月」と「新月」の名前の伏線回収までがすごく良くてラスト3話あたりは見ていて、これこそが「グランベルム」の本当の魅力なんだとおもいました。そして物語の中で、新月が満月を守る存在から、共に戦う友達へと関係性が変化していくのも見ていて面白いんです。■よくある要素を集めたもの?画像引用元:(C) ProjectGRANBELMちょっと愚痴…というほどではないけどあえて不満点を挙げるならば、やはりどこか”うーんみたことある設定だなあ”というところから脱却できていないところ。作品としては面白いんですが、それぞれの要素を見てみると、魔法少女同士の命を賭けた戦いやら、美少女同士のロボットバトル。さらにはラストのほうでのガンダムパロディとか…。新しいことをやろうという試みはあれど、なんとなく、うん、これ魔法少女もののにロボットを足しただけのアニメやんみたいなことを思ったのも事実。いやなにを創っても結局は二番煎じでオリジナルを創るということ自体が難しいのはわかるんですが、オリジナルのロボットアニメということでちょっとハードルを上げすぎていったという点はあるかもしれません。もっともっともっともっとロボットアニメが盛り上がってほしいなあと思う今日この頃です。グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」TVアニメ『グランベルム』第7話「ミス・ルサンチマン」TVアニメ『グランベルム』第8話「魔術師になるということ」TVアニメ『グランベルム』第9話「ノクターン、染め上げて」TVアニメ『グランベルム』第10話「もの思う人形」TVアニメ『グランベルム』第11話「たとえさよならが届かなくても」TVアニメ『グランベルム』第12話「マギアコナトス」TVアニメ『グランベルム』最終話「世界で唯一のふたりのために」良作画のド派手ロボットバトルと声優の演技に魅了『グランベルム』<総括>グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』 最終話「世界で唯一のふたりのために」 2 水晶vs新月、完全決着3 魔力を消すということ4 ロボアニメとしての王道的な最終回5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ『 グランベルム 』 最終話「世界で唯一のふたりのために」 画像引用元:(C) ProjectGRANBELM遂に2人になった“ グランベルム ”。人の騎体は、限界を超え激突するが、戦いの衝撃に耐え切れず、その機能を停止してしまう2騎。生身となった新月と水晶は尚も戦いを続行するが、次第に新月は追い詰められてしまう。絶体絶命の新月の前に現れたのは、消滅したはずの満月だった…。■水晶vs新月、完全決着画像引用元:(C) ProjectGRANBELM「全て予め決められていたものだというなら。ここまで私が、導かれたのだとしたらあなたの目的は何?私に何をさせたいというの?マギアコナトス…全ての魔力よ!」家族だったアンナとも殺し合いをさせ、友達だった満月も失い本当に独りになってしまった新月。1体1となった状況で対峙する水晶と新月。「どこから攻撃してくるのか、どこに撃てば当たるのか…見えなくても見えている。ヴィオラカッツェが体になっている」「脳が…世界を捉える!」いよいよ魔術師として、完全に覚醒した新月。「それが魔力。魔術師となり真の魔力を手にした時の感覚。世界の全てが見える、世界の全てを操れる。マギアコナトスが与えているの今まで以上の魔力を、あなたに」画像引用元:(C) ProjectGRANBELMいや…まるでニュータイプ。というかガンダムのパロディ多いな…。お互いのアルマノクスが、激しくぶつかり合い、機体が壊れていくほどの壮絶な戦い。「あなたたちは魔術師に辿り着けなかった。みんなギリギリのところで、最後の最後で壊れてしまう。マギアコナトスのその魔力を目の当たりにした途端、動揺し、乱れ、力を持つことに恐怖し、そして壊れていく」1000年という途方もないときをグランベルムに捧げてきた水晶は、それでもなおプリンセプスの魔女が誕生しないのは、魔術師たちがその重圧に耐えれることがなく壊れていくからだと語る。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM「そして最後には皆言うの…平穏平穏平穏って」平穏や安寧を求める人間に魔術師たる資格などないという水晶は、力こそが全てなのだと、魔力という純然たる力こそが全てなのだと言い放つ。その時、マギアコナトスの魔力にふれ思念体となった満月が現れる。「人は世界を好きにできる力を作り出しながら平穏の為にそれを封印した。それはとても美しいこと。その知恵があることは…その心があることは、とても素晴らしいこと!」ならば、なぜ人間はマギアコナトスの魔力に触れ魔術師になりたがるのか…。だからこそ新月は、魔力を失くそうとしているのだと。満月が新月の人形ならば…満月の叫びは、新月の心の叫び。「ゆるぎない決意だ。迷うことなき選択だ。魔力を未来永劫消し去る!」その強い思いに反応するように、新月の新たなアルマノクスが誕生する。「私と新月ちゃんの想いが形になったアルマノクス」主人公機体の最終フォーム。ロボットアニメで一番熱い瞬間。さらにそこからのOPのBGMというおまけつき!!熱くないわけがない!!必死にファンネルを展開して抵抗するもことごとく潰される水晶。「魔術師になるのは……」あなたは私には勝てない。かつてアンナに言い放った言葉を水晶にぶつける新月。ついに、新月のその刃が水晶のアルマノクスを…水晶を貫く。長かった水晶との決着。しかし、水晶は最期の刹那。言葉を残す。「しかし、お前は消せない…最後に必ず…お前は…お前自身を…裏切るそれが人間だからだその水晶の左手は人間のそれとは明らかに違うものだった。■魔力を消すということ水晶との最後の戦いに勝利し、最後の一人となった新月は導かれるようにマギアコナトスの下へと向かう。その道中で、アンナ、九音、水晶。さまざまな思念体が新月の思いを揺さぶりにかかるが、揺るぎない決意を持った新月は決して動じない。魔力を消すということは、これまでの記憶はもちろん。グランベルムで消えていったものたちの存在そのものを否定してしまうこと。「魔力が失くなればあなた自身の存在も危うくなる。魔術師として手にした魔力を自ら手放すということはそういうこと。誰もあなたを認識しなくなる」それは死というものよりもつらいこと。それでも、新月の心に中には満月がいる。「私の夢も希望も…言葉も想いも全部…新月ちゃんのものなんだよ。私が見ていた未来は新月ちゃんのものなんだよ」満月は決して涙を流さなかった。最後の最後は笑顔でお別れできた。たとえ世界から魔力を失くしたところでまた別の力が生み出され、人間は同じ過ちを繰り返すかもしれない。それでも人間の成長に期待する。「ずっと一人よ。何をしていくの?」『トンカツマンを食べます。そして…満月のことを思い出します。皆さんのことも思い出します』海を見て山を見て本を読んで…やりたいことがたくさん。それは満月が教えてくれた世界の当たり前で、普遍的な日常にある幸せ。「マギアコナトスよ。この世界の全ての魔力よ。私は願う」グランベルムの赤い月は、白い月へと戻り。そして、新たな世界の日々が始まる。その世界では、新月の存在に気付くものはいない。まるで魔力を失った満月のように。新月は気づいた。満月はただの人形なんかではなく、自我を持ち意思が生まれ、満月は「友達」なのだと。最後に新月のクラスに転校生がやってきて物語の幕が下ろされた■ロボアニメとしての王道的な最終回画像引用元:(C) ProjectGRANBELM水晶vs新月最終決着。最終決戦での新月が覚醒して新機体が生まれ、OPが流れて、満月の願いが一つになってホワイトリリーの剣で相手を倒す……。ロボットアニメのパーフェクトな最終回ですよね。見入っちゃいました。最後まで一人で戦うことを選んだ水晶と二人で戦うことを選んだ新月の対比がまたよいんですわ。正直、グランベルムという作品の本質は、人のエゴや思い、人間の光と闇との葛藤です。それらに魔力やロボットアクションといったさまざまなスパイス加えた作品です。やっぱ満月の正体が明かされたあたりから次々とグランベルムや水晶の本当の意味なんかもドミノ倒し式に判明していってノンストップにおもしろかったですね。個人的にはアンナが暴走するあたりもすごく好きです。水晶が最後にいった言葉「必ず最後に裏切る。それが人間だから」ということ言葉もちょっと気になるんですよね…。もしかして最後に出てきた世界では、新月は魔力を完全に消し去れなかった世界とか…?それでも、13話、すごく面白かったです。転校生の顔を映さずに終わらすあのエンディングもちょっと憎かったですね。グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」TVアニメ『グランベルム』第7話「ミス・ルサンチマン」TVアニメ『グランベルム』第8話「魔術師になるということ」TVアニメ『グランベルム』第9話「ノクターン、染め上げて」TVアニメ『グランベルム』第10話「もの思う人形」TVアニメ『グランベルム』第11話「たとえさよならが届かなくても」TVアニメ『グランベルム』第12話「マギアコナトス」グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」 2 水晶の正体3 満月が戦う理由4 水晶と満月・新月との対比5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」 画像引用元:(C) ProjectGRANBELM満月の想いを胸に最後の戦いに臨む新月。魔術師に足る者などいないと証明するために戦う水晶と、この世から魔術を無くすために戦う新月と満月。激しさを増す戦闘の中で新月は、水晶に捕まってしまう。満月が必死に助けようとするも、新月は水晶の放ったビームに飲み込まれてしまうのだった…。■水晶の正体画像引用元:(C) ProjectGRANBELM満月の願いを受け、いよいよ始まる水晶との最後の戦い。「封印された全ての魔力がその主を待ち望んでいる」マギアコナトスが最後の舞台にしたのは、全ての魔力の結晶体が封印されている地。魔術師には代々、「“人は太陽によって生かされ魔術師は月によって生かされる”」という言い伝えがある。それは人々が魔力に魅入られ、力を与えてしまうことを恐れた太古の魔術師が魔力を封印したが、それでも人々はなおも魔力に魅入られたということの例え。1度魔力に魅入られてしまえば、決してその力から逃れることは出来ない…。遅いかかる水晶に満月とともに対抗する新月。「私が…プリンセプスの魔術師になる為に」そのために”共に戦う”のだと。