
古舘伊知郎&爆笑問題が語る“テレビ局の高学歴化” 今は全方向への気配り求められ「涙ぐましくなる」
フリーアナウンサーの古舘伊知郎がMC、市川紗椰がアシスタントを務めるBS日テレ『古舘伊知郎のいまさら昭和~愛すべき愛しき日々~』が、7日に放送される(後7:00)。【動画】古舘伊知郎&爆笑問題が語る“テレビ局の高学歴化” 今は全方向への気配り求められ「涙ぐましくなる」 爆笑問題をゲストに迎えて、若者からも再注目されている昭和歌謡、昭和を代表する名作ドラマ、昭和のバラエティー番組などについて縦横無尽にトークを繰り広げていく。 収録を終えた古舘、爆笑問題の3人に話を聞いた。太田光僕はテレビっ子でしたからね、意外と子どもの頃の記憶って残ってる。テレビっていうのは、お笑いもそうなってきているんですけど、みんな東大から来たりとか、高学歴になっていますから。テレビ局にいる人はみんな当時も学歴があったんだろうけど、出てる側はね。要するに、これしかできないからっていうので、勉強できないから芸人になったっていう人がいっぱいいる。古舘伊知郎テレビ局の人たちもそうだった。僕がテレビ朝日に入った時の先輩方はロクでもなかったんだけど、そこがテレビの良さで。ところがだいぶ経って、僕がフリーになって30代なかばになったら、気づいたら日本テレビにもどこにも東大卒が普通にいて、もうびっくりして。いい学歴がいけないっていうんじゃなくて、めちゃめちゃだった時代を知っているから、その当時はその当時なりに面白かった。太田だから、テレビ見たらバカになるよって言われていましたからね(笑)。田中裕二今は、テレビに出ている人が、タレントもアナウンサーも、みんなが全方向に気配りをした発言を、気をつけて気をつけてやっている。太田神経を集中してやっているからね(笑)。田中お前は逆なんだよ(笑)!だから、涙ぐましくなる時があります。こういうことを言ったら炎上するかもしれないからっていうのを、もうあらゆる想定をしながらしている。太田窮屈そうですよね。古舘だから、2人が出ている『サンジャポ』なんかでも、議論が盛り上がって「そうじゃない!」ってなっている時に、進行のアナウンサーが「はい!じゃあ、次に」っていう時の、言い方がすごく切実で…。太田光そうなんですよ!あれ、アナウンサーがイヤホン越しに「太田を止めろ!」なんて言われていて(笑)。田中裕二あの「はい!」も、実は5回目くらいのトライなんですよ。最初は落ち着いたトーンで言っているんだけど、太田さんが聞いてないから、わーわーやっていて。相当前から、次にいけってカンペが出ているんだけど、話が終わらないからっていうので「はーい!」ってなっちゃうんですよ(笑)。
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