
『GIRL or LADY ~私が最強~』MCインタビュー アン ミカ&若槻千夏&シュウペイが 恋愛においての“年齢”語る
「ABEMA」のオリジナル新作婚活サバイバル番組『GIRL or LADY ~私が最強~』が毎週日曜夜10時より無料放送中だ。同番組は、「年齢と共に変化する女性の魅力や恋愛観・結婚観のリアル」をテーマに、運命の恋を求めて集まった結婚願望アリの12人の女性たちが、20代の「ガールチーム」と、30代の「レディチーム」に分かれ、誰もが羨む理想的な男性4人を奪い合う“婚活サバイバル番組”だ。各年代の女性たちは、それぞれの魅力と相手チームから学んだ恋愛テクニック、それらの全てを駆使して運命の恋をつかみ取っていく。【動画】アンミカがキスより許せないこととは?3人が熱く語る! 放送に先駆け、ORICON NEWSでは番組MCのアン ミカ、若槻千夏、ぺこぱのシュウペイにインタビューを実施。前代未聞の「婚活サバイバルバトル」の見どころや推しメンバーについて語ってもらった。■シュウペイ「20代の子からみて36歳っておじさん?」 恋愛においての“年齢”とは――この番組の「年齢と共に変化する魅力や恋愛観のリアルを描く婚活番組」というコンセプトについては、どう感じましたか。若槻千夏(以下、若槻):「ガールチーム」、「レディチーム」というのは新しいですよね。今までの恋愛番組では、出演者をこうして年齢で分けることはなかったじゃないですか。加えて、チーム分けをするという構成も新しいと感じました。アン ミカ:「ガールチーム」と「レディチーム」を年齢層で分けるということは、世界的にも一歩踏み込んだ試みだと思いますので、新たな挑戦ですね。どうなるのかなと思っていたけれど、見事に面白かったです。若槻:「レディチーム」には大人同士のバチバチが、「ガールチーム」には「レディチーム」たちへのバチバチがあって、絶妙なやりとりもすごく面白かったですね。年齢含めて、それぞれの良さが出ていたと思います。――今までの恋愛において年齢を意識したことはありますか?アン ミカ:私の場合は「レディチーム」と同じく、子どもが欲しいなと思って時期を逆算するなどの意識をしたことはありますね。私は意外と相手には何の条件も求めていなくて、その場のパッションで好きって思えたら突き進んじゃう。29~30歳で韓国留学していた時に一目惚れした相手が20歳になったばかりだと判明してびっくりしたことも。その人は7カ国語くらい喋れるし、いろいろなことを教えてくれましたが、好きになった時に年齢を確かめていませんでした。さすがに30歳の時の20歳の相手は若すぎて気後れしてしまい、結局その方とは友達になりました。でも基本的には、相手の年齢は気にしないですね。若槻:確かに20歳と30歳の時の10歳差は大きい。30歳から40歳ならそこまで気にならないかもしれないですね。シュウペイ:逆に聞きたいのは、僕は今年36歳なんですけれど、20代の子からみて36歳っておじさんなのか、恋愛対象に入るのか。そこが分からないと、なかなか恋愛ができないというか。若槻:一番いい年齢だと思いますよ。36歳。もしも男の人が30歳くらいだとしたら年齢的に一番モテる時なので、まだ遊ぶんじゃないかと思っちゃう。でも36歳はいろいろ経験も積んで落ち着いてきた頃なので、一番いい年だと思います。アン ミカ:シュウペイさんみたいに精神年齢やファッションに若々しい感性があるのはすごく大事ですね。お肌もツルツル(笑) 40歳ともなると、個人差はあれど、20代の子からしたらちょっと大人すぎるかもしれないなあ…(笑)シュウペイ: 36歳になって、ちょっと自信がなくなっていましたが、お姉さん2人のおかげですごい自信になります。――みなさんは今の時点で、「ガールチーム」派ですか。それとも「レディチーム」派?アン ミカ:つい応援したくなるのは「レディチーム」かな。いや「ガールチーム」も…。これ、究極の二択やな。若槻:どちらにも、いいところがあるんですよ。シュウペイ:だから男性たちも選ぶのは本当に難しいんでしょうね。――では、個人で応援したいと思っている子は?シュウペイ:僕は第3話までいろいろな子を好きになっていました。若槻:毎週違っていた(笑)。でも「レディチーム」のユカコはずっとタイプだったよね。アン ミカ:「ガールチーム」のミナミちゃんのこともかわいいって言っていたな。気持ちは男性メンバーの5人目の参加者ですね(笑)シュウペイ:そうですね。男性メンバー5人目のシュウペイ36歳なんで(笑)。好きな子はいっぱいいます。――シュウペイさんを見ていたら、ハイスペ男性陣の気持ちがちょっと分かるのではないでしょうか。若槻:分かんない、別モノです。こんなに揺らいでいる人いないです。アン ミカ:みんなで隠れ部屋から見た時に、一番怒られるタイプです。シュウペイ:だからね、僕は、そういう意味では男性メンバーの気持ちが分かります。