2体で相手にしても、拮抗を破れない。共闘なんか狡い。手段を選ばないその様こそがまさしく人間なのだと、罵る水晶。「いいよねぇ…それでこそ人間、それでこそ魔術師。利己的で、汚くて…卑怯」これまでの自分自身に言い聞かせているようで、マギアコナトスに選ばれた新月を羨ましがるような口ぶり。これまでの新月は迷いながら、相手にしたくない相手と戦ってきた。キャンプ場であらためて満月に言われた「魔力を無くしてほしい」というその覚悟に、新月ももう迷いはない。「私はね、全ての能力を兼ね備えているの。力、技、速さ。魔力を持つ者に必要な全て。魔術師にとって必要な…全て!」それなのになんでマギアコナトスは自分を選ばないのか…。アルマノクスは、その強さ、速さ、全てを誇示するように新月のアルマノクスを圧倒していく。「マギアコナトスが誕生した1000年も前から私は命を受けている」やはり水晶は、ただの人間ではなかった。水晶はマギアコナトスから命を受け、グランベルムに参加する魔術師たちが、本当に魔術師たる人間たちが試練を与える存在なのだという。「それが私に与えられた1000年の命。それが証明された時、私はプリンセプスの魔術師となる」「私以外に私はプリンセプスの魔術師にふさわしい人間はいないと、何度も証明してきた…何度も何度も何度も何度も!!!!!」なのに…。「グランベルムは続いている」 「だからむかつくっていっているの」画像引用元:(C) ProjectGRANBELM一瞬の隙を突こうとする新月の攻撃に対して、水晶は満月を盾にしようとする。…しかし、今の2人にそんな小手先の戦いなど通じない。なんとか体制を立て直す新月と満月だが、水晶はファンネ……自動追跡型のビーム兵器を展開する。私がマギアコナトスの加護を受けているからこの力があるというも、新月はマギアコナトスの加護を受けているならば魔術師になれているはずとバッサリ。「マギアコナトスは待っているのです。自らの主を、1000年の命を受けあなたという試練を乗り超えた魔術師を」水晶はマギアコナトスに利用されているだけの存在であり、水晶を超える存在こそが本当に待っている存在なのだと。それでも水晶は、マギアコナトスから愛されている新月を倒せば自分が認められると信じている水晶の攻撃は、新月のアルマノクスを跡形のなく砕くのだった■満月が戦う理由画像引用元:(C) ProjectGRANBELM新月を失った悲しみで我を忘れて暴走を始める満月。水晶は「プリンセプスの魔術師になる人間が、自分のことや友人のことしか考えられないなんてふさわしくない」と言い放つ。世界のことを考えるべき魔術師こそがプリンセプスの魔術師にふさわしいのだと。「私は好きな人を守りたい、誰かの役に立ちたい、誰かのために頑張りたい。それだけ」なにも持たなかった人形の自分が生きた証であり、生きた意味。「あなたは人形なのよ、新月が生み出した、新月の心を折るため、新月の試練に利用されたただの人形なんだ」「違う!私は人形なんかじゃない!! 私は新月ちゃんの思いの結晶なんだよ! 悲しみ、苦しみ、願いが詰まった人形なんだよ!新月ちゃんの心が折れないように私の心も折れない!!」ただの空っぽの人形じゃない。新月の映し鏡であり、新月の思いが生み出した、新月の心。それが満月。そして、砕かれたはずの新月が…姿を現す!ジーガンロンに搭載されていた“透明になる魔法”を使っていたのだ。全てを見越していた満月の決死の囮作戦。「もう人形になんの希望もないのに!!」新月が勝てば自分が消える存在なのになんでそこまで頑張れるのか、ずっと一人で戦ってきた水晶にとっては誰かのために戦うことがわからない。満月は気づいている。世界から魔力がなくなっても、当たり前にある世界の素晴らしさに、誰かの笑顔で、誰かの思いで世界は満ちているということ。魔力なんかなくても、人は希望をもって生きていける。満月の体を張った囮作戦で、今度は満月がくだけちったのだった…。■水晶と満月・新月との対比画像引用元:(C) ProjectGRANBELMあーーー!!いいっすねー!これぞラスボス戦という感じがしてワクワクします。人形であると知って希望を失った満月だからこそ気づいた、世界の当たり前の素晴らしさ。その思いを受けづぎ、満月のために魔力をなくすと迷いを断ち切った新月。1000年間、自分のためでもなく、他人のためでもなく延々と孤独に戦ってきた水晶と2人との対比。互いの主張をぶつけることがメインの回でした。あまり説明も不要でしょう。なにかも正反対同士のこの2対1。満月を失った新月はプリンセプスの魔術師になれるのか。グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」TVアニメ『グランベルム』第7話「ミス・ルサンチマン」TVアニメ『グランベルム』第8話「魔術師になるということ」TVアニメ『グランベルム』第9話「ノクターン、染め上げて」TVアニメ『グランベルム』第10話「もの思う人形」TVアニメ『グランベルム』第11話「たとえさよならが届かなくても」TVアニメ『グランベルム』第12話「マギアコナトス」グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ「 グランベルム 」 第11話「たとえさよならが届かなくても」 2 新月と満月3 選択することはなにかを捨てること4 新月の選択はどっち?5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ「 グランベルム 」 第11話「たとえさよならが届かなくても」 画像引用元:(C) ProjectGRANBELM自分の存在について悩む満月は、九音の姉である四翠に出会う。四翠と話しをするうちに、心を動かされた満月は、新月にメッセージを送る。一方、新月は自分が願ったせいで満月を苦しませていることに悩み涙する。満月と話をするうちに、堪えきれなくなった新月は家を飛び出すのだった…。■新月と満月『あなたは…』そこに現れたのは呪いをかけられたはずの四翠。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM「あなたに会ったことあるかも。そんな気がします。私ね、ずっと目が覚めなかったらしいんです。眠り続けたままずっと…」「世界って、奇跡の連続だと思いません?お腹が空いたなぁと思って、食べ物を買いに出て、なんかちょっと涼しくて気持ちいいなぁって思って、こっちに来て…そしたらあなたが座っていて」 出会いは奇跡ですね…。なんてARIAも真っ青な恥ずかしいセリフ禁止なことをいう四翠。「まるで誰かが導いてくれているような」そう…四翠の復活の裏には導くものが必ずいるのだ…。『九音って子…知ってますか?』 という満月の問いに四翠は、九音の存在は忘れていた。一方の新月も満月と同じようにマギアコナトスの選択に悩んでいた。子供の頃のアンナとの会話を思い出す。そして、その幸せな日々、後のアンナの嫉妬心による暴走。その全てがマギアコナトスにより作られたもの。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM新月のところに満月から連絡が入る。電話越しに満月は、「私は生まれない方がよかったのかな?」と問いかけてくる。どう答えても、真実ではない質問。アンナの家を出た新月は、寂しさをまぎらわすために考えた。魔力を使えば人形が動き、話し、心を持つことがもしかしたらできるんじゃないだろうか。そんなほんの些細な、とても恐ろしいことを考えたことで、新月は魔力なんてなくなったほうがよいと考えはじめた。魔力は万物の理をねじ曲げる力。人が持ってはいけない力。それを簡単に手に入れてしまったら…。ここからの挿入歌…マジで切ない。しかし、同時に考えてしまった。プリンセプスの魔術師になることができればあなたみたいな存在を生み出すことができるかもと。自分の傍に居てくれる誰かを…私を慰めてくれる誰かを生み出すことができるかもと画像引用元:(C) ProjectGRANBELMごめんなさい…私が強くあれば、マギアコナトスは反応しなかった。ごめんなさい、私がありもしない夢を見なければ…ごめんなさい! ごめんなさいと必死に謝る新月ありがとうとお礼を言う満月新月の心の弱さが満月を生み出したのかもしれない 、それでも私は「なにもないわけじゃない」ということが気付けた。それはクラスメートがご飯を食べてるときに、ふとした会話。満月という、よくご飯をくれた子がいたけど最近会えていないといった会話を聞いたのだ。「なくならないんだよ、なくならない…そう思った」画像引用元:(C) ProjectGRANBELMマギアコナトスが記憶を操作して、存在がなくなったとしても、心の中にはきっと残っている。なにもなかったわけではない。「食べて美味しいとか、何か着たときに暖かいとか、風が気持ちいいとか、夏が暑いとか、嬉しいとか、悲しいとか、頭にくるぞとか、眠いとか。そういうのもさ、なんかすごい。気持ちがあったり、かと思うと無意識に反応するところもあったり…それだけですごいって思う」生きているという当たり前のことがすごいんだと、魔力なんかたとえなくてもこの世界には素敵なことがあふれているんだと。そんな当たり前のことに気づくことができた、だからこの世から魔力をなくしてほしい…とあらためて新月にお願いをする満月。それが満月の出した答え。「満月がなくなって、新月になる。夜空を照らしていた真っ白な光がなくなると真っ暗闇になるような気がするけど、そうじゃない」 「新月だから見える星、満月だった時には見えなかった星が…だから、満月がなくてもきっと大丈夫」泣けるなああおい…。まさかここでネーミングの伏線を回収してくるとは……。■選択することはなにかを捨てること満月と新月は、寧々のところにある提案をしてに向かっていた。それはみんなでキャンプをすること。グランベルムを前に緊張感のないことをと怒る寧々だったが、その提案を尊重してあげるべきでは?と諭される。「選択することはなにかを捨てること」「結局思い通りにはならない…それが魔術師なんじゃない?」満月は消えることを選び、生きることを諦めた…だから最後の思いで作りに貢献してあげるべきという姉妹たちに…寧々はなにやらまだ考えあるような…。そんなこんなでキャンプへと向かった一同。寧々ちゃんの高所恐怖症というちょっとかわいいところが見れつつ 、新月が絶望的に料理ができないという一面も見れつつ…という最後の対決の前の日常回。しかし、新月は満月の様子を見て、かつてのアンナを思い出してしまう。手先が器用で、頭もよくて、自分にはないものをみんなもっている。でも自分には魔術師としての才能を除けばなにもない。「なにもないことなんてないよ。