
最終回は『ローグ・ワン』につながるドラマシリーズ、8・31配信開始
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)のメインキャラクターの一人、キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)を主人公とするオリジナルドラマシリーズ『ANDOR(原題)』が、『キャシアン・アンドー』の邦題で、8月31日よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて、第1話・第2話同時配信開始となる。 【動画】『キャシアン・アンドー』予告編 米カリフォルニア・アナハイムの現地時間26日、「スター・ウォーズ」ファンの祭典『スター・ウォーズ・セレブレーション2022』(29日まで)のオープニングイベント「LUCASFILM'S STUDIO SHOWCASE」では、特報やキービジュアルのお披露目が行われた。 イベントに登壇したトニー・ギルロイ監督は「舞台は『ローグ・ワン』の5年前。12話で1年が経過し、さらに今年11月からまた撮影を始め、新たに12話を作ります。後半であるこれらの12話は次の4年を語るもの。最後のシーンが『ローグ・ワン』につながります」と、明かした。 主人公キャシアン・アンドー役のディエゴ・ルナは、会場を埋め尽くすファンの前に立ち、「すごいエネルギーを感じます。映画(『ローグ・ワン』)を作っている時、僕は毎日、これが最後の日なんだというつもりで挑んでいました。何が起こるのか分かりませんでしたから。このシリーズができることが可能だとは思っていませんでした。でも、僕はこうやってここに来て、キャシアンについて語ることになったのです」と、じっとしていられない感じで興奮気味に語った。 さらに、スター・ウォーズの魅力について、「僕は『スター・ウォーズ』の世界が大好きです。『スター・ウォーズ』は人間について語るものだと思います。僕ら視聴者にとても関係のあることを。自分には何ができるのか、自分にはどんなパワーがあるのか、自分たちはこうあるべきなのだと目覚めることについてね」と、熱弁。 反乱軍のスパイであった『ローグ・ワン』の時と、5年前の本作では「(キャラクター)が全部違いましたね。目的のためにすべてを犠牲にするすばらしい男を、とても違うところに連れていったと思います。彼はすごく自分勝手で、最初は“これがキャシアンか?”と思うはずですよ。その男が目覚めるのを、僕らは見ることができるのです。とてもエキサイティングですよ。あなたたちに見てもらえるのが待ち切れないです」と、キャシアンの“変化”が見どころであることを示唆した。 秋から始まる撮影に向けては、「この後、まだ撮影があることをとてもうれしく思っています。僕のキャラクターが死ぬことにならなければいいんですけど(笑)」とジョークまじりに語っていた。 また、モン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリーも登壇。「この役をまたやらせてもらえるのは、素敵なプレゼントをもらったみたいな感じでした。シリーズやお芝居をやる時、役者はそのキャラクターに多くを費やします。幸運だったら、3年ほどを費やしたりもします。私はこの役を17年前に演じました。この年齢になった今、また戻ってきて、自分が若い時に演じたキャラクターを掘り下げる機会を得られたのはすばらしいことでした。それをトニーとディエゴと一緒にやることができたのです」と笑顔を見せていた。 解禁された特報では、主人公キャシアンがトルーパーから身を潜めている姿など、ジェダイが滅んだ暗黒の時代を舞台に、様々な地で圧倒的勢力を持つ帝国軍に圧力をかけられ緊迫している様子が映し出される。モン・モスマが不安げな表情を見せるほか、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで知られるステラン・スカルスガルド演じる新キャラクターなども続々と登場している。
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