
有罪判決の永山絢斗被告、コメント発表 罪と向き合い「二度と裏切ることのないよう、懸命に生きていきます」【全文】
大麻取締法違反(所持)の罪で9月1日、東京地裁から懲役6月執行猶予3年(求刑懲役6月)の有罪判決を受けた俳優の永山絢斗被告(34)が同日、コメントを発表した。【画像】「自分の考えの甘さを猛省」永山絢斗コメント全文 起訴状によると、永山被告は6月15日に東京都目黒区の自宅で乾燥大麻約1.694グラムを所持したされる。永山被告は15日深夜に大麻取締法違反の疑いで逮捕、7月7日に保釈された。保釈保証金は300万円。 8月28日の初公判では罪状認否で「間違いありません」と答え、中学2年生の夏頃に地元の先輩に勧められて初めて大麻を使用、一時断っていたが、18・19歳の頃に知人との酒席をきっかけに使用を再開。その後、継続的に吸うようになったと語った。 これらをふまえ、裁判官は、前科前歴がなく、事実を認めて反省の態度を示し、大麻の関係者との連絡を絶つなどして更生を図ろうとしていること、母親や仕事関係者も更生を支援する上申書を提出していることなどから執行猶予が相当とした。 説諭では「あなたのことを応援して復帰を待っている人がいる。その人たちの期待を裏切らないように大麻との関係を断ち切って、しっかり立ち直ってほしい」とした。 永山被告は1989年3月7日生まれ、東京都出身。兄は俳優の永山瑛太。2007年7月、日本テレビ系ドラマ『おじいさん先生』でドラマデビュー。2010年6月、映画『ソフトボーイ』で初主演を務め、『第34回 日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『おひさま』、『べっぴんさん』、映画『アンフェア the end』、『真田十勇士』などさまざまな作品に出演。今回の騒動で、来年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』を降板した。■永山絢斗 コメント全文この度は、私、永山絢斗の無責任かつ不適切な行動により、多くの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。これまで一緒に仕事をしてくださった大勢の方々、そして私を応援し、支えてくださった皆さまを、このような形で裏切ってしまいました。今回の事は、決して許されることではないと思っています。―度失った信頼を取り戻すのは、とても時間がかかり、大変なことだと覚悟しています。本日の判決を真摯に受け止め、犯した罪の重さと向き合うとともに、自分の考えの甘さを猛省し、皆さまを二度と裏切ることのないよう、懸命に生きていきます。本当に申し訳ありませんでした。2023年9月1日永山絢斗
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