新月ちゃん教えてくれたんだよ」良いことを言いやがる…。しかし、魔力が不安定なのか、消えかけているのか満月の存在を希望は記憶することができない…。確実に近付いている満月の最期。夕方になり、四翠はとある曲を披露する。それは「もし自分に妹がいたら」という思いを込めた歌だという。魔力でどんなに書き換えても、決して消えることはないんだと改めて実感する満月。キャンプの締めにと花火を楽しむ一同…だったが。満月が花火の光で「バイバイ」と文字を描いた直後に…姿を消す。同時に満月がいたことを、新月を除くその場の全員の記憶から消去される…。それは満月が頼み、寧々の魔術を解いてもらうようにいったんだという…寧々からの魔力供給をうしなった満月はその存在が全員から認知されなくなった。それでも新月だけは、満月が見えるし満月を覚えていたのだ。満月は新月にあらためて「迷っちゃダメ。ちゃんと魔力をなくして、帰ってきて。そうすれば願っていた世界が待っている。一緒にみているよ。私は新月ちゃんの心だもん」魔力をなくして。そして、再び赤い満月が空にあがっていくのだった。■新月の選択はどっち?最後のグランベルムを前に、あらためて満月が新月に対して「魔力をなくしてほしい」と求める。決して自分の存在はなくならない、なぜなら私は新月の心から生まれた存在だから…と。かーーーーーーーーーーーー。切ない…あまりにも切なすぎる回でした。新月がひたすらに謝っているのに、それにありがとうと答える満月。そして、「満月が無くなって新月になる。夜空を照らしていた真っ白な光が無くなると、真っ暗闇になるような気がするけどそうじゃない。星はある。新月だから見える星。満月だった時には見えなかった星が…。だから満月が無くてもきっと大丈夫」この満月と新月の対比。なくなっても見えなくなってもずっとそばにいる…というネーミングの伏線回収ですよ。そしてキャンプでは意外とみんなのダメな部分が垣間見えました、しかし満月はすべてにおいて苦手なものがなく描かれていました。そのあたりも、人間っぽさがないところ を描いていたのかもしれないですね。さあいよいよ終盤戦。新月と水晶の対決は?そして新月は自身と満月…どちらをえらぶのか。グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」TVアニメ『グランベルム』第7話「ミス・ルサンチマン」TVアニメ『グランベルム』第8話「魔術師になるということ」TVアニメ『グランベルム』第9話「ノクターン、染め上げて」TVアニメ『グランベルム』第10話「もの思う人形」TVアニメ『グランベルム』第11話「たとえさよならが届かなくても」 グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第10話「もの思う人形」2 満月の正体3 新月の正体4 明かされていく事実と重たい選択5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ『 グランベルム 』第10話「もの思う人形」水晶にいい様に翻弄され、まともに戦えない満月と新月に九音は、この場から離れるように告げる。水晶に猛攻を仕掛ける九音だが、一瞬の隙をついて水晶が反撃をしかけるのだった…。 画像引用元:(C) ProjectGRANBELM■ 満月の正体突如として人形に変わった自分の姿に戸惑う満月…。「分かった?それがあなたの本当の姿。何もない空っぽの人形」これが満月の本当の正体?「ただの、作られた」 「わかる?あなたのその思いはすべてつくられたもの。最初からそうなるように仕向けらえたもの」満月の魔力も、これまでのグランベルムでの戦いの全ても、マギアコナトスに与えられたものだった…「あなたはただの操り人形。新月が願ったようにうごくお人形さん」自分はなにもない人間…と以前から思っていた満月。その実態は本当になにもない空っぽの作れらた人形。そしてその事実よりも。新月がそれを隠していたことが切ない。それでも戦うしかない…満足に戦えない新月を守るため満月は覚醒した久音とともに水晶に立ち向かう。しかし水晶はすべての魔力を無効化し吸収してしまう。それでも久音の加える攻撃に水晶も魔力をどこかに放出しないと耐えらないところまできていた。久音の魔力は圧倒的でそれは水晶の予想をも上回る量だったのだ。九音の姉・四翠は、勝てないと悟るとわざと水晶に吸収されたのだという…。姉の分まで思いを背負った久音は水晶のアルマノクスを串刺しにし、激しい爆発とともに久音が勝利した。画像引用元:(C) ProjectGRANBELMため込んでいた魔力を維持するのが限界となった水晶はアルマノクスから飛び出してくる。姉とともに水晶に復讐を果たした久音…。水晶に刃を突き立て、水晶は死んだ…に思えた。「人ね……あなたも」刃を突き立てられたはずの水晶は死なないどころか痛くも苦しくもないといい、逆に久音に刃を突き立てた。水晶のアルマノクスの攻撃により…久音がグランベルムから離脱となった。その直後、鐘の音とともにグランベルムの世界が闇に覆われていく。「戦いが…終わる」■新月の正体「こっちだと普通の手なんだね…」グランベルムが終わり現実世界に帰ってきた満月はまるで人形のような手から人間の手になった自分のものを見て呟く。「どうして話してくれなかったの?」それだけが心残りだった…自分は新月のために戦ってきた、それでも新月は全てを知っていて話してくれなかった。そこに寧々がやってくる。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM「私が話すのが戦いの直前になっただけ…」「人形なの?私…人間じゃないの?」「そうね。あなたはマギアコナトスが作り出した人形。その魔力であたかもこの街で生まれ育ったように存在させられた。」記憶や感情でさえもマギアコナトスが創り植えつけたのだという。家に帰ると、妹の希望でさえも自分を認識しはじめなくなる。「どちらをお尋ねですか?」母親も家族でさえも自分のことがわからない。走ってぶつかった人でさえ自分を認知しない空っぽどころかまるで透明人間だ。その姿は鏡にすら映らない。手にしたスマフォからは情報が次々と削除されていく。そして、かつて満月のいた席にはいつのまにか水晶が座っていた。寧々の家に招かえれた満月は完全に憔悴しきっていた。魔力干渉がなくなったことで現実世界での存在が不安定になっている満月は、寧々の力で一時の安定を手に入れるもこれでは根本的解決にはならない。人形である満月にはプリンセプスの魔女になる資格はない、現状はプリンセプスの魔女の資格があるのは水晶と新月の2人のみ。水晶との戦いで敗れた久音はアンナと同様に、全員の記憶から消されていた。しかし、それはなぜなのか。グランベルムは全員で戦ってきたもの、しかし、それこそがマギアコナトスによって誘導させられていたもの。マギアコナトスによって魔力を与えられ、マギアコナトスによって戦わされ、マギアコナトスによって存在そのものを消され、マギアコナトスによって命さえ落とす。それこそがグランベルムの真の目的。水晶は語る。魔力とは人間にとって過ぎたる力。それを持つ人間はそれ相応の心と強さをもったものでないといけない。単なる私欲のために力を行使するものではないのだと。かつて魔力が溢れていた世界とは違い、ただ一人の魔力をもつものプリンセプスの魔女とはそれすなわち、神であると。グランベルムとは神になるための試験。記憶を消され、命を奪いあい、あまつさえ親友が人形であると知りながらも神を目指す覚悟あるのかと…水晶は問う。新月はその中でもマギアコナトスに愛された存在だという。「生まれながらに両親がおらず、拾われた先で嫉妬に狂った姉妹に疎まれ、親友が人形であった。それはなぜなのか」「ありえない…」マギアコナトスによって選ばれ、期待された新月は、マギアコナトスによって人生そのものを操られていたとでもいうのか。「そんなことはありえない。グランベルムで勝つことで私がそれを証明する」新月に勝利することで、マギアコナトスそのものを否定しようという水晶。「新月は考えてる…あなたをどうすれば助けられるか」そう寧々は満月に告げる。だからきっちりと新月と話あうべきだと。しかし満月を助けること、それは新月言う「すべての魔力を消し去る」という願いからは反れた願い。自分を助けてほしいということは親友を苦しめることになるのだ。新月の願いが叶ってほしい…でも、空っぽな自分が消えていくのが怖い…。そこに死んだはずの久音の姉・四翠が現れるのだった。■明かされていく事実と重たい選択明かされた満月の正体、新月の存在、水晶の本当の目的とグランベルムの目的。そして満月に迫られた選択。おもてえ……おもてえよ…。新月と満月の願いのどちらを取るかという選択が本当に重いですね…。最終回願わくばマジでハッピーエンドで頼む!!!!!!そして気になるのが水晶の正体。画像引用元:(C) ProjectGRANBELMマギアコナトスの正体や目的について知っていて、久音に刺されても死なず…そして「あなたはまだ…人ね…」という言葉から、考えられるのは満月と同じ「人形」である可能性が高い。しかし人形である場合、いくら勝とうがプリンセプスの魔女の資格はないわけです。そこでマギアコナトスに愛された存在の新月を倒すことで、自分のほうが上だと証明したい…と考えるとなんとなくつじつまがあいそうな気もします。さらに久音の消滅からの四翠の復活はなにをもたらすのか…。グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」TVアニメ『グランベルム』第7話「ミス・ルサンチマン」TVアニメ『グランベルム』第8話「魔術師になるということ」TVアニメ『グランベルム』第9話「ノクターン、染め上げて」TVアニメ『グランベルム』第10話「もの思う人形」グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第9話「ノクターン、染め上げて」2 精霊との対話3 本当のこと4 新たな人形5 水晶の下衆さたまらない6 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ『 グランベルム 』第9話「ノクターン、染め上げて」寧々は魔力の異常な計測値について調べるうちに、その中心に満月がいることを突き止める。一方、九音は姉の四翠の事を考えていたところ、寝っているはずの姉からメッセージが届く。呼び出し場所に向かうと、そこにいたのは、姉に呪いをかけた張本人の水晶だった…。 画像引用元:(C) ProjectGRANBELM■精霊との対話魔力反応を調べるうち、満月を中心として異常なまでの魔力係数を発見した寧々。「まさか…」となにかに感づきます。