
見取り図、大阪マンゲキを卒業「たくさん良い思い出ある」 霜降りせいやも駆けつけエルフも門出
お笑いコンビ・見取り図(盛山晋太郎=36、リリー=37)が3月31日、大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)で『~マンゲキ卒業公演~「卒業だよ!見取り図集合!」』を行い、ホームグラウンドとしてきた同劇場を卒業した。盛山は「たくさん良い思い出がある」と感謝し、「(卒業して)立場は違えども、盛り上げていけたら」とこれからも協力を約束した。【写真60枚超】霜降り明星せいやも登場! 見取り図のマンゲキ卒業公演 一方、4月の見取り図のスケジュール上では「マンゲキ」の出番が多数あり、盛山は「僕もびっくりしたんですけど3月より出番が多い。あしたも立ってます」と苦笑い。その上で、「あしたからも劇場をよろしくお願いします。ライブでお会いしましょう」と力を込めた。 この日は、オープニングでは人気キャクター「南大阪のカスカップル」に扮して登場し、見取り図の卒業公演に訪れたというコントで沸かせると、一転して真骨頂の漫才を披露。さらにトークでは、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校29期生の出会いからこれまでのコンビの歴史を振り返った。リリーは、当時の盛山の印象を「髪がここ(腰)まであった」と笑わせた。 2009年に当時の若手劇場「baceよしもと」でデビューするものの、先輩たちに圧倒され、あまりの緊張で合間にトイレで吐いていたという。また、「5upよしもと」時代にはオーディションメンバーにまで転落する屈辱も経験。さらに「5upよしもと」閉館とともに当時の支配人から「2丁目劇場から代々伝わってきた若手の劇場が終わる。すまん」と告げられ、リリーは「地獄やった」と振り返った。 しかし、見取り図を評価し続けるファンは多く、盛山が「(当時)見てくれてた人います?」と客席に聞くと、手が上がり、「マジっすか?」と歓喜。2014年12月オープンの「マンゲキ」では、現在まで7年以上にわたり“劇場番長”として君臨し、『M-1グランプリ』で2018年から3年連続決勝に進むなど、漫才を磨き上げた。そして、いよいよ東京に本格進出となる。 この日は、麻布十番にマンションを借りたリリーが、とんねるず木梨憲武との交流を明かすなど、東京にもなじんでいる様子。一方、2人とも大阪の家は残したままで、盛山は「堀江3丁目に引っ越した」とも明かした。 霜降り明星・せいやも駆けつけ、笑いに包まれた卒業ライブ。ギャル芸人コンビのエルフも東京進出のため「マンゲキ」卒業となった。
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