
11万人が絶叫! 超豪華メンバーが集結したa-nation大阪公演を詳細にプレイバック!!
夏の終わりが近づいてくるのは毎年さびしいことですが、この時期になってくると待ちに待ったイベントがありますよね! そう、8月の後半といえばもはや夏の風物詩になった「a-nation」のスタジアムフェスが行われる時期です! 今年ですでに14年目をむかえたa-nation。 ここでは「a-nation stadium fes.大阪公演(ヤンマースタジアム長居)」の様子を2日間に渡ってじっくり振り返っていきます!! 臨場感のあるレポートで当日の余韻にひたるもよし、今週末の東京公演の予習をするもよし! ▼1日目 まず1日目のトップを飾ったのは、E-girls。 会場後方のマラソンゲートから2台のフロートに乗ってメンバーが登場、オープニングナンバーの「Anniversarry!!」とともに、観客のテンションも一気にヒートアップ。さらに「Follow me」「ごめんなさいのKissing You」などのヒットチューンを連発。Amiが「いよいよ始まりました、a-nation!みなさん、元気ですか!?」と問いかけると会場からは大きな拍 手が巻き起こりました。Happiness、Flower、Dreamの各ユニットのパフォーマンスも交えつつ、また9月30日発売予定の新曲「Dance Dance Dance」を初披露! ファンクテイストのサウンド、ムーンウォークを取り入れたダンスなど、E-girlsの新たな魅力を存分にアピールしていました! 続いては、a-nation初出演となる韓国のHIPHOPグループ、EPIK HIGH。 今年5月には2度目の日本ツアーを成功させ、SUMMER SONICにも出演するなど、日本での活動を増やしている彼ら。この日もグループ名がコールされた瞬間に大きな歓声が起こるなど、確実に知名度を上げていることを感じさせてくれました。王道のヒップホップサウンドとキャッチ―なラップが彼らの魅力。高いアイドル性を持ったTABLO、骨太のラップを放 つMITHRAの2MC、R&B、ギターロックなどカラフルなビートを繰り出すDJ TUKUTZ(ブレイクダンスも披露!!)のコンビネーションも抜群で、そのポテンシャルの高さをしっかりと証明していました。 赤を基調にしたド派手な衣装で登場したのは、今回で4年連続のa-nation出演となるソナーポケット。 1曲目よりヒットチューン「365日のラブストーリー。」を披露し、純粋な恋心を描いたリリックで観客の心を引き寄せます。「みなさんが今日までためてきた、ストレス、涙、僕たちが預かりたいと思います。今日は心・丸裸でおつきあいよろしくお願いします!」(ko-dai)という MCのあとは、mattyがギターを弾くアッパーチューン「サマーデイズ!」、さらにニューシングルの収録された切ないバラードナンバー「Good bye 大切な人。」eyeronを中心に観客との距離を縮めるコール&レスポンスを含め、心と体を思い切り揺さぶられるステージを見せつけました!! AAAのステージは7か月連続シングルリリース第7弾「LOVER」からスタート。 夏のテイストを感じさせるサウンド、解放感と切なさが共存したメロディが響き、涼しい風が吹き始めたスタジアムを彩ります。花柄をちりばめた衣装もキュート!「みなさん元気ですか!?(大きなリアクションに驚きながら)今年で11回目のa-nationなんですが、こんなに反応してもらえたのは初めて(笑)」(浦田直也)というフレンドリーなトークの後は、西島隆弘が歌い出した瞬間に大きな歓声があがったミディアムチューン「恋音と雨空」、タオルを回したりジャンプしたり、客席とステージの距離がさらに縮まった「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」などバラエティに富んだ楽曲を披露。AAAの卓越したボーカル&パフォーマンスは今年も大きなインパクトを残してくれました。 サブステージでMACOが等身大のラブソング「LOVE」「ふたりずっと」を披露し、愛らしく、みずみずしい歌声を響かせた後は、倖田來未のパフォーマンスへ。現在15周年イヤーの彼女は、約2年ぶりのa-nation stadium fes.出演。 ステージの真ん中にポップアップで登場、まずはバックダンサーを従え「UNIVERSE」をセクシーかつダイナミックにパフォーマンス。ボーカルの迫力、ダンスのキレを含めてまさに絶好調! 生バンドとDJを融合させたサウンドも素晴らしかった!! さらに「め組のひと」を最新鋭のダンストラックへと進化させたカバーを披露、「どうなん?