一方で呪いの元凶が水晶であることを突き止め、姉・四翠との過去を思い出していた九音は一人でグランベルムを戦う決意を固めていた。そんな九音が心配な満月たちだが連絡が取れず、新月とともに次なるグランベルムに備える日々を送る。これまではイメージすることを重要視してきた満月だが、今回はわずかに意思があるという精霊との意思疎通を図るトレーニングに挑戦する。「糸を手繰ってその先にある魔力をよびよせる」しかし満月はその精霊との対話を試みようとすればするほど、例の白い巨大な月を想起してしまう。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM前回のアンナとの死闘を終えた新月は、次回のグランベルムには参加できない。その事実は余計に満月を焦らせる。九音は、グランベルムを前に再度、水晶との接触を図っていた。それは姉がいったとある言葉の真意を確かめるため。「お願い…私を食べて…」四翠は自ら水晶に食べられることを望んでいるだという…。「じゃあ聞いてみるといい…この中にいる魂に…」その吸い込まれるような瞳に九音はますます惑わされていく。「あなたが重荷だった…あなたの面倒を見ることにつかれてしまったの…」まるで本当に魂が自らの体の中にいるかのようにそっと九音に語りかけていく。「魔術師よ…マギアコナトスが選んだプリンセプスの魔術師足り得る少女よその傷を…これから負う全ての傷を抱き締めることでしか――魔術師は生まれない 」■本当のこと何度も何度も精霊との対話を試みる満月だが、やはりうまくいかない。「思い出しちゃうんだよね…なんにもない真っ白なところ」「何もない人が…私の支えになったりなんかしない」 今度は、新月のために、新月を守りたい…という一心で対話を試みる 。その思いに応えるように精霊の召喚に成功する「満月が呼び寄せた、召喚精霊…オルカ」その夜、寧々姉妹たちが新月に接触を図る。魔術師たちが次々と動き始めた夜…グランベルムの幕は再び上がるのだった。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM今回のステージは何も見えない深い深い水中のような場所。前回のダメージはやはり重く、ほとんどアルマノクスを動かすことができない。そんな二人の前に……何者かが現れる。新月をかばうように自分が行くという満月に、新月は「私が行きます!」となにかにおびえるように動かないアルマノクスを無理やり動かし、先陣を切り始める。ほとんど見えない視界の中で、水晶が新月に襲い掛かる。魔力が不安定で満月との通信も途絶える。九音が助けに入るも、どこから仕掛けてくるかわからない水晶の攻撃に新月は苦戦を強いられる。満月も新月を追おうとするが、水晶の精霊にはばまれてしまう。なにかがおかしいことに気付いた九音。魔力を解き放つと視界が晴れていく。そこはいつものマギアコナトスの見守る場所だった。水晶は味方同士で攻撃し合うように罠を仕掛けていたのだ。「3対1だもん、このくらいは許してくれないと。あ、でも実質は2対1か…」 水晶を見つけるとまるでなにかに焦るように攻撃を続ける九音。「分かっちゃうからねぇ…本当のあなたのことが…何もないってことが…」「でしょ?新月」まるで新月がなにかをつかんでいるかのような口ぶりで水晶は語りかける。本当のこととは一体…。「いいわよ…おいで私があなたの鏡になってあげる」それでも新月は動こうとせず、満月を止め、かばい続ける「なにを知っているの?」「新月エルネスタ…頑張って押さえないと全部バラしちゃうよ」水晶は、さらに巨大な精霊・這い寄る者、メデューサを召喚するのだった。 ■新たな人形九音も負けじと精霊をだし水晶に応戦を図る。しかし…。「ボロボロじゃない、心が…そんな揺れた心じゃ…失格」水晶の言葉にどんどんと追いつめられていく九音。そして満月もまた、新月の様子と水晶の言葉に心が揺れていた考えちゃだめだ…と、迷いを振り払うように満月は精霊・オルカを呼び寄せる。水晶の執拗な精神攻撃に最早限界の九音…だったが…すんでのところでかつて姉から託された刀が懐から零れ落ちると、九音は全てを思い出したように、姉・四翠の奏でるピアノの音が頭に響いてくる。トランザム全開!!水晶の精神攻撃を乗り切った九音の逆襲が始まる。圧倒的スピードで水晶を寄せ付けない九音。「分からないの?お姉ちゃんがなんで食べられたか…食べてと願ったか。あなたは騙されたの…お姉ちゃんに!」「お姉ちゃんは…わざと食べられたの…あなたを倒すために!」 衝撃の事実。 九音の猛攻、猛攻、猛攻。覚醒した雪月梅花の力で水晶を倒した…かにみえた…。「どう?綺麗なお人形さんでしょ」 そこには新たな姿となった水晶のアルマノクスが現れたのだった。九音を助けるために満月が特攻を仕掛ける。しかし、逆に水晶の一太刀が満月を貫く。満月の断末魔が夜空にこだまするのだった。 ■水晶の下衆さたまらない画像引用元:(C) ProjectGRANBELM はぁ…水晶の悪役っぷりが凄まじい……実力がある上にいろいろな魔術師の精神を破壊してくるのがなかなかヒール感がビンビンでいいですねえ…ああいうザ・悪役というキャラクター嫌いじゃないです。さて、今回のサブタイトル「ノクターン」とはピアノのための、夜の情緒を表す叙情的な楽曲。らしいです。これはまさしく姉・四翠と九音との精神的な繋がりを指すピアノのことですね。今回は九音の雪月梅花、覚醒回でした。物悲しげなピアノをバックとした戦闘シーンもなかなか乙なシーンでしたが、実際問題、四翠の「食べられる」とはどういった真意があったのでしょうか。おそらくは比喩表現だとは思いますが…水晶を逆に利用するためになにか仕掛けたのは間違いないでしょうが…。もうちょい九音姉妹の過去が知りたいですね。そして寧々が付きとめた満月の正体…とは!cパートでは本当の人形のような異形の姿に変えれてしまった満月ですが…。はたまた水晶の幻覚攻撃なのか…。ああめちゃくちゃ先が気になる!!グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」TVアニメ『グランベルム』第7話「ミス・ルサンチマン」TVアニメ『グランベルム』第8話「魔術師になるということ」TVアニメ『グランベルム』第9話「ノクターン、染め上げて」グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/あにぶ編集部(弥生))
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第8話「魔術師になるということ」2 仕掛けてくる水晶3 「何もない」を背負っている4 満月の正体とは5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ『 グランベルム 』第8話「魔術師になるということ」画像引用元:(C) ProjectGRANBELM水晶と戦う満月と九音は、水晶の不気味な雰囲気に押され、苦戦するも切り抜ける。新月の家で目を覚ました満月は、寧々からのメッセージに気づき、家を訪ねる。昨夜の戦いを振り返るも、寧々からアンナについての記憶が消えてしまっていた。違和感を覚えた新月たちは急いでフーゴ家に向かうのだが…。■仕掛けてくる水晶画像引用元:(C) ProjectGRANBELM姉にかけられた呪いが、水晶によるものと確信した久音。呪いを解けば、グランベルムに負けたっていいと言う強い決意を口にする久音。「人の心に合わせて魔力が行ったり来たり。ころころころころ、次々変わる赤青黄色、群青色。あなたの魔力は何色?」 あくまで久音をおちょくっていく水晶。そして、アルマノクスから強制的に出てきた2人…。そこで、水晶と久音は口付けを交わす…。…と言ったところでグランベルムから目が覚めた満月。「戦いが終了した時に戻る場所をイメージしていないと入ったところと同じ場所に戻されるのです。裸の状態で…」画像引用元:(C) ProjectGRANBELMなぜか一糸まとわぬ状態で戻されるという勝手が悪いリターン方法ですね…。そして肝心のグランベルムの結果は!?アンナに対して、アルマノクスのコアは完全に破壊したという新月。もうグランベルムからは……と言葉を濁す。満月に託した豚型のUSBを回収した寧々。そこには、水晶や魔術師たちのグランベルムの戦いが記録がされており、あからさまに異質の存在の水晶に寧々も怪しさを募らせる。水晶がアンナの元にいた魔術師であると新月が告げると、そんな機体やフーゴ家はとっくに負けていると、寧々にはアンナの記憶自体がすっぽりと抜けていたのだ。恐らくはグランベルムに負けたことで、術者が強力な魔力に耐えきれずに…消滅したと…。久音も、強大な魔力が現実世界に介入してきて、アンナの存在と死を”なかったことにしている”と。実際に、クレアの姉は…アンナからロサへと入れ替わっていたのだ……。魔力の介入が現実世界のことを色々と入れ替えていたのだ…。グランベルムに関して、いろいろと探りを入れている寧々。魔力の出力推移を調べてみるも、そこでは満月たちがどう考えても幻を見せられているとしか言いようのない推移をさしており、ますます怪しさが増す…。さらに、満月たちを脅かす出来事が起こる。あの水晶が満月の学校に転校してきたのだ…。あまりにも堂々と仕掛けてくる水晶に、たじろぐ満月。水晶は「あなたたち三人で共闘してたんでしょ?このままじゃ私だけ仲間外れで、ずるいじゃん。今度は私と組んでくれない?」精神攻撃は基本。満月はグランベルムに参戦する理由は、自身の願いではなく新月のためなんだと、強く拒絶をする。「今は」それでいいよ…不敵に笑う水晶に、なぜ呪いをかける真似を…と迫る満月に、好きだからよ、四翠も久音も…。そして、満月に「あなたはグランベルムに参加する器じゃない」と言い放つ水晶。「あなたにはなにもない」と。全てを見透かしたような細い目…。不気味。グランベルム戦のラストに久音に口付けをしたことについて、姉の魂を食べてあげたのだという水晶。ますます謎な存在ですねぇ…。■「何もない」を背負っている魔力係数と魔術師たちの発言の矛盾がどうしても気になる寧々は、調べてくうちにあることに気づく。お互いの記憶の齟齬がないのだとするならば、ドデカい魔力に対して逆位相の魔力をぶつけることで相殺しあたかも魔力が存在していなかったことにする操作が行われているんだ、と。同時にそんなことが出来るのは、マギアコナトスによって魔力が封印された世界では通常は不可能であることに気づきます。つまりは、いわゆる「マギアコナトスによって魔力が封印された世界」という前提自体が、操作された記憶 であることになるわけです。記憶を消せるということは記憶を作り出せるということ。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM水晶になにもないと言われた満月は、気にしないといいつつも心の中に引っかかる…。