
保志総一朗、テレビ版『SEED』アフレコ現場でネタバレされる 台本でじっくり楽しみたい派も「すぐ見て言う人が…」
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズでキラ・ヤマト役の声優の保志総一朗が24日、都内で行われた『機動戦士ガンダムSEED&SEED DESTINY スペシャルエディション HDリマスター』連続上映記念の前夜祭に登壇した。【写真】ストライクをなでる保志総一朗 保志は、ステージ袖から「キラ・ヤマト、ストライク行きます」と生せりふを言いながら登場。「帰ってきました。『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマト役の保志総一朗です。ぱっぴー!」とあいさつした。 『ガンダムSEED』のアフレコ現場について、「大人数で、そうそうたるメンバーがそろっていた。みんな運命共同体で一緒に頑張れた」と振り返る。「僕が若い方だった。皆さんのスゴい演技を肌で感じながら、相乗効果で『頑張んなきゃ』みたいなのがありました。戦場みたいな戦っている感じでした」と懐かしんでいた。 先の気になる展開だった『ガンダムSEED』だったが、「戦うアニメであるあるですけど、どこまで自分が生き残れるかわからない。次の週に誰がどうなっているかわからない緊張感もあった」と明かす。アフレコ時に翌週の台本がもらえたというが、じっくり読みたい派の保志は気になりつつも現場では、あまり読まなかったそう。 しかし「すぐ見て『こんなことになってる!』と言う人がいる。『言わないで!あとでじっくり楽しみたいから』と。作っていると純粋なお客さんとして楽しめない。せめて台本だけは新鮮な気持ちで、ストーリーがどうなっていくのかを追うのが楽しみだった。次の週のネタバレを回避する戦いがありました」と、さまざまな戦いにまつわる裏話を披露して笑わせていた。 アニメ「ガンダムSEEDシリーズ」最新作の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が、2024年1月26日より公開される。これを記念して、TVシリーズ『機動戦士ガンダムSEED』&『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の特別総集編である「スペシャルエディション HDリマスター」が、あす25日から3ヶ月連続上映される。 本作は、C.E.71からを描いたテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED』全48話を3部作に、その後のC.E.73からを描いたテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』全50話を4部作に再構成したもの。C.E.75を舞台にした最新作、劇場版『SEED FREEDOM』への軌跡をたどる物語、全7部作を、全国約50館の劇場で各2週間ずつ上映する。 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトと幼なじみのアスラン・ザラの苦悩と成長が描かれる。2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送された。
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