
小島秀夫監督、『シャンフロ』絶賛! 切り口が面白い「ゲームを遊んでいる感覚」
28日発売の「週刊少年マガジン」4.5合併号に『DEATH STRANDING』ゲームクリエイターの小島秀夫監督と漫画『シャングリラ・フロンティア』著者・不二涼介氏の対談記事が、前編・後編にわけて掲載されている。【画像】どんな漫画?世界の小島秀夫監督が絶賛した漫画『シャンフロ』 2023年にはTVアニメ化も決定し、ゲーム化も進行中と「シャンフロ」が大盛り上がりの中、最新11巻の発売を記念した特別企画として、ゲームと漫画のクリエイティブを語り尽くす超豪華対談が実現した。 以下、本誌より一部抜粋。ー小島監督、『シャングリラ・フロンティア』を読んだ感想はいかがでしたか?小島:正直不思議な感覚でした。ゲームを作っている側としては、読むまではあまり入り込めないのではと思っていたんですけど、切り口が面白くて。部活でテニスなどを頑張るスポ根のような感覚を、キャラクターたちはゲームの中でやっている。それにこの漫画が凄いのは、ゲームが持つパラメーターなどのインタラクティブな要素をちゃんと扱っているので、漫画を読みながらゲームを遊んでいる感覚になれるんです。ボス戦も、ゲーム的にギミックを紐解くことで攻略法を導き出していますよね。不二:そこは硬梨菜先生の原作が徹底しているところですね。「彼らはゲームを遊んでいる」という点は、『シャンフロ』がこれまでにあったファンタジー作品とは異なる切り口だと思います。ー不二先生が小島監督のゲームと出会った時を教えてください。不二:小学生の頃、他のゲームを購入した際に体験版として同梱されていた『METAL GEAR SOLID』(以下『MGS』)を遊んだ時です!当時は武器も持たずに隠れて進むというゲーム性に衝撃を受けて、一気にハマりました。たら、小学生だからストーリーは全然わからなかったです(笑)。小島:『MGS』は中高生くらいの人に向けて作っていたので、小学生だと難しかったかもしれませんね。
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