改めて日記を振り返ると…その中身はまっさらなまま。まさか、満月の記憶さえも操作されている…と思いきや、はっと夢オチ。明らかに精神的にきている様子な満月。それでも新月の前では「いろいろ言われたけど平気」と強がってみせる。しかし、それさえも「顔を見れば嘘をついていることくらいわかるんだ…」と満月。新月がアンナのことで涙を流していたんだと……お互いにグランベルムを通じて精神的に傷ついている。「もう誰かを巻き込みたくない」と満月にあらためて、グランベルムから手を引いてほしいと促す新月。満月はどうしても水晶に言われたこと引っかかる、何もないからグランベルムから手を引けという言葉。それが新月に言われた言葉とかぶる。「私たちは皆、傷付き、失い、執着し 何かを背負って戦ってきた… 戦うしかなかった」そうすることでしか、私たちは存在意義が見いだせないと。新月にとって自分の魔術師としての才能があるからこそ、それに苦しめられた、だからこそそれがない満月がグランベルムに苦しめられる必要はない。「違うよ。あたしは「何もない」を背負っている。真っ白で透明で…何もないけど、とても重い……「何もない」を背負っている」その強い覚悟に、お互いを否定しあい、再び共にグランベルムを戦い抜こうと誓い合うのだった。そして、寧々の突き止めた異常な魔力干渉の数値。それは満月の家から発せられているものだった…。■満月の正体とはグランベルムの核心にも迫ったような回でした。魔力によって現実世界への介入が行われるという事実が今回で判明したということで、これまでの全ての出来事が否定されてしまう事実が出来上がったわけです。グランベルムの戦う理由、歴史、マギアコナトスの存在。これらは基本、新月によって語られてきたわけですが、これらが全て操作された記憶である可能性もあるわけです。つまり、何が真実で、何が嘘であるか、虚実混じった状態になりました。なによりも気になるのが巨大な魔力係数を感知した満月家と、満月の存在。満月は明らかに他の魔術師とか違い、願ってグランベルムに参加したわけでもなく途中から参加したイレギュラー因子。これまでも満月は自分の記憶にはない記憶が流れ込む描写がありますが…満月の正体とは一体なんなんでしょうか…。気になります!グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」TVアニメ『グランベルム』第7話「ミス・ルサンチマン」TVアニメ『グランベルム』第8話「魔術師になるということ」TVアニメ『グランベルム』第9話「ノクターン、染め上げて」グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第7話「ミス・ルサンチマン」2 新月の決意3 アンナの猛攻4 決着5 アンナの狂気、圧倒的な表現力。そして新月は一体何者なのか■TVアニメ『 グランベルム 』第7話「ミス・ルサンチマン」アンナの母が何者かに襲われ入院したと聞いた新月は、彼女が入院している病院を訪れる。容態が芳しくないと聞いた新月は行方がわからないアンナを倒す決意をする。そして月が昇り、次の“グランベルム”が始まる。新月は、「フーゴの魔石」の凄まじい魔力に強化されたアンナに戦いを挑むのだった…。■新月の決意寧々家で小籠包作りをする姉妹と希望の3人。「控えめに言って親友ね」なんて前回言われいていた関係の希望と寧々ですが、あのアンナの絶望的な終わりから…ちょっと希望のある始まり方で安心…。「あんたのお姉ちゃんに渡して…お守り!」と何か“お守り”を手渡す寧々。画像引用元:(C) ProjectGRANBELMアンナの母親が倒れたことで、病院を訪れた新月たち。誰かが「フーゴの魔石」奪うために…という新月に、クレアは「どうして戻ってきてくれなかたったの?新月がいなくなってから、全部おかしくなった―」と八つ当たりのような責め方をされてしまう…。もうすでに答えがわかっている新月。「他の誰かがアンナを倒してくれないかとずっと願っていました」そうすれば、自分がこの手で倒すことをしなくていい…と。それでも、アンナを自分の手で倒すと決めた新月は、フーゴの魔石を手に入れたアンナでも「自分に勝つことはできない」と自信のような確信とさえ思うことをのぞかせる。その自信の裏には、それに裏付けされた新月の驚異的な魔力の才能があった。新月はその魔力を手に入れるのに…努力をしたがことがないのだという。「なのに…感化され、憧れられ、羨望され、嫉妬され、嫌われ…」そして「憎まれる」そして、いよいよ次の満月の日、グランベルムが近づく。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM「今日は見ていてください…私が一人でアンナと決着をつけます」そう覚悟と決意を口にする新月。そして満月の夜。フーゴの魔石を手にしたアンナのところにクレアが訪れる。よくクレアはアンナの居場所わかったな…もしかして水晶が告げ口でもしたのだろうか。「お母様が前に言ってた。世界で唯一の魔術師になれるのはマギアコナトスに愛された者だけだって…」「お姉様は…愛されているの?」妹にさえ心配されてしまうアンナ…。クレアはただ昔みたく新月と自分とアンナの3人で平穏に一緒にいたいだけ…。「何故こんなことになってしまったのか…自分でも不思議なのです。楽しいこと、やりたかったこと、将来の夢…たくさんあったのに今はもうどうでもよい。グランベルムも魔術師でさえ、どうでもよいと思う瞬間があるくらい」それでも「エルネスタを傷付けたい」もはやアンナを突き動かす原動力はその一点のみ。「あの子がのたうち、苦しみ、嫌な思いに顔を歪め絶望の沼を転がり回る…私が喜びを感じるのはもうその時だけ。あの子の苦しむ姿だけが私を癒やし、幸せを感じさせてくれる」もはやヤンデレってレベルじゃない…。狂気。ストーキングというなのライフワーク。「とっくの昔に壊れているのですわ…私の、心は…」画像引用元:(C) ProjectGRANBELMアンナはそういってクレアの前から消えるのだった…。もはや3人で一緒に手を取り合って歩む道はないのだろうか…。そして再びグランベルムの幕はあがる■アンナの猛攻まるで誰かの煮え滾った怒りを表現するかのようなマグマの荒れ地のフィールドに召喚された魔術師たち。「マギアコナトスが相応しいと判断したのでしょう…今宵の戦いに」「まるで向こうから魔力がまとわりついてくるよう……これなら…」「もう一度言います。あなたは私には勝てません」ついに決着の時。月も赤く大きくそびえている。しかし、フーゴの魔石を手に入れたアンナは、これまでの比ではないような力を発揮する。「そう!!いつもとは!!逆!!ですわ!!!」アンナの高笑いがこだまする。水晶が割って入ろうとしたところを、満月のホワイトリリーが阻止。今回は2人の戦いだと…二人の邪魔立てはさせない。さらに前回の続きといわんばかりに久音が襲い掛かる…。呪いをかけたのは誰!?と迫る久音に、まだわからないの?とニヤリ。水晶が久音の姉にかけた呪いの張本人としては間違いなさそうです。軽く数百倍の魔力が集まっているというアンナは圧倒的な力で新月を圧倒…………いやこれはどうみてもフラグ。「それだけの魔力を使っているということはそれだけ反動も大きいということ」両の腕が弾き飛ばさされるアークナイトグリス。「今日は……本気です」今までは甘かったと…今度こそ確実に倒すという意思表示。そして、新月はついにアンナの魔石をその手で砕いてみせるのだった……。例えどんな魔石を持とうとも、結局は使いこなす側の人間の問題。所詮は………。。ついにアンナを倒した……と思った矢先。強大な魔力とプレッシャーが新月を襲う。「これから!!これから!!これからですわよ!!」「絶望の沼に転がりまわる時間ですわ…このアークナイトレナータの力で」ジーグァンロンがシングァンロンになったように、アークナイトグリスも覚醒しアークナイトレナータとなったのだ。■決着画像引用元:(C) ProjectGRANBELMこのグランベルムの勝者を見届けたいと、寧々から預かった“お守り”という名の通信機器で寧々と連絡を取る満月。そんな中、アンナと新月の戦いはいよいよ最終局面を迎えようとしていた。覚醒したアルマノクスとフーゴの魔石で徐々に追いつめていくアンナは、相反する二つの魔力を特性を駆使して新月を仕留めにかかる。ファンネルような分身まで使いだすチートぷり。新月もここまでか……。「私に精霊を使わせたのです…胸をはってください」なんだこれ………。魔力を際限なく使用するフーゴの魔石を上回るさらなる力を発現した新月。しかし、アンナはそれさえも上回る力で新月に対峙…しかしその目からは魔力の反動か…血を流しながらも復讐に燃える。アンナは新月を追いつめたと…油断したその時。精霊の分身を再構築し、スキをつくり…新月の一太刀がアンナを討った。実際には精霊の再構築ではなく、アンナの温度を操る魔力を利用し蜃気楼を創りその虚像で一瞬のスキをつくったという…どこまでも冷静で、全てが上回る新月に完膚なきまでにされたアンナ…。それでも負けは認められない。「いい加減、自分を許してあげてください。私と違い愛してくれる人がいるんです。あなたは悲観する必要はない。前を見てください」魔術師やそんなものにとらわれる必要はない。そんものがなくても幸せな日々を送れるんだと…。アンナは新月に握手を求める。しかし、それは和解のための握手ではなかった。アンナの最後の抵抗。四肢のちぎれたアルマノクスで新月を滅多打ちにいたぶっていく。新月は虚ろな目で願う。「どうして私が魔力に愛されてしまったのか…マギアコナトスに…。私はこんなに嫌っているのに」下手に魔力があるせいで「感化され、憧れられ、羨望され、嫉妬され、嫌われ…」そして「憎まれ」てきた新月。新月を倒すことが自分の生きる意味だったと泣きながら訴えるアンナ、それがすごく幸せだと。すごく狂気。そして、本当の本当の決着の時がつく。それはあまりにも一瞬。新月が一つ指を動かしたとき…フーゴの魔石は儚くも崩れ去り…アンナはグランベルムから離脱した。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM皮肉にも、幼少のころ新月に魔術師になるように勧めたのはアンナだった…。■アンナの狂気、圧倒的な表現力。そして新月は一体何者なのかアンナvs新月の最終ラウンド……。いやーー日笠陽子さんの演技がエグイ!!!この一点でしょうよ。どんどんとどんどんと壊れていくアンナの狂気、執着心を、あれだけ演じれるのは日笠さんだけでしょうよ。戦闘面の映像演出とか迫力もすさまじかったんですが…いやーアンナの壊れっぷりが本当にすさまじいですね。アンナ自身、前回の自身に魔力がないと知った時点でもう後戻りができないと悟ったのでしょう。