
高良健吾、ニット帽をかぶったカラフルで個性的な着こなし 映画『水は海に向かって流れる』
俳優の広瀬すずが主演する映画『水は海に向かって流れる』(6月9日公開)より、高良健吾演じるマイペースな脱サラ漫画家・歌川茂道(通称:ニゲミチ先生)を中心とした場面写真4点が解禁となった。【画像】そのほかの場面カット 本作は、田島列島の同名漫画が原作。過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言し、日々を淡々と過ごしていた榊さんこと、榊千紗(広瀬)が、10歳年下の高校生、直達(大西利空)との出会いをきっかけに変わっていく。個性豊かな年の差男女5人が集うシェアハウスを舞台に、家族でもなく、恋人でもない、“特別な存在”が、一歩踏み出す勇気をくれる物語。 直達の叔父である茂道は、シェアハウスのみんなからはペンネームである“ニゲミチ先生”と呼ばれ、マイペースだが親しみやすい陽気なキャラクター。カラフルで個性的な服装が特徴だ。 今回解禁された写真からも、トーテムポールを背にどこか遠くを見つめる姿や、納期に間に合わないのか直達に漫画の製作を手伝わせる様子、榊さんと話し込む姿、飼い猫ムーを抱き、カーテン越しに不思議そうな顔を覗かせる姿など、どの場面を切り取っても味のある豊かな表情で、本作を盛り上げる。 『横道世之介』や『悼む人』など主演作はもちろん、多種多様な脇役まで縦横無尽に活躍する高良。現在公開中の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命』では、吉沢亮演じる「東京卍會」の総長・マイキーの兄・真一郎役で出演している。振り幅のある硬軟どんな役も自分のモノにする高良の本作への出演に際し、前田哲監督は「いつか映画でご一緒できたらと思っていて、やっと出会うことができました」と大喜び。 「帽子にメガネと重ね着というキャラクターを作り込んでいく衣装合わせの中で、すでに役柄をつかんでくれました。楽しみながらニゲミチを演じてもらえたのではないかと思います」と、監督も満足げ。高良は、本作全体の“陽”の部分を担うと言っても過言ではない、どこか憎めない明るいキャラクターを見事に演じ切った。「原作寄りのラフなニゲミチをイメージして衣装合わせに行ったら、すごい重ね着してカラフルで、想像以上に濃いキャラになりました(笑)」と高良自身も語る通り、ニット帽をかぶった超カラフルな衣装の着こなしにも注目だ。 撮影の合間には、直達役の大西と並んで会話し、アドバイスを送るなど劇中の役柄同様、優しく見守る存在感だったという。
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