
激しい運動は不要! 「ムダイエット」でかしこくヤセる
ダイエットといえば「激しい運動を必死にやって汗をかくもの」と思いこんでいませんか? じつはヤセるための激しい運動は、美容にとって逆効果。東京で忙しく働く女性にはムダなダイエット、すなわち「ムダイエット」をしている暇はありません!『危ないダイエット 一億総ダイエットブームにひそむ危険な罠』(ディスカバー・トゥエンティワン)を参考に、キレイに効率よくやせる方法を考えましょう。ダイエット=激しい運動では、キレイになれない激しい運動で生まれるのは汗だけではありません。運動しすぎて疲労すれば、活性酸素が発生する。(中略)活性酸素により細胞が傷つけられてサビていくと、内臓や皮膚、骨などのあらゆる組織にダメージを与える。(本書より引用)過去に一度は聞いたことがある「活性酸素」。ヤセることが目的でも、肌荒れや風邪をひいては意味がありません。ダイエットはリバウンドがなく、健康的にヤセることが不可欠。すぐにヤセたいから激しい運動を選ぶ、疲れるまで動く、という考えは「ムダイエット」なのです。キレイにヤセるには、軽い運動でよかった激しい運動をすると充実感があり、ストレス発散ができるが、体の酸化にもつながる。無理のない範囲で継続できる運動を見つけることが重要だ。(本書より引用)キレイにやせたいなら、活性酸素がたくさん発生しない軽めの運動を選ぶこと。ひと駅多めに歩く。軽いジョギング...地道なやり方ですが、ダイエットには体に負担がなく続けられる方法が一番です。たとえば、筆者のような格闘技好きや趣味で激しいスポーツをしている場合には、たくさん発生する活性酸素の対策をすればOK。普段から抗酸化作用のあるビタミンを多めにとることで、活性酸素を抑えることができるそう。運動後に予定を入れて、自分をセーブする激しい運動を避けるといっても、早くヤセたいあまりに必要以上の運動をしてしまいがち。本書では、そんながんばり屋さんのための対策も紹介されています。運動を適度な範囲におさめるコツの一例としては、土日に運動した場合、そのあとに何か別の用事を入れることだ。(本書より引用)筆者は以前、ボクシングジムで汗を流したあとに夕方からディズニーランドに行き、列に並んでいる途中でヒザが抜けたことが(笑)。予定の前に完全燃焼してしまうと、そんなくだらないオチがつくこともあります。仕事を残しておくでも、友達と遊ぶでもいい。がんばり屋さんは、自分で運動にセーブをかけることが「ムダイエット」のコツです。image via shutterstock
Glitty