新月を追いつめた瞬間の恍惚の表情は…もう。そして、新月の圧倒的な強さの秘密とは!? 自身が望まないほどの強さを誇る新月は、なぜあそこまでマギアコナトスに愛されているのか…新月とは一体何者なのか…。今後はそこに迫っていくのではないでしょうか…。(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第6話「魔石」2 3度目のグランベルムを終えたその後3 真実の過去4 魔力が及ぼす影響とは…?5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ『 グランベルム 』第6話「魔石」寧々の過去を垣間見た満月は、“グランベルム”で戦うということの意味を知ると同時に、その謎も深まり戸惑う。それぞれが戦う理由を知った満月。一方アンナは、フーゴ家に伝わる強力な魔石「フーゴの魔石」を持ち出そうとする。そんなアンナを見限ってか、水晶はフーゴ家を後にするのだった…。■3度目のグランベルムを終えたその後二度目の「グランベルム」を終え、寧々の思念のようなものが流れ込んできたことが不思議な満月。あのグランベルムを行う場所は、一つの大きな魔力が満ちた空間。その魔力に反応しアルマノクスが生み出され、さらにその魔力によって戦っているのだという。「我々はマギアコナトスと魔力によって繋がっているともいえるのです」『じゃあなんで戦ってるの?』 そんなに多くの魔力があるなら、それらを分け合えばいいのではないかと…グランベルムに参加する目的がまだまだ曖昧な満月だからこその言葉。「マギアコナトスがそれを望んでいる。自らを手にする、たった一人の魔術師を望んでいる…そう言われています」実際のところ、新月たちずっとまえから戦っている奴らにもその深い本質まではわからないようだった。そんな二人のもとに……寧々ちゃんが!!よかった…寧々ちゃん生きてた!!!!寧々はグレンベルムで負けたあとも、自分を倒した魔術師の顔や素性が知りたいとわざわざ高校までのりこできたのだ。「グランベルムに負けても奪われるのは戦う資格だけ!」そう語る寧々ちゃん。なるほど、ということは魔力は奪われないということですね。それでも魔力は人に確実に影響を及ぼしているようで、寧々が中学生のような見た目から成長しないのも魔力の影響だという菜々や美々。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM「人にとって魔術は永遠の研究課題ってことね」うーむ…まだまだグランベルムの代償や魔力の代償はまだ未知数ですね。そこに現れる、希望。寧々は「そうね…控えめに言って、親友ってとこね」となんだかデレた様子で紹介。すっかり打ち解けたみたいで何より。「ザ・ウィッチの誕生の瞬間を見てみたいの」だから協力は惜しまないという寧々。グランベルムへの参加資格を失った身だからこそ協力できることがあると告げます。一方のアンナサイド。相変わらず新月に対しての怒りをあらわにしているアンナ。母親からも「マギアコナトスの周りは魔力の濃度が非常に濃い空間。術者が未熟だと…魔力が暴走してしまう」と言われてしまう始末。幼少のころはあんなに魔力を使いこなしていたのになぜ…。グランベルムへは、小さな魔石で参加していたアンナだが、新月はアンナに昔使っていた欠片のような魔石で今でもグランベルムを生き残っているというと、新月と比較されたことでさらに激昂するアンナ。「あの子は魔力に愛されている」母親にそこまで言わしめる、新月は一体どれほどの魔術師なのでしょうか…。アンナの家系に伝わる巨大な魔石「フーゴの魔石」さえあればと嘆くアンナ…。■真実の過去画像引用元:(C) ProjectGRANBELM前回のグランベルムで共闘をとった久音の元を訪ねる満月たち。一応挨拶を…という満月に対して、必要ですか…挨拶なんてものがいつか戦うことになるのに…と。それでもグレンベルムの外ではただの少女たち、戦う理由はない。互いに鍋をつつきながら談笑していると、九音の戦うべき理由、姉の呪いについて聞かされる。それを聞いた満月は思わず、「私だけそんな強い願いとか理由とかないのに…途中から参加して、しかも勝ち残って…」。それでも「ホワイトリリーを操って、自分がイメージしたとおりに戦って、攻撃して…そういうの、できればできるほど嬉しくなる」「“あぁ、私できるんだ”って。“ほかの人ができないことをやってるんだ”って。なんか、ドキドキして興奮して…今も思ってる。“次の戦いまであと何日だろう”って」だんだんと戦うことへの意識の目覚めが芽生え始める満月。元々アンナに使えていた……ふりをしていた水晶。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM突如として、アンナを裏切り始める「とっとと去るがいいですわん、敗者。魔力無き者よ…」自分の家臣のように慕ってきていた水晶から圧倒され途方に暮れるアンナ。新月には未だに勝てず、母親からも見切られ、水晶ですらも自分を見下す…。そんな状況にとうとうアンナは地下室にこもり始める。妹のクレアは姉の状況を見かねて思わず新月に助けをもとめる。早く仲直りしてほしいというクレアの声に新月は何も答えることができなかったのでした。そんな新月を見かねて、満月は新月の家に向かい鍋を振舞う。「私ね昔っから真っ白な夢を見るんだ…。落ちているのかも浮いているのかもわからなくて…ただなんにもなにのが不安で…。」夢まで自分はなにも待たないんだ…と感じている満月に新月は「あなには心がある」と諭すように語りかける。「最近、思うんです…みんな心の中に理想の自分がいる気がするんです。でも現実の自分はたいていそこには追い付いていない。」その理想には決して追い付かない、常に追いかけるもの と考える新月。だからこそ人は成長するのだと。画像引用元:(C) ProjectGRANBELMついにアンナの元を訪れる決意をした新月。「アンナに真実を伝えに」そこへいきなり斧をもって襲い掛かるアンナ…ヤバさにさらに拍車がかかってますね…。「おばさまはあなたにこの家の魔術師として生きる不幸を背負わせたくなかった」アンナの母親はアンナのことを思ったからこそ新月を養子にした…。「この家で生きていけば常に魔術師としての劣等感を味わい続けることになる」なんで自分の力を信じてくれないのか、子供のころからあんなにすごい魔力を持っていた自分のことを。ことの顛末はこうである。アンナの力だと思っていたこれまでの出来事は全て、新月が裏でやっていたことだったのである、それは新月の優しさゆえのこと、アンナは決して優秀な魔術師ではなかった…。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM全ての真実を伝え、それでも母親は「アンナにはもっと他の道で活躍してほしい」と願い、新月もアンナにはそれを願った。新月に子供のころのような笑顔を向けて「あなたならきっと立派な魔術師になれる」と告げるのだった…。ここで終わっていれば、ちょっと悲しいけど美談で終わったかもしれない…。しかし、その優しさはアンナの心をぶち壊すほどには十分なものだった。血まみれで倒れる母親、フーゴの魔石を手に入れたアンナ。結末はどこに向くのだろうか。■魔力が及ぼす影響とは…?アンナの過去に迫る回。EDぶつ切りの衝撃のラスト…。やーべーめちゃくちゃおもしれぇ…。正直ロボットのドンパチがない回のほうがおもしろいんじゃないかとさえ思いますね。アンナは魔術師としての力はほぼなく、全ては新月がアンナのためを思ってやってしまったお節介。「あなたは私には勝てない…」という新月の言葉は全てを知っていたから…。そりゃあ、アンナもぶちギレますよね…。そして始まるアンナの復讐劇…。母親を殺して(?)手に入れた”フーゴの魔石”。今回、グランベルムの新たなルールとして負けても失われるるのは「戦う権利」だけであり、その後もグランベルム参加者に関わっていいような描写がありましたね。つまり、寧々の母親はグランベルムに負けたから記憶を失ったわけではなかったということですね。さらに、久音が魔力を使いすぎて体調を崩していましたし、寧々は魔力の影響で成長が止まったという言い方がされていました。まだ未知数ですが魔力の暴走は、前回の満月みたくグランベルムの空間以外にもなにかしらの干渉があるのは確実ですね。。。フーゴの魔石を手にいれたアンナは………。グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶUruが9月11日にリリースするニューシングル「願い」の収録曲「Scenery」がTVアニメ「グランベルム」挿入歌に決定した。 これは、昨夜オンエアされたアニメ「グランベルム」7話内でサプライズ発表されたもので、大きな展 […]投稿 Uru SG「願い」収録曲「Scenery」がTVアニメ「グランベルム」挿入歌に決定!本日より配信スタート&YouTubeにてコラボMVを公開! は あにぶニュース に最初に表示されました。 このニュース記事の本文は、あにぶニュースサイトで更に詳しく読むことができます。ここをクリックしてください。(あにぶ編集部/あにぶニュース)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第4話「風水師リンフェンフェン」2 大混戦のグランベルム3 裏で行われる魔術師同士の駆け引き4 戦況変化と、満月の気持ちの変化について5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ『 グランベルム 』第4話「風水師リンフェンフェン」満月が体験する2度目の“グランベルム”。それぞれの想いが交錯し、戦いが激しくなる中で、寧々のアルマノクス「ジーグァンロン」が行動を開始する。遠距離攻撃を得意とする「ジーグァンロン」に苦戦する満月たち。そんな中、とある騎体が寧々たちに迫っていた…。■大混戦のグランベルム再び始まった魔術師たちの戦い。マリアの私怨ともとれる猛攻を受ける新月たち…。まだ前回のダメージがぬけない状態の中で猛攻を受け続ける。しかし、そこに久音のアルマノクス・雪月梅花が乱入を始める。そんな乱戦模様が呈する中、さらに寧々のアルマノクス・ジーグァンロンの長距離ビーム砲が炸裂する。威力、規模、さらにはホーミング機能まで備わり、その性能に度肝を抜かされた新月たち。それでもマリアは執拗に新月を狙い続ける。ジーグァンロンのビーム兵器はさらに連用ができるというチートっぷり。しかし、ジーヴァクロの位置確認した水晶が ジーグァンロンと近接戦闘に持ち込む…が、さらにそこに久音までやってきて、グランベルムはかなり混戦模様を呈していく。