
天国のYOSHIさんへ…YOSHIKIら全身全霊のパフォーマンス披露 感動の声続々「魂の叫びが聴こえた」「泣きました」
日本テレビ系で28日に放送された『発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2022』で、今年11月に急逝したボーカルYOSHIさんの歌声とともに、YOSHIKI、オーディション審査員も務めるダンサーのTAKAHIRO、kazuki(s**t kingz)、そして「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」オーディションメンバー11人が一夜限りのスペシャルステージを披露した。【動画】YOSHIKIのスペシャルパフォーマンス映像 会場にはYOSHIさんの母親も来場し、冒頭で「YOSHIKIさんが言っておられた“NOTHING IS IMPOSSIBLE”というのを心に強くとめて、できない事は何もないと果敢に挑戦しておりました。成長させていただいてありがとうございました」とYOSHIKIに感謝を伝えた。 その後まるでYOSHIさんがその場で歌っているかのような臨場感ある映像が大スクリーンに映し出され、ステージにいる全員が、天国にいるYOSHIさんに向けて魅せた全身全霊、魂揺さぶる圧巻のパフォーマンスは、大きな感動を呼んだ。 YOSHIKIが作詞・作曲を手掛け、YOSHIさんが一部ボーカルを入れたまま未完成であった「XY」は、クラシック、ロック、ダンスミュージック…とまるでYOSHIさんの駆け抜けた人生を体現するかのように躍動しながら変化していく、壮大な楽曲へ進化を遂げていた。 YOSHIKIはピアノ、ギター、ドラムで圧倒的なパフォーマンスを披露し、そして曲のラスト、ステージに響くYOSHIさんの声と、YOSHIKIの唯一無二のピアノの音色は、深く静かに視聴者の涙をさそった。 また、パフォーマンス前に流れたドキュメントVTRのナレーションは、YOSHIさんと映画で共演以来、親交を深めてきた菅田将暉が務め、世界的ダンサーであるTAKAHIRO、kazuki、そしてバンドメンバー、ダンスボーカルグループ計11人のネクストスターという、短くも濃厚な時間を共に過ごした仲間たちが天まで届けと感情をさらけ出した大迫力のステージは、まさに最強のパフォーマンス。 『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』が開始して約1年。前代未聞のこのオーディションプロジェクトは、プロデューサーであるYOSHIKIの手により最強のチームとして、完成されつつあることが証明された時間だった。 SNSでは、「凄かった魂の歌。全力のパフォーマンス。感動。涙腺崩壊。この歌聞けただけでこの番組見た価値はあった」「YOSHI本当にいるみたいだった。お母さまが嬉しそうにステージを見てたのが印象的だった」「YOSHIKIもみんなも全身で演奏してて、本当に楽しそうで、きっとここにはYOSHIもいて。見ててずっと鳥肌が立っていた」「魂の叫びが聴こえた気がして震えた」「泣きました。私も天国に行くまでの時間を一生懸命生きようと思いました」など、多くの感動の声が溢れた。 そしてパフォーマンス後、YOSHIKIは「僕らは天国に行けないけど、YOSHIに会えるその日まで、YOSHIの分まで全力で生きて、YOSHIの夢を一つずつ叶えようと思います」と語った。 YOSHIさんの夢を叶えるためにも、そして遺族の想いに応えるためにも、前に進むことを決断した『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』は、現在新しいボーカリストの審査を進行している。地上波の衝撃的なステージでお披露目となったオーディションメンバー。バンド&ダンスボーカルグループとともに最終的なデビューメンバーはどうなるのか。今後に注目だ。 なお、このスペシャルステージは『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』公式YouTubeチャンネルで公開されている。
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