
カプコンの戦国アクションゲームをアニメ化『鬼武者』11・2よりNetflixで独占配信 宮本武蔵役は大塚明夫
動画配信サービス「Netflix」は20日、カプコンが生んだ戦国アクションゲームの金字塔を初アニメ化したNetflixシリーズ『鬼武者』を11月2日より独占配信することを発表。宮本武蔵役の声優に大塚明夫、伊右衛門役に木村良平、佐々木小次郎役に関俊彦、さらに大塚芳忠、山下大輝、木村昴、小西克幸、興津和幸、古川慎、山根綺ら声の出演者も解禁となった。全く新しい“鬼武者”の世界の始動を感じさせる、臨場感と哀愁が漂う予告編とキービジュアルも公開された。【動画】Netflixシリーズ『鬼武者』予告編 発売開始から22年、カプコンが生んだ戦国サバイバルアクションゲーム『鬼武者』。至高の爽快剣戟アクションや“幻魔”との壮絶な戦いを描き世界を魅了した人気シリーズで、歴史上の人物を主人公とし、金城武や松田優作、ジャン・レノなど実在の俳優をキャラクターモデルにしている点も特徴の一つ。 今回のアニメ化では宮本武蔵を主人公とし、そのキャラクターモデルには日本が生んだ世界的名優・三船敏郎を迎えた意欲作。解禁された予告編は、イタリアのロックバンド・マネスキンによる主題歌「THE LONELIEST」が響き渡る中、3DCGIのキャラクターと手描きの背景が融合し、現代版へ昇華された全く新しい“鬼武者”の幕開けを感じさせる。 舞台は、戦乱の世が終わり天下泰平へと向かおうとする江戸初期。とある地に佇み、白いため息をつく宮本武蔵に迫る危機。しかし刃を向けられた瞬間、衰えを一切感じさせない俊敏な動きでバッタバタと敵をなぎ倒す。実力を買われた武蔵は、ある密命により、伝説の〈鬼の篭手〉を借り受け、突如現れた怪物“幻魔”がはびこる世の中で、危険な幻魔討伐の旅に出る。 貧困が蔓延する世を往く道中で武蔵は、両親を失い絶望に暮れる少女と出会う。彼女と心を通わせ守ろうとする武蔵だが、次々と追手や幻魔が襲い来る。そして、「今この世にいる侍は不幸!いっそ皆殺しにすべきではないかと…」と過激に言い放つ男・伊右衛門の存在も…。史実でも有名な武蔵と小次郎の“決闘”は果たしてどう描かれるのか。 映像では、武蔵の剣技や、〈鬼の篭手〉の“力”を駆使して戦うアクションが、臨場感とスピード感抜群に展開。中にはド派手な血しぶきが舞うなど、『鬼武者』らしいシーンも豊富だ。血を浴び“鬼武者”へと成ってゆく武蔵の戦いの先にあるものとは? 総監督を務めるのは、実写映画『十三人の刺客』『無限の住人』で斬新な殺陣演出で映画ファンをうならせた三池崇史。CGアニメ『ドラゴンズドグマ』を手がけた監督・須貝真也とアニメスタジオのサブリメイションがタッグを組み、新たなアニメの表現に挑む。 キャラクターデザインを務めるのは、昨年急逝した、“世界一絵が巧いイラストレーター”として知られる韓国人アーティストのキム・ジョンギさん。DCコミックやマーベル・コミックの表紙も手がけた経験も持つ彼が生み出した、細やかで躍動感あふれる人物たちにも期待したい。■声の出演宮本武蔵:大塚明夫 松木兼介:大塚芳忠 佐兵衛:山下大輝 五郎丸:木村昴 平九郎:小西克幸 海全:興津和幸 弦斎:古川慎 さよ:山根綺 伊右衛門:木村良平 佐々木小次郎:関俊彦
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