そんな混戦模様のグランベルムにさらに戦況を変化させる出来事が起きる。月が沈み、あたりは徐々に闇覆われていく。「諦めてください。この闇から逃れることは出来ません」それはグランベルムの終了の合図。目を覚ますと、そこはいつものベッドの上。満月はまるで夢を見ていたかのようなふわふわとした感覚にあった。それでも、『私…グランベルムに参加してよかった』『今、勝ちたいって思ってる。新月ちゃんの願いを叶える為に』そう答える満月。―一方のマリアは、今回も新月を仕留められなかったことに憤慨。水晶を問い詰めるものらりくらりとかわされてしまう。そんな折、クレアは新月の学校がわかったと姉のマリアに告げるのだった…。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM■裏で行われる魔術師同士の駆け引き寧々は、魔力の出どころを探るうちに満月の家に魔術師がいることを突き止め、調査をしようとするも、その怪しすぎる格好から希望に見つかってしまう。そんな中、新月と満月のもとに九音が訪ねてきており、ジーグァンロンを倒すべく「手を組もう」と提案してきていた。「九音はこの攻撃の出処を感知できる。ただ、逃がさない為には援護が必要…」自分は敵の出どころがわかる。しかし自分は敵を倒す力はない…。当然、新月はそれを拒否。でも満月と手を組んでるではないか!と正論パンチを喰らってしまう。 『私は一緒に戦ってもいいと思うけど』前日のグランベルムのように引き分けに終わってしまってはダメだと…今度は勝つんだという強い意志が語る。しかし、そんな作戦も寧々に盗み聞ぎされて、情報が筒抜けになってしまうのだった。満月のわずかな魔術の痕跡を見つけた九音は、満月がこれまでのどの感触とも違う魔力に「あなたは新しい魔術師なのかもしれない」と予想する。ふと、新月が訪ねる。「満月…もしグランベルムが続いて…いずれ私と戦うことになったとしたら、満月はどうしますか?」『その時になってみなきゃ分からない。でもね、きっと…』「『戦うことはない気がする…新月ちゃんとは最後まで』後日、満月の元に現れたのはジーグァンロンの魔術師・寧々だった。果たしてその意図とは……。■戦況変化と、満月の気持ちの変化について画像引用元:(C) ProjectGRANBELM満月が参加した第二回グランベルムが開戦した第四話。前回とは違く、かなりの混戦となった今回のグランベルムは、表と裏、それぞれの思惑が複雑に絡む攻防が行われました。整理するとマリア→新月一筋新月、満月、久遠→寧々のビームを警戒寧々→全員を倒して勝利をといった感じ。水晶の意図が一番謎なんですよね…。マリアの下についてる感じで、実際のところマリアにはあまり信頼を寄せていない感じですよね。まず第一に「ジーグァンロン」の寧々は、自身のアルマノクスの戦闘スタイル的に、チート級のビーム兵器を持ちながらも近接戦闘が苦手ということで、以下にして相手に見つからずに戦うかというスタイルで挑みましたが、久音や水晶のようなサーチャーの存在が疎ましく思っているわけです。そこで寧々は魔術師の痕跡を消しつつ、久音たちに接近したわけですがそこで久音がチームを組む提案を聞いてしまった…というところですが…あえて寧々は正体を隠さず堂々と登場してきました。この意図はどういったところがあるのか…。一緒に久音を倒そうと言う裏切りの提案とか?寧々はこれまで見た目は中学生ですが、「自分は大人」だと言い張ってきました。それが今回の過去回想で少し触れていましたが、寧々が子どもの頃に母親から魔術を使うことをとがめられる描写と「お母さんが魔女だから、寧々は大きくならない」という描写がありました。寧々はなにかしらの力で成長が止まった女の子だったわけですね つまり、魔術にはなにしらの代償があるわけです。おそらく久音の姉も同じようになにかしらの代償があったのでしょう。でいうと、他の魔術師は?となりますね。そしてそして、これまで「自分自身の証明」のためにグランベルムに参加していた満月が、今度は「新月ちゃんの願いを叶える為に」と答えています。さらに新月に対して「戦うことはない」と答えたり、今回のグランベルム戦でかなり気持ちが変わっていますね。これが今後どのように働いていくのか…という感じです。しかし寧々ちゃんにフラグが立っているのが気になる……。グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第3話「満月に鐘は鳴る」2 マリアと新月の関係性は…?3 それぞれがグランベルムを戦う理由4 思いの力が具現化したグランベルムの戦いについて5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ『 グランベルム 』第3話「満月に鐘は鳴る」学校でアンナと鉢合わせになった満月は、アンナから自分の家をめちゃくちゃにしたのは新月だと教えられる。次の日の昼休み、新月とお弁当を食べる満月は“グランベルム”に参加することを告げる。満月に手伝いを申し出た新月だったが、そこへアンナたちを乗せた車が通りかかるのだった…。■マリアと新月の関係性は…?「その子は悪魔よ!私の家を乗っ取ろうとしたと!」突如現れ、そう告げるマリア。家を乗っ取るとは…一体なんのことだろうか。「何度でも言います。あなたは勝てない…私には勝てません」新月はそれでも、それは誤解でありマリアは私には絶対勝てないとそれを退ける。「世界から魔力が失われて以降、魔術師の家系はその血が途切れないよう他の強力な魔術師家系と結ばせることで互いの家系の延命を図ってきました」魔術師の家系の繁栄のために産まれた苦肉の策のようなものでしょうか。その中の過程で乗っ取りのような形もあるという…それは誤解の含め。マリアの回想では、小さなころ新月のお姉さんのような立場でマリアが優しく魔術を教える描写が登場しましたが、子供の頃はそれなりに仲がよかったのでしょう。一体なにが原因で関係は崩壊してしまったのでしょうか。画像引用元:(C) ProjectGRANBELMそして新月は、まだ満月がグランベルムに本当に参戦するかどうかを聞くも、満月はここで辞めてしまっては後悔すると、参戦を表明。グランベルムに挑むのであればいろいろと準備しなければと外を歩いていたところにマリアの母親が近づいてくる。「やっと見つけた」と、マリアが新月を嫌うような態度とは真逆で歓迎するような素振りを見せています。しかし、マリアだけが鬼の形相を浮かべ新月に殴りかかるほどの怒りを示すあたり…関係は複雑で、マリアは新月の魔術師としての才に嫉妬しているような感じにも見えます。■それぞれがグランベルムを戦う理由次回のグランベルム参戦のために、満月の記憶の中からホワイトリリーを操っていた時の記憶を辿り練習を行うことに。「強いイメージ力を持てば、機体が操作方法を教えてくれます」そして、いよいよ次の満月の時間が<グランベルム>の時間がやってくる。グランベルムに参戦する魔術師たちは満月の日特有で、独特の雰囲気を感じ取り始めていた。グランベルムの舞台となるマギアコナトスの幻想空間は、その空間に満ちた魔力と記憶が反応し形作られる。それ故に依然の場所とは違うものになるという。「おそらく、これも誰かの心や記憶にある風景なのでしょう」と語る新月。そこは岩肌がむき出しになった荒野のような荒れ果てた地。一体だれの記憶や心なのだろうか。戦いが始まる前に満月が尋ねる。「新月ちゃんはなんで戦っているのかなって、魔術師になりたがっているように見えないから他にあるのかなって」百合特有の相手の心を読む力…もといとにかく相手を思いやる満月だからこそ、なにかを察したのでしょう…。「終わりにしたい」そう答える新月。こんな力さえなければ魔術師同士で争うことも、憎しみ合うこともないからと…。グランベルムの戦いに勝ち、今度こそ本当に魔力や魔術師をこの世から消すという、壮大で悲しいことを語ります。「よかった、新月ちゃんで」グランベルムが始まると真っ先にマリアが新月と満月を襲いにかかる。マリアのグランベルムを戦う一番の動機は新月に勝ち、魔術師として自分が優れいていることを示すため…という感じでしょうか。そして、相変わらずロボバトルがかっけーんすわ!!!!!!スピード感と派手さがあってみていて本当に面白い一方の寧々。寧々のアルマノクス・ジーグァンロンの性能では、この先のグランベルムは勝てないと言われますが…寧々の妹たちにはとある秘策があるようですが…。さらにまだまだ謎の存在である久音は…呪いのかかった姉を救うためにアルマノクス・雪月梅花を生み出します。雪月梅花はその圧倒的な魔力量でマリアと新月の戦いに割って入ります。さらに寧々のジーグァンロもなにやら魔力を集中させ…不穏な動きを見せ始め…グランベルムはさらに波乱に満ちた展開になりそうである。■思いの力が具現化したグランベルムの戦いについて画像引用元:(C) ProjectGRANBELM今回は1話ぶりのロボットバトルもあり、キャラクターたちの戦う理由が徐々に明確になり始めてなんとなく全容が見えてきた回でした。1話からしきりに言われている「イメージ、思いの力」それがグランベルムにおける力の根源になるんだということ。水晶はともかく、それぞれが誰かを救いたい…、誰かを見返したいと感情が強く働く明確なイメージ力がありますが、新月はどうなんでしょうか…?満月のグランベルムへの参戦理由は「誰からも認められていない、自分に自信を持たせること」なわけですが、他のキャラクターと比べると参戦理由も思いの力も弱いように感じますよね…それであの強さなわけですから、満月だけの特有のなにか魔術力的なものがあるのでしょうか…?どうなんでしょう?なにはともあれグランベルムはさらに複雑な戦いの様相を呈していますから、今後の展開が楽しみです。グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶこのページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第2話「私がここにいるために」2 満月はなぜグランベルムに参加できたのか3 満月がグランベルムに参加する意味4 ちょっとメンヘラ気質?5 グランベルム の各話を振り返りチェック!■TVアニメ『 グランベルム 』第2話「私がここにいるために」一夜明け、満月は新月のアパートで目を覚ます。自宅に帰った満月は新月から魔術師の事や、“グランベルム”の事について話を聞く。新月は戦う意思が無いという満月の記憶を消そうとするが、うまく術が成功しない。半ば諦め気味の新月に、満月は改めて“グランベルム”について尋ねたのだった…。■満月はなぜグランベルムに参加できたのか昨夜の出来事がまるで嘘であったかのように満月は現実にもど………ってきたわけではなく、なぜか裸で見知らぬベットにいる満月、そして向こうの世界で出会った新月がそこにはいた。