盛り上がってんの!?」というMCの後も、ラウドロック系の 「BRING IT ON」や「Poppin love cocktail feat.TEEDA」などカラフルなナンバーを続け、観客たちをブチ上げ! ジャンルを超越した音楽性、エモーショナルなボーカル、セクシーなダンスパフォーマンスが高い次元で融合した圧巻のアクトでした。 続くTRF のオープニングナンバーは「BRAVE STORY」。 オーガニックかつトライバルなビートに乗って、YU-KIがゆったりとしたボーカルを響かせ、SAM、CHIHARU、ETSUが豊かな表現力をたたえたダンスを披露。2015年のTRFの充実ぶりが伝わるステージングに対し、スタジアムから大きな拍手が巻き起こりました。「BOY MEETS GIRL」からはキャリアを代表するヒットチューンを次々と披露、オーディエンスも楽しそうに体を揺らす。「EZ DO DANCE」では大阪のオーディションを勝ち抜いた総勢79名のアクトダンサーが登場。日本のダンスミュージック史上に残る名曲が、若い世代のダンサーに受け継がれる貴重なシーンでした。ラストは美しい花火が打ち上げられた「survaival dAnce」。サビのフレーズはもちろん大合唱。この日いちばんの一体感を演出してくれました。 美しい夕暮れが広がる時間帯に登場したのは、スタンドからの“あゆコール”に導かれた浜崎あゆみ。 ゴールドとブラックを基調としたコスチュームに身を包んだ彼女は「Wake me up」でダンサーたちとセクシーなパフォーマンスを繰り広げる。大掛かりなマジックが取り入れられるなど、緻密に構成されたステージから目が離せませんでした。バウンシーなビートを反映させた「Movin’ on without you」(宇多田ヒカル)のカバー、台湾のアイドルグループSpeXialとの生コラボレーションが実現した「Sayonara feat.SpeXial」など多彩な演出も楽しさ満点! スポーティーなスタイルに着替えたあとは、最新曲「Step by step」から「BLUE BIRD」「You&Me」「glitter」などをつなぐメドレー。彼女の豪華なキャリアをリアルに体験できるセレクトによって、スタジアムの高揚感 は一気に高まっていきます。そしてラストは「明日晴れたら 君に会いに行こう」という大合唱が生まれた「July 1st」。浜崎あゆみの最新パフォーマンスの魅力がバランスよく凝縮された、充実のステージでした! そしていよいよ、ヘッドライナーのBIGBANGが登場! 今年5月からスタートした5か月連続リリース、3年ぶりのカムバックプロジェクト「MADE SERIES」が全世界のチャートを席巻中。この日は5曲の新曲が日本で初めてパフォーマンスされる、まさにエポックメイキングなステージになりました。サスペンス映画を想起させるオープニング映像に続いて姿を見せたメンバーは、いきなり新曲「BANG BANG BANG -KR Ver.-」をパフォーマンス。最新鋭のダンスミュージック~ヒップホップを独自のセンスで融合したトラック、そしてSOLのソウルフルなボーカル、T.O.Pの ディープなラップなど、メンバーの個性を生かしたアレンジは、そのまま“最新型のBIGBANG”につながっていました。「大阪、久しぶりやな!」(V.I) 「人生でいちばん熱い日です!」(D-LITE)と積極的に観客とコミュニケ―ションを取るメンバーも本当に楽しそう! G- DRAGONのラップにリードされた「FANTASTIC BABY」によってライブはついにクライマックスへ。フロートに乗ったメンバーが会場を1周しながら「声をきかせて」「MY HEAVEN」などのヒットチューンを連発し、5万5000人のオーディエンスの興奮も一気に頂点へ達しました。BIGBANGの新たな進化をダイレクトに体感できる、圧倒的なライブでした!! ▼2日目 前日以上の晴天に恵まれた2日目、トップバッターとして登場したのは、今年デビュー5周年を迎えたナオト・インティライミ。 6月に初のベストアルバム「THE BEST!」をリリースしたナオトは、「いつかきっと」から始まるメドレーに初挑戦。「君に逢いたかった」「タカラモノ」などシングル曲をつなぎ、ポジティブなパワーでスタジアムを包み込みました。 「この12月23日、京セラドームでライブをやらせていただきます! その予行演習というか、みんなでお祭り騒ぎしたいと思います!」というMCのあとはラテン・ビートをたっぷり取り入れた「The World is ours!」。ラストの「カーニバる?」