
『警視庁考察一課』北野日奈子、“レジェンドたち”との撮影は「緊張というよりもワクワク」 秋元康氏からエールも
元乃木坂46で俳優の北野日奈子(26)が、このほどテレビ東京系ドラマプレミア23『警視庁考察一課』(毎週月曜 後11:06)の合同取材会に参加した。【写真】『警視庁考察一課』に出演するサスペンス界のレジェンド俳優 同作は、秋元康氏が企画・原作を手がけるオリジナル作で、“事件の考察”を専門とした部署「警視庁考察一課」を舞台に繰り広げられるベテラン刑事たちの考察劇。訳あり刑事ばかりが集められる警視庁考察一課には、難事件の考察依頼が舞い込む。被害者は誰に殺されたのか、なぜ殺されたのか、個性豊かなベテラン刑事たちの考察が時にぶつかり、時に二転三転しながら、真実に迫る。 北野は、大東京警察署の庶務係・北野美奈子を演じる。■レジェンドたちとの共演に「壁と友だちになっていた」 徳永えりが緊張ほどく 出演決定について北野は「私は場違いだなと思った」と率直な語る。一方で「小さいころからテレビの中にいた方たちと同じ画面に映るっていうのが不思議で、緊張と言うよりもワクワクの方が大きかった」と振り返り、「親戚や家族からは『マジじゃん』みたいな感じ。私がどうこうというより『本当に一緒に出てるんだね』って」とサスペンスドラマ好きな母と共に喜んだと明かした。 撮影が始まると「壁と友だちになっていたんです、ずっと。壁に背中をあずけて、どこから狙われてもすぐ返事ができるようにしていた」と表現するほど緊張していたという。そんな北野を輪に誘ったのが徳永えりで「徳永さんが一緒に座ろうと言ってくださったり、手を引っ張ってくださったりするので、そこからあんまりドキドキせずに、お弁当を取りに行けるようになりました」と笑顔を見せた。 徳永とは、共通の知人の話をしているという。「徳永さんの事務所に乃木坂46の後輩の柴田柚菜ちゃんが所属していたので、仲良かった?みたいな話をして。最近だと、松村沙友里さんとも作品で一緒だったので、そのお話をしたり。徳永さんが『アイドルにリスペクトがあるんだよね、今まで一生懸命頑張ってきたんだね』ってお話をしてくださり、そこから甘えられるようになりました」と語った。■NGに反省も柳沢慎吾にぷんぷん「絶妙な目で見てくるんです」 北野は、「みなさん1テイクでOKが出ることの方が多い。それが本番なのかテストなのかわからないぐらいすごくナチュラルに作品に入っていく」と撮影の様子を回顧。「船越さんがテストだと思ってやっていたことが、いつの間にか本番だったみたいなこともあって、『えっ!大丈夫でしたか今ので?』と船越さんが驚くこともありました」とレジェンドらしい撮影エピソードを披露した。 一方、柳沢慎吾からは“洗礼”も受けている様子。「私が出ているシーンは、考察一課の皆さんとお話をしていて、柳沢さんはリアクションを取る場面が多いんです」と前置きし、「ご自身でもおっしゃっていたんですが、柳沢さんは、心に余裕があるから、私がしゃべらないときはふざけてくるみたいな」と告白。「カメラに映っていないところで、寄り目になり切れていない絶妙な目をするので、3度見ぐらいしちゃう」といい「柳沢さんが面白すぎて、一度NGを出したことがあって、そのときはさすがに『もー!』となってしまいました。ムードを明るくしてくださったので助かっています」と感謝した。■“北野美奈子”は「1番視聴者さんの目線に近いキャラクター」 秋元康氏からエールも「北野らしく頑張れば大丈夫」 北野は自身の役について「基本的に真面目じゃなくていいって言われていて。新人だけど真面目じゃないというのが難しかったのですが、今どきな感じで。皆さん役で対面していなかったら震えが止まらない方々だと思うんですけど、考察課の皆さんを外側から眺めるテンションで対面しています」と説明。「新人が来たけど、何だろこの雰囲気はっていうのは画面の中に残せたと思います」と自信を見せた。 また、企画・原作を手がける秋元氏からエールもあった。「ビジュアル撮影をした日に、こんなところに参加できて緊張もあるんですけど、終わったときに何か得られるように頑張りたいって連絡させていただきました」といい「臆せずに、北野らしく頑張れば大丈夫だよって言葉をいただけたので、選んでいただいたからには、頑張りたいなって前向きに参加できました」と覚悟を伝えた。 「実は黒幕では?」という問いかけには「柳沢さんがにおわせていますけど、どうなんですかね?」とにやり。「それぞれにいろんな過去があって集められた考察一課なので、それぞれに裏面があるのかなと思うんですけど、美奈子ちゃんは全く気が付かない。私は1番視聴者さんの目線に近いキャラクターなのかなと思います」と語った。
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