どうやらそこは新月の家であり、気づいたら満月は新月の家に連れてこられたようだ。しかし…満月家では帰ってこなかった姉を心配して、警察沙汰になる事態に…。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM事情を説明するために、新月を連れて帰宅した満月だったが、怒りと心配が収まらない母と妹。そこをちょっとした力を使って二人の感情を抑え込む新月。気持ちを静めるように磁場を操ったのだという。「魔術師の子孫は、磁場を操る程度の力はもってますから」あまりにも魔術師について知らない満月を怪しむ新月は、満月の記憶を探り始める。「本来、あの空間に入れるのは限られた人間だけ…途中から参加するなんてありえません」戦う意思もなく、魔術師との関わりもない満月。新月は今回の戦いを目撃してしまった満月には敵意はないと判断し、記憶を消すことに。「グランベルムの儀式は魔術師の家系に生まれた者だけが知る儀式。関わるべきものではありません」しかし。「術が効かない」新月の記憶操作術がなぜか満月には効かないのだった…。■満月がグランベルムに参加する意味魔術師の子孫である新月たちにとって、魔術師であることはアイデンティティー。「魔力が世界から消えた今、世界で唯一といわれているプリンセプスの魔術師になることでしか…魔術師になる道は残されていない」それ故に数十年に一度月の力が満ちた時には、魔術師たちの威信をかけた争いが開始されるのだという。戦う意思のない満月はもう今回の戦いは放棄するべきだと提案する新月。それでも満月は、新月に魔石を渡せず自分でもどうしたらいいかわからない様子。画像引用元:(C) ProjectGRANBELM一方の、前回の戦いに敗れ魔力を奪われたロサ。その魔石は黒く濁りひび割れ、マリアからも見捨てられてしまうのだった。満月の記憶を消せず、今回のグランベルムを口外しないようにと…なんと満月の通う学校に転校してきた新月。ランドセルで学校に来ちゃうドジっ子属性を発揮!他人のために弁当をあげ、実験ではめんどうなものを率先して請け負い、日直でもないのに放課後遅くまで残る。そんな自己犠牲の精神がある満月に新月は疑問を持ちます。「誰かに気付いて欲しいんだよね。私がいるってこと…」「私にはなにもないから」自分にこれといった地震がなに一つ持てない満月が唯一、認められたと感じたグランベルムの戦い。「だからもし…あのへんてこなロボットを動かす力や…世界で唯一のプリンセプスって魔術師になれるのかもしれないのだとしたら…」「ちょっと、目指してみようかなって」目を輝かせる満月に、新月はちょっとした魔法を見せます。それは魔法によってつぼみだった花を見事咲き誇らせてみせる魔法。「術によってこの花は美しい花を咲かせた。しかし同時に、本来咲くべき時に花を付けることは出来なくなってしまった…運命を狂わされたのです」魔法は簡単に、本来あってはならないことを可能にし、本来存在しないことすらあったことにしてしまうまさに魔の力であると。それでもそんな力に憧れをもつ満月。周りは優しいし、別に嫌われているわけでもない、でも周りの人間から自分が必要とされていないんじゃないかと思っている。「なんか自分が透明人間みたいで…だから」そんな心が綺麗な満月だからこそ、こんな相手を何としてでも陥れようという汚れた戦いに参加すべきではないという新月。「無意味でもいい。私にしか出来ないことを…他の人には出来ないことを自分がやっている、それって私にとってはすごいこと…何にも代え難いこと」そんな満月の思いにこたえるかのように庭園には花が咲き誇る。そこにマリアが現れ、こう告げるのだった「新月…エルネスタは…悪魔ですわ」■ちょっとメンヘラ気質?画像引用元:(C) ProjectGRANBELM今回はロボットなしで世界観の説明回という感じでしたね。グランベルムとはなんなのか…魔術師たちの戦う理由。そういった、魔術師たちの戦いの根源に迫る話でした。そして、今回は少し主人公である満月の闇の深い部分が垣間見えました。いつもお弁当を用意したり、誰かのために自己犠牲を払う精神が、ただのお人よし…という枠を超えた必死さ。自分は透明人間で周りに必要とされていない恐怖。なんだかメンヘラ気質な感じがしますね…。そしてまだみぬ新キャラたちも気になるところです。3話以降はバトルあるかなー?グランベルム の各話を振り返りチェック!TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
あにぶ徐々に夏アニメも始まりましたが、皆さまの推しアニメは見つかったでしょうか。いよいよ7月5日から放送開始となった、渡邊政治さん×花田十輝さん×大塚真一郎さんが送るオリジナルアニメ作品「グランベルム」。可愛らしいキャラクターたちと、熱そうな展開に、藍井エイルの熱い主題歌に乗せた予告映像、そしてなにより、超魔神英雄伝ワタル?覇王体系リューナイト?SDガンダム?まるで90年代サンライズアニメを彷彿とさせる二頭身ロボの存在(正確には魔法人形アルマノクスですが)が目を見張ります!やーこんなん期待するでしょう!と先行上映会を見ずテレビ放送を楽しみにしてきた筆者が感想を書いていきたいと思います。このページの目次1 TVアニメ『 グランベルム 』第1話「世界で唯一の魔術師」2 二つのお月様3 ホワイトリリー4 第一話はきっちりと世界観を見せつつ解説する回■TVアニメ『 グランベルム 』第1話「世界で唯一の魔術師」真っ赤な満月の夜。ごく普通の高校生活を送っていた小日向満月は、忘れ物を取りに戻った学校で世界で唯一の魔術師になるために行われる戦い“グランベルム”に巻き込まれてしまう。そこで出会った少女・新月からこの世界がかつて魔法で溢れていたことを説明され、戸惑い逃げる満月だが…■二つのお月様画像引用元:(C) ProjectGRANBELM巨大な赤い月が出ていたある日、ふと学校の教室に忘れた弁当をとりにいったとき…主人公の小日向満月…は不思議な空間に迷い込む。そこは、同じ赤い月が浮かび、中世を思わせるような城や街並みが広がる場所…そして…そこはでは謎の巨大ロボット同士が激しい争いを続けていた。突如始まる巨大ロボット同士の戦い。戦っていたのは新月エルネスタ深海とアンナ・フーゴの2人であった。しかも満月は「新たな魔術師」なんだと疑われ、なにがなにやらわからないうちに命を狙われてしまう。新月とアンナの戦いは激しさを増し、空中戦へと移行。必殺技のような激しい攻撃をぶち込むも、一瞬の隙をつき新月はアンナの<アルマノクス>・アークナイトグリスに一太刀入れる。逃げまどう満月に、電話がかかってくる。それは新月から通信だった。とにかく誰でもいい…助けてほしいと懇願する満月。しかし、そこに再びマリアが襲い掛かってくるも、新月はその圧倒的なパワーで撃退。魔術師として勘違いされて追われている満月を助けます。なんとか満月を守った新月だったが、新月の<アルマノクス>・ヴィオラカッツェもかなりダメージを受けており、左腕が破損するほどのダメージだった。とにかく一体なにが起きているのかまだまだわからない満月だが…とりあえず手に持ってるお弁当を一緒に食べることに…。なぜそうなった。「気づいていると思いますが、私たちが住んでいる世界ではありません」「異世界転生ってやつ!?」「違います」違うらしい…。でも、新月たちも満月たちと同じ人間ということが判明しました。ここは一種の幻想空間…マギアコナトスによってつくられた空間。「あなた…外国から来たんだね!名前は?」「新月…新月エルネスタ深海」「私は満月だよ…小日向満月…二つのお月様だね」■ホワイトリリー画像引用元:(C) ProjectGRANBELM<グランベルム>…それは満月の夜に行われる、世界で唯一の魔術師・プリンセプスの魔術師になるために、最後の一人になるための戦い。かつて、人は世界には魔力が溢れており人々はそれによって豊かな生活を送っていたのだという。しかし、いつの時代も人は争う生き物。そこで世界で最も権威のある7人の魔術師たちの命と引き換えに世界から魔力を封印した。その封印こそが<マギアコナトス>。空を眺めると…赤かった月は普通の満月に変わっていた。マリアを撃退したはずの新月たちに林寧々が襲い掛かる。手負いの新月はその攻撃を受け取るにはあまりにも力が足りなすぎる…。そんな絶対的なピンチの瞬間。満月の体は強く光だし、マギアコナトスと呼応するように反応しはじめる。その力が具現化するようにホワイトリリーが現れるのだった。「その人形は<アルマノクス>あなたの心が形になったもの。それはあなた自身です」心の力と聞き、満月は強くイメージをし始める。相手を倒すだけのイメージを。「イメージするイメージするイメージするイメージするイメージするイメージするイメージするイメージするイメージするイメージするイメージするイメージするイメージする」そしてそのイメージはホワイトリリーの手から激しい光のビームとなってすべてを破壊尽くす。■第一話はきっちりと世界観を見せつつ解説する回画像引用元:(C) ProjectGRANBELMいやあーーー!!いい!!!一話目からきっちりと魅せてくれるロボット同士のド派手な戦闘シーン。かわいらしいキャラクターデザインからの 、顔芸作画。ダークなファンタジー世界の雰囲気。第一話はきっちりと世界観を見せつつ用語色々と説明する回といった感じですね。世界から魔力が消えた世界でどうして魔術師だけが魔力をつかえるのか、満月が魔術師に選ばれたわけなどまだまだこれから判明していくことも多そうですね。個人的な感想で言えば、従来の魔法少女サバイバルバトルを巨大ロボットバトルに変えたアニメというところでしょうか。最後の一人になるまで続くサバイバル…ということがミソで、満月と新月も戦わなきゃいけない展開になるわけですから…………。いやぁ…終盤はどうなることやら…。グランベルム アニメ情報(あにぶ編集部/Uemt)
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あにぶ2019年7月より放送開始のTVアニメ『グランベルム』のオープニングテーマが藍井エイルさんによる「月を追う真夜中」となることが決定した。 本作は、MBS・TBS・BS-TBS“アニメイズム”枠にて放送開始となるオリジナル […]投稿 7月アニメ『グランベルム』主題歌は藍井エイルに決定!主題歌も解禁のPVも公開 は あにぶニュース に最初に表示されました。 このニュース記事の本文は、あにぶニュースサイトで更に詳しく読むことができます。ここをクリックしてください。(あにぶ編集部/あにぶニュース)
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