では“ランニングマン”のステップを披露、カラーボールを客席に蹴り込むなど、初出演となるa-nationのステージを派手に飾ってくれました。 続くCrystal Kayは代表曲「恋におちたら」からスタート。 R&B、ソウルミュージックのテイストをナチュラルに感じさせるボーカルが広がり、オーディエンスの心を一瞬でひきつけます。高音を生かしたエンディングのフェイクも素敵! 「ガンガン踊る曲なので、みなさんいっしょに踊ってくれるかな!?」という掛け声とともにa-nationにて初披露されたのは、9月16日リリースの安室奈美恵とのコラボシングル「REVOLUTION」(Crystal Kay feat.安室奈美恵)。強烈なグルーヴを描き出すトラック、強い意志をたたえたボーカルがひとつになったこの曲は、ライブでの盛り上がりも最高。彼女自身にとっても大きなターニングポイントなりそうですね! ラストには6月にリリースされたバラードナンバー「君がいたから」。強い陽射しを浴びながら放たれたソウルフルな歌声は、すべての観客の胸にしっかり届いたでしょう。 SHOOTING ACTのDream5が「ようかい体操第一」を愛らしくパフォーマンスした後は、昨年の「a-nation‘14」でも圧倒的なアクトを見せつけた Acid Black Cherry(以下ABC)。 まずは代表曲「イエス」で耽美的にしてドラマティックなボーカルの魅力を響かせるyasu。続く「罪と罰~神様のアリバイ~」では攻撃的なロックサウンドが響き渡り、“TEAM ABC”と呼ばれるファンが拳を突き上げて盛り上がります。ラウドロック直系の重厚なバンドサウンドもすごい迫力! 「a- nation、何度か出させてもらってますけど、こんな真っ黒な衣装で出てくるの、僕らくらいですよね。それも含めてビジュアル系です!」(yasu)とい うMCを挟み、歌謡ジャズテイストの「黒猫~Adult Black Cat~」、さらにラウド&セクシーな「SPELL MAGIC」ではファンが激しくヘッドバンキングするなど、独自の世界観でスタジアムを染め上げます。今年、名古屋、幕張、大阪でフリーライブを開催し合計10万人を動員したABCのパワーはやはりスゴかった! メインステージのリフトで登場したSHINeeのオープニングナンバーは、ヒットチューン「View」。 洗練されたEDMサウンド、ドラマティックなメロディライン、シックなテイストのダンスがひとつになったステージからは、完全にトップアーティストとなった現在のSHINeeの充実ぶりが伝わってきます。「一昨年に続いて2年ぶりのa-naitonですけど、アーティストのみなさんと共演させてもらって、やっぱり夏フェスは楽しいですね!」(キー)とあいさつした後も、幅広い音楽性が感じられるシーンが続きます。メンバーが広いステージを移動し、ひとつひとつのフレーズを手渡すように歌ったバラード「Fire」、カラフルな箱を使った演出も楽しいポップチューン「LUCKY STAR」、そして高揚感にあふれたビートと高度なフォーメーション・ダンスが堪能できる 「Everybody」。多彩な表情を持ったステージングは、初めて彼らを見た観客もしっかり魅了したと思います。 続いては、今年アルバム「湘南乃風~COME AGAIN~」をリリースした湘南乃風。 タオルをブン回しながらステージに現れたメンバーは「炎天夏」「覇王樹」などで力強い一体感を生み出します。さらに「立ち上がれ 上がれ 恐れず前へ」というフレーズが心に響く「黄金魂」も。メンバーの真っ直ぐな感情を込めら れた歌が響き渡り、大きなスタジアムがひとつになっていきます。 「全員で音のうえでひとつになれると、俺たちは信じてる! いっしょに歌おう、イケる?」という若旦那の言葉に導かれたのは、代表曲のひとつ「純恋歌」。純粋 な恋心を描いた歌にジンワリ感動していると、「いいんじゃないですか、立ち上がっても!」(HUN-KUN)という煽りともに「睡蓮花」へ。ほとんどの観客がタオルを回し、5万5000人が「濡れたまんまでイッちゃって!」と声を合わせる光景はまさに圧巻。デビュー10周年を超えた湘南乃風、ますます熱い!! 2組目のSHOOTING ACTであるDa-iCEがEDMポップに乗せてキレのあるダンス&ボーカルを見せつけた後は、2日連続の出演となる浜崎あゆみ。 登場と同時に「行くぞ!大阪!」と叫んだ彼女は、この日も最上のエンターテインメントを体現し、5万5000人のオーディエンスを魅了していきます。また、前日とは違うサプライズもたっぷり。まずは小室哲哉、浦田直也(AAA)が登場し、「DEPARTURES」(globe)のカバーを披露。