
『ボヘミアン・ラプソディ』『エルヴィス』に続き、ホイットニー・ヒューストンを完全再現
歌姫ホイットニー・ヒューストンの没後10年を迎えた今年、『ボヘミアン・ラプソディ』の脚本家が彼女の半生を描く映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』(12月23日公開)より、「私がサビを作る」と、ホイットニーのクリエイターとしての姿が垣間見える本編特別映像が解禁となった。【動画】“ホイットニー”の動きに注目本編特別映像 映像は、彼女を見出し、デビューへと導いた音楽プロデューサーのクライヴ・デイヴィスが、新曲として「How Will I Know」をホイットニーに提案するシーンから始まる。いくつかのフレーズを聞いただけで気に入ったホイットニー。アレンジを提案しながら彼女は天真爛漫に歌詞を口ずさむが、「曲として弱すぎる」「ちゃんとしたサビが欲しい」と慎重になるクライヴに対し、ホイットニーは「サビ?」「私がサビを作る」と宣言。結果的に「How Will I Know」は前作「Saving All My Love For You(すべてをあなたに)」に続いてまたもや全米シングルチャートNo1を獲得。ビートルズの記録を抜いて“7曲連続全米シングルチャートNo1”という快進撃のアクセルを踏む1曲となった。 「ホイットニーはあらゆる曲を聴いていました。彼女はすべてのアレンジ担当者、すべてのプロデューサーを知っていました。毎日24時間、ラジオを聴いていたんです」とクライヴが振り返るように、ただ歌うだけではなく、自身の魅力を熟知し、<歌うことを通して表現すること>にこだわっていた彼女のクリエイターとしての姿が垣間見えるシーンだ。 本作でホイットニー・ヒューストンを演じるのは、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のジャナ役で知られるナオミ・アッキー。笑い方や些細な仕草、息遣いや喉の動きなど、『ボヘミアン・ラプソディ』『エルヴィス』も手掛けたムーヴメント・コーチとともに「ホイットニーすべての動きを分解し、身につけた」と語るナオミ・アッキーの歌声と動作にも注目だ。
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