
ブラッククローバー 第47話「唯一の武器」【感想コラム】
前回、覚醒してヴェットの片腕をふっとばしたノエル。しかし、ヴェットは三つ目を開眼させ、「獣魔法」を「魔獣魔法」にパワーアップさせました。再び襲いかかるヴェットに、大ピンチのノエルは――。発売まで一ヶ月を切っているPS4のゲームにも、ノエルとヴェットがいます。ゲームではノエルとヴェットの掛け合いがあるのかどうか、気になりますね。このページの目次1 フッハ、実は頑張っていた2 モスキート魔法3 俺に任せろ4 諦めないアスタは今週も仲間を動かす5 希望はアスタだけ■フッハ、実は頑張っていた「魔獣魔法」に進化したヴェットの圧倒的な魔力は、海底神殿の外にまで届きました。ついでのように倒されてしまった、海岸の魔法騎士たち。彼らを手当するのは、フッハでした。休暇中だったはずですけど、ちゃんと仲間のために仕事をする辺り、なんだかんだ悪いやつじゃないんですよね。そんなフッハがビビる、ヴェットの魔力。海の底からでも届くなんて、とてつもない魔力です。■モスキート魔法画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会ヤミ団長は、今週もヴェットの配下が使う空間魔法で隔離されています。ヤミ団長を閉じ込め続ける魔法って、なにげに凄いですよね。さらに、バネッサの元にも、敵が登場。「モスキート魔法」を使う男でした。モスキートだけに、相手の魔力を吸収できるようです。しかもバネッサの糸を、モスキート魔法による超音波は弾きます。そこでバネッサは、敵が接近してくるまで耐え抜き、至近距離から「糸魔法」を使用。糸で敵を操り、自滅させました。とまあ、ヴェットの配下がいろいろ出てきているわけですが、この辺りはアニメオリジナルのシーンです。バネッサ姉さんが大活躍しまくる回は、原作だともう少し先なのです。ゲームが出るので、アニメでは一足先に活躍させたのでしょうか。■俺に任せろ一方、ノエルのピンチに立ち上がったアスタ。ボロボロのアスタが立ち上がれたのは、カホノが潰れた喉で治癒魔法をかけてくれたおかげ。それを受けたアスタは、カホノの喉とキアトの脚を治そうと決めます。ヴェットが腕を再生させたのだから、きっと治せるやつがいるはずだと信じて。そのためにも、ヴェットを倒さなければなりません。だからあとは俺に任せろ、とアスタさん。助けてもらったうえにそんなことまで言われたら、ノエルじゃなくても惚れちゃいますね。■諦めないアスタは今週も仲間を動かすというアスタの様子を、隠れて見ていたフィンラル。ヴェットの強さは異常です。ノエルが“かつて人類を滅ぼそうとした魔神”を彷彿とするほどに。勝てるわけがない。殺される。フィンラルはそう思い、アスタが逃げてくれるよう願い、自分も去ろうとしました。けれど、アスタは諦めない男です。仲間のため、魔法帝になるという夢のため、決して敵の前から逃げるようなことはしません。そんなアスタを絶望させるべく、ヴェットは倒れているマグナ&ラックを攻撃。トドメを刺そうとして――間一髪、バネッサ姉さん登場。糸で二人を救出します。アスタが諦めなかったからバネッサが間に合い、マグナやラックだって頑張ったのです。そして、フィンラルもまた、決心。「後輩たちが頑張ってるんだ、先輩らしいところ見せないとな」と、本当は怖いけれど、戦闘に参加。■希望はアスタだけ画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会凄まじい魔力を持つヴェットには、生半可な魔法は通用しません。配下を操った糸ですら、効果なし。おまけにアスタ側は、ヴェットの攻撃をうければ一発でアウト。だけど、アンチ魔法の剣なら――バネッサたちはアスタに望みを託し、連携。フィンラルの空間魔法で敵の遠距離攻撃を防ぎ、アスタを移動させます。ヴェットが突っ込めば、バネッサの糸でアスタの軌道を変更。そうして、ついに入る一閃。「この武器でお前を倒す!」アスタの攻撃がヴェットにヒットしました。と、今回も激アツな展開で終了。毎回、引きがいいですね。アスタの攻撃が入ったとはいえ、ヴェットはフィンラルの空間魔法を見切ろうとしていました。脳筋キャラのように見えて、実は考えながら戦うこともできるタイプなんです。おまけに回復もできる。この時点では、相当な強キャラですよね。原作はもっと凄いことになっていますので、ぜひ読んでみてください!ブラッククローバー 感想コラムのまとめ(あにぶ編集部/星崎梓)
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