ゴージャスなコラボレーションが目の前で実現し、観客も驚きと狂喜の声を上げていました。小室が繊細なフレーズを奏で、サビのフレーズを浜崎と浦田が向かい合って歌うシーンは、確実に2015年のa-naitonのハイライトのひとつだったと言えます。 「Step by step」からはじまるメドレーでは、キュートな浴衣姿で登場し、夏祭りムードがアップ! さらに小室、浦田が再びステージに上がり「WOW WAR TONIGHT」(H Jungle with t)をカバー。ラストの「July 1st」では彼女のポジティブなパワーが伝わり、観客がさらに笑顔になっていきます。極上のエンターテインメントと呼ぶにふさわしい、華やかで壮大なステージでした。 a- nation stadium fes.大阪公演、2日目のヘッドライナーは三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE。 ステージ前方に火花が上がるなか「STORM RIDERS feat.SLASH」がパフォーマンスされると、歌が聴こえづらくなるほどの 大歓声が巻き起こりました。電飾スーツを着たダンサーを従えた「O.R.I.O.N」、スタンドマイクを使ったダンスが印象的な「Eeny,meeny,miny,moe!!」など趣向を凝らした演出も素晴らしかった! 「未熟なグループにも関わらず、トリをつとめさせていただき光栄です。5万人の方々と心を通わせて、最高の思い出を作りたいと思います!」(今市隆二)とい うあいさつのあとは、夏にぴったりのバラード「花火」。繊細なメロディの余韻にひたっていると、サイレン音が鳴り響き、PKCZ(MAKIDAI、VERBAL、DJ DARUMA)が登場。強烈なダンスビートとともに、Crystal Kay、登坂広臣、ELLYなどがパフォーマンスを繰り広げ、スタジアム全体が巨大なダンスフロアへと変貌していきます。さらに三代目のメンバーがフロート2台に乗り込んで場内を回ると、観客の熱狂はピークに達しました。 本編のラストは、メンバーが自由に動き、オーディエンスとコミュニケーションを取った「(YOU SHINE)THE WORLD」「君の瞳に恋してる ―Can’t Take My Eyes Off You―」。そしてアンコールでもサプライズが実現。新曲「Unfair World」(映画「アンフェア the end」主題歌)で、映画に主演した篠原涼子がスペシャルゲストとして登場! シリーズラストとなる映画の紹介をしつつ、「この曲を聴い たときジーンときて、涙が出ました」(篠原)という楽曲が初披露されました。 エンディングは「夏の思い出にいっしょに歌って踊ってくれますか!?」(登坂)というMCに導かれた「R.Y.U.S.E.I」。この曲のシンボルともいえるメンバー全員でのランニングマンでスタジアムの熱狂度はさらにアップ。すさまじい興奮とともにa-nation stadium fes.大阪公演は幕を閉じました。 そして、いよいよ今週末8月29日、30日は東京・味の素スタジアムでの東京公演の開催が控えており、当日券も会場にて発売されます。 SUPER JUNIOR、浜崎あゆみ、ゴールデンボンバー、E-girlsら豪華出演者が会場を興奮させること間違いなし!! ぜひ夏の終わりの思い出を作りに行ってみてください!! 【a-nation stadium fes.】東京公演 日時:2015年8月29日(土)・ 8月30日(日) 開場13時30分/開演15時30分 ※予定 会場:味の素スタジアム ◆出演者 8月29日:ヘッドライナー:SUPER JUNIOR Do As Infinity、Every Little Thing、f(x)、ゴールデンボンバー、倖田來未、VAMPS、つるの剛士、VAMPS 、シューティングアクト:Dream5、オープニングアクト:加治ひとみ、Leola 、SOLIDEMO 8月30日:ヘッドライナー:浜崎あゆみ AAA、Acid Black Cherry、E-girls、EXO、ソナーポケット、TRF、シューティングアクト:Da-iCE、SUPER☆GiRLS、オープニングアクト:安良波 明里、Cheeky Parade・GEM、小林豊、lol(エルオーエル) ■お問い合わせ a-nation island & stadium fes. 東京公演事務局:03-3400-7305(オペレータ対応/平日のみ12:00~18:00) オフィシャルサイト http://a-nation.net/
109ニュース シブヤ編集部