
舞台『千と千尋の神隠し』英ロンドンで3ヶ月上演へ “千尋”橋本環奈&上白石萌音が意気込み【コメント全文】
俳優の橋本環奈、上白石萌音が主演(Wキャスト)を務める舞台『千と千尋の神隠し』が、来年4月から7月にかけて英・ロンドンのロンドン・コロシアムで上演されることが2日、発表された。【写真】名場面が…舞台『千と千尋の神隠し』カット 宮崎駿監督の不朽の名作である『千と千尋の神隠し』は、01年の封切り以降、爆発的なヒットを記録し、03年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞。その壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきた。 1972年にロンドン、73年にロサンゼルスにてミュージカル『風と共に去りぬ』(作:菊田一夫、原題:スカーレット)が上演され、その後も『ローマの休日』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』『四月は君の嘘』が韓国などの現地プロダクションで上演されているが、今回のように日本上演時のプロダクションが、海外において日本語による演劇を、3ヶ月間にわたり上演することは、東宝としても初挑戦、日本の演劇界としても殆ど類を見ない試みとなる。 国内においても来年3月の帝劇公演を皮切りに、全国ツアーも決定。4月名古屋・御園座、4~5月福岡・博多座、5~6月大阪・梅田芸術劇場メインホール、6月札幌・札幌文化芸術劇場 hitaruでの上演も決定した。■関係者コメント【スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫】ジョン・ケアードさんと初めて会った日、ぼくと宮さん(宮崎駿)は、この人は信頼できる──。それがこの企画のスタートでした。ぼくらはジョンを信頼して、すべてをお任せしました。初演において高い評価をいただいたのも、ジョンをはじめ、キャスト、関係者の皆さんのご努力あってのもの。深く敬意を表します。そしてそれが国内での再演、更にジョンのお膝元、ロンドンでの公演へとつながったのだと思います。「千尋」が舞台の本場でどのように評価されるのか、非常に楽しみです。【翻案・演出/ジョン・ケアード】日本オリジナルの舞台版『千と千尋の神隠し』を来年ロンドン・コロシアムにて披露することを誇らしく嬉しく思います。2022 年の創作過程においてすばらしい時間を過ごした我々ですが、幸せなことに今度はイギリスの観客を宮崎駿のマジカルな世界へ神隠しするのです。神と蛙、竜と魔法使い、巨大な赤ん坊と弾む頭、蜘蛛の腕を持つ釜焚き男、顔を持たない寂しがり、そして勇気・アイデンティティ・愛を勇ましく探求する少女の世界へと。【千尋役/橋本環奈】2022年に帝劇で初演し、日本全国の大変多くのお客様にご覧いただきました、舞台『千と千尋の神隠し』が、2024年4月から7月までロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムで上演されることになりました!ロンドンで千尋を演じるなんて、矜持をもって臨みたいと思います。今までは、日本人の方に日本語の言葉で届けてきたわけですけれど、 ロンドンではそれをどう伝えるのか…もっと伝わりやすくしなくてはいけないのか…私達の表現も変わりそうです。楽しみでありつつ、今から稽古の心配をしています笑【千尋役/上白石萌音】日本語で演じられる、日本でやった形そのままに持っていけることはすごく名誉なことで、日本のお客様に楽しんでいただけたものが、ロンドンの方にどう届くのか楽しみですし、とても幸せで光栄なことだと思っております。 国内の全国ツアーと共に、4月から7月まで、ロンドン・ウェストエンドで、二ヶ国同時上演をいたします。ぜひ千尋に会いに来てください!劇場でお待ちしています!
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