
乃木坂46最後の1期生・秋元真夏、涙の卒業スピーチ「生まれ変わっても絶対に乃木坂になりたい」【全文】
アイドルグループ・乃木坂46の最後の1期生で2代目キャプテンの秋元真夏(29)が26日、横浜アリーナで行われた『乃木坂46「秋元真夏 卒業コンサート」』をもってグループを卒業し、2011年8月21日の加入から11年半のアイドル活動に終止符を打った。アンコールが明け、1期生のOG、高山一実、松村沙友理、西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、初代キャプテン・桜井玲香が声でメッセージを送ると、それを受けて淡いピンクのドレスに身を包んだ秋元が、大粒の涙をこぼしながら卒業スピーチを行った。以下、スピーチ全文。【写真18点】梅澤美波への感動の手紙など名シーン満載◆改めまして乃木坂46の秋元真夏です。ありがとうございます。ちょっと、さっきのVTRにびっくりして、いっぱい泣いちゃったんですけど、卒業生のみんな本当にありがとう。同