
佐藤健&神木隆之介、宮城の復興へ思い込めた共著『みやぎから、』写真展開催
俳優の佐藤健と神木隆之介が25日、共著の書籍『みやぎから、』の出版記念写真展「みやぎから、、」(渋谷PARCO)の開催初日に内覧し、書籍に込めた現地への思いを語った。【写真】神木隆之介と”パネル”佐藤健の2ショットを撮影する佐藤健 盛況のうちに終了した仙台PARCOでの写真展が、渋谷PARCOでもスタート。佐藤と神木が展示会場を内覧し、取材で訪ねた宮城県内各地での様子を思い出しながら、互いに旅の中で得た食や産業、文化、伝統芸能など数々の出会いについて語り合い、あらためて震災からの復興に思いを寄せた。 神木は、南三陸町の「化石発掘体験」の写真や実際に発掘した化石を見ながら、「化石を発掘してきました。アンモナイトとか、2億5000万年前海に生息していた最古級の魚竜の化石が発見された地域で。そこで魚竜の化石(なかなかレアと言われる化石)を発見しました、奇跡的に」とコメント。 佐藤は、石巻市の「石ノ森萬画館」への取材を振り返りながら、「3階が図書館になっていて、震災のときにそこでみんな避難して、避難所に行っている人もいれば、ここで何日も生活をしていた人たちもたくさんいるのだと。子どもに大人が本を読み聞かせてあげたりして、みんなで団結して何日か過ごした場所だと。すっかり完全に復旧していて、当時の写真を見せてもらったのだけど、なかなか大変だったわけなのですよ、もちろん。そういう、復活していく、復旧していく力強さみたいなものをすごく感じました」と震災復興に対する思いを伝えた。 佐藤と神木が宮城で見て、聞いて、触れてきたたくさんの「出会い」が会場全体で味わえる写真展。2人の見てきた景色を堪能しながら、知ることから始まる「新たな旅」を感じられる。
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