
「好き」って言ってくれない彼の男心がわかる女になる
恋人同士なのに、彼が好きって言ってくれない。だから愛されているのかわからない。よく聞く女性の悩みですね。「好きだ」と口だけも困りますが、やっぱり言ってほしいのが女ごころ。こんなときは「好きって言って」とお願いしてもいいのでしょうか。それとも「好き」と言わない、言えない彼の思いを尊重したほうがいいのでしょうか。最初の頃は言ってくれたのに……付き合う前や付き合いたての頃は言ってくれたのにめっきり言ってくれなくなった。それは“まだあなたが手に入っていなかったから”と考えられます。「好きだ、愛してる」の愛の言葉は、まだ完全に落ちていない女性や、手に入るか分からない価値の高い女性に率先して言います。自分のことを完全に好きになった女性にはわざわざ言いません。つまり、ナアナアの恋人には言わないわけです。もう手に入れてしまったので、気を引く必要がないというわけ。「私のこと好き?」はNG「私のこと好き?」「好きって言って」と質問したり無理に言わせたりしないこと。“彼女に言わされている自分”という感覚がするので、冷めてしまいます。発言を無理強いする人は嫌ですよね。また「好き」と言わせることによって「あんまり言いたくないのは、もしかして彼女のことが好きじゃないのかも……」と余計な気持ちにさせてしまうおそれが。言えないのは日本人だから?「そういえば、付き合いたての頃も言ってくれなかった」彼もいるでしょう。その大きな理由は、まず日本人であるということ。外国人男性は臆面もなく「好きだ」と言います。かっこいいですよね。絵になるし。これは、オーバーアクションで表現する風土や環境の違いからくるものなので、日本人には大胆な愛の発言は難しいと思います。彼に似合わないとか、考えませんけどね。日本人は奥ゆかしいので、恥ずかしくて言えないのでしょう。言わなくても心が通じている「言わなくても分かるだろ」という日本男児の考えと、「恋人は以心伝心」と考える日本人特有の「相手を察する」。その両方により「恋人は自分の愛情をきちんと察している」と思っています。そこで「なんで言ってくれないの」と鈍感な発言をされると「彼女はぜんぜん察しない、細やかでない」と一気にうんざりします。「好き」と言わせるためにはとはいっても、愛の言葉が全然ないと不安。何度も使えない手ですが、「好きって言ってほしいな」と甘えてみる。毎回言わされるのは苦でも、一度や二度なら許容範囲です。もうひとつ、どうしても言ってほしいときは心が離れたようにふるまってみます。「好き」や「愛してる」は気を引くための他に、彼女を失いそうなときや引き留めるときの不安を打ち消すための言葉でもあります。それでも言ってくれないときは……。あまりにもかたくなな態度や、違和感がある場合は少し注意してみることも必要です。ですが、言葉にすることは口だけだから簡単。愛情は、言葉よりも行動が重要なので、そのことを忘れないようにしましょう。(たえなかすず/ライター)(愛カツ編集部)
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