
映画『コナン』公開1ヶ月で興収111億円突破 スピッツとのコラボムービー公開
アニメ映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(4月14日公開)の最新の興収情報が15日に発表され、公開から31日間で観客動員783万人、興行収入111.1億円を突破した。公開から1ヶ月経過したことを記念して、スピッツが手がけた主題歌「美しい鰭」とコラボしたスペシャルムービーが公開された。【動画】スピッツによる主題歌も!公開された「コナン」のコラボ動画 公開当初から「主題歌の『美しい鰭』が本編の内容とマッチしている!」と大好評で、エンドロールで涙を流す人が続出していることから、主題歌にのせて本編の初解禁映像がふんだんに盛り込まれた特別映像が完成。 映画の本編を始まりなぞるように、制作陣のこだわりが詰まった美しくダイナミックな八丈島のシーンから始まり、少年探偵団・沖矢昴(赤井秀一)・黒ずくめの組織メンバーなどが続々登場。老若認証システムで解析されている灰原が映し出されると、「会いたかったぜ、シェリー…」というドスの効いたセリフとともにジンが怪しげな笑みを浮かべ、灰原の身に迫る史上最大の危険を暗示させる。 初解禁となる本編のシーンも盛りだくさんで、佐藤刑事に激しく感情をぶつけ、探偵バッチに必死に呼びかける、これまでにないコナンの焦燥した姿。そしてジンに銃口突きつけられながら、反抗的な目で立ち向かうキールの姿からは、黒ずくめの組織内での衝突を予感させる内容に。 さらに灰原の、コナンと黒ずくめの組織、実の姉である宮野明美との過去映像から、博士や少年探偵団、蘭と園子、そして意味ありげな3匹のイルカのオブジェ、そして「私は変われた」というセリフに繋がっていき…。 クライマックスには、赤井秀一と安室透が<ライ><バーボン>と呼び合うシーンや、灰原を守る為に結集するコナンたち、コナンが灰原の手を引いて輝く海の中をゆっくりと浮上していく幻想的なシーンなど胸アツな場面が盛り込まれ、美しくもどこか切なさを感じさせる主題歌とベストマッチした激エモーショナルな映像に仕上がっている。 シリーズ第26弾となる今作は、公開初日で観客動員数は58万人、興行収入は8.5億円を突破。配給の東宝によるとこの数字は、映画『コナン』シリーズ1位のヒット作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(2022年公開 最終興収97.8億円)対比で163%という記録とし、1997年の1作目公開から26年目にしてシリーズ初の興収100億円超えが狙えると説明していた。 最近の映画『コナン』シリーズは、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(22年公開)興収97.8億円、『名探偵コナン 紺青の拳』(19年公開)興収93.7億円、『名探偵コナン ゼロの執行人』(18年公開)興収91.8億円と、期待されつつも興収100億円突破ができずにいたが、シリーズ1作目の公開から26年目にして待望の興収100億円を突破している。 『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は、東京・八丈島近海に建設された海洋施設『パシフィック・ブイ』を舞台に、『新技術』を巡りコナン、そして灰原哀に黒い影が忍び寄り…コナンと敵対する黒ずくめの組織を中心としたストーリー。宿敵・黒ずくめの組織に灰原の正体=シェリー/宮野志保であるとバレてしまうのか? ある騒動に巻き込まれる物語が展開される。■『名探偵コナン 黒鉄の魚影』興収の流れ公開1日目:観客動員58万2776人 興収8億5883万7700円公開3日間:観客動員217万6407人 興収31億4638万7340円公開10日間:観客動員407万2179人、興収58億6665万4490円(前週比約+27.2億円)公開18日間:観客動員:557万人、興収:79.7億円(前週比約+21.1億円)公開24日間:観客動員:728万136人、興収103億448万3700円(前週比約+23.3億円)公開31日間:観客動員783万人、興収:111.1億円(前週比約+8.1億円)
ORICON NEWS