なんとか格好つけようとするけれど、それが空回りしてしまったり。女の子からしたら、なんではっきりしないんだろうと取られてしまう。そういうのが垣間見える番組です。■「ガールチーム」「レディチーム」それぞれの魅力は? 推しの“ハイスペック男性”も――アン ミカさんと若槻さんが応援している方は?アン ミカ:私は個人的に「レディチーム」のユリミさんを応援していました。若槻、シュウペイ:うーん、分かります。アン ミカ:彼女はこれまでの経験から、言葉とか相手との距離感を非常に大事にしながら、素直に気持ちを伝えていますよね。グループで会話する時も、非常に大人です。和合を大事にするタイプの人で、いつも笑顔がステキだなと思っていました。若槻:「ガールチーム」のミキちゃんも、いつも笑顔ですよね。明るくて、こっちまで笑顔になれる喋り方をしていて。とても一途な子なんですよ。――語っていただいたユリミさん、ミキさんの魅力は、チームだからこそ見えてくるものですね。アン ミカ:確かに、グループの中で上手にバランスをとっていて出過ぎない、それでいてグループの中にまろやかさを出してくれている子は好印象やな。でも、それが男性からみて引力になるかは別やねんなあ…。――今回は4人のハイスペック男性も登場しますが、女性陣から見てハイスペ男性たちはいかがでしたか。若槻:タイスケが恋愛をしたことがないというのが、まずポイントでしたね。ハイスペックで、これだけイケメンで、会社経営もしていて、それで恋愛をしたことがないって…。「いやいや、遊んできたでしょう」と思っちゃう。でも見ていると本当に恋愛が下手なんですよね。それが本当に人間っぽいというか(笑)。ハイスペックだけれど、恋愛スキルだけが足りなかった。(笑)アン ミカ:私は正直、“できないところがある人”が好きなんですよ。自分が一緒になってどうにか育てたいと思うので、タイスケのことはかわいくて仕方なかったです。シュウペイ:同じ男性から見ても、タイスケは本当に恋愛経験が少ないんだと思いました。そこがかわいいかどうかは女性次第ですけれど。若槻:後半ではシュンヤがよかった。シュンヤの体を見たらシュンヤがいいなと思っちゃうんですよ。トレーナーなので、すごく体がいい。それまではダボっとした服を着ていたから分からなかっただけに、そのギャップでグッときました。(笑)アン ミカ:それまでずっとシュンヤのことをボロボロに言っていたんですよ。ダメ出しをしていたのに急に熱が入って(笑)。――では最後に、前向きなアプローチで年齢差を描く『GIRL or LADY〜私が最強〜』の見どころを教えてください。若槻:「ガールチーム」の方が若いので、もう少し“恋愛重視”でくるのかと思ったら、意外と結婚を考えている子が多くて驚きました。女子は25歳過ぎたあたりから、自分も30歳までに結婚したいという目標を持つ時期があるじゃないですか。それが30歳を超えた後に一回吹っ切れて、やっぱり働こうと思い始める。だから「レディチーム」の方が結婚に対してガツガツくるのかなと思ったら、20代の子の方が結婚に対してガツガツしている感じがしました。「レディチーム」たちはいろんな経験をしてきたからこそ、落ち着いた恋愛の進め方をしていましたね。そこが最初に抱いていた印象と違いました。アン ミカ:「ガールチーム」と「レディチーム」でお互いの恋愛を聞いたり見たりできる分、若い子たちは「わぁ、さすがお姉さまたち」と感動して、それを伸びしろに変えていて。次の回の時にちょっと取り入れちゃったりしているのがかわいいなと思いました。シュウペイ:ちゃんと取り入れていましたね。「レディチーム」がお手本となって、それを「ガールチーム」が吸収して。男性陣も毎日変わっていく姿を見るから、好きな人も変わるだろうし、誰を好きになるのかをちゃんと比べられる。「ガールチーム」のいいところと、「レディチーム」のいいところが分かります。アン ミカ:そこが素直なんですよ。そのピュアさやまっすぐさは、男性陣にも魅力に映ると思います。一つ象徴的だったエピソードがあって。ある事件があった時に「ガールチーム」の方は男性を問い詰めちゃったんだけれど、「レディチーム」は導いたんです。質問をしながら導いていった姿が象徴的でした。「ガールチーム」はみんなの前で問い詰めてしまって、それは誰かに恥をかかせてしまうことになる。でも「レディチーム」はそれを人前でやらず、2人きりになった時に導いてあげた。そんなふうに助け舟を出したところに、経験値の差を感じましたね。でも「ガールチーム」が悪いというわけじゃなく、それはそれで、その時にしかできない感情の爆発なんです。「ガールチーム」と「レディチーム」を象徴するシーンでしたね。(取材・文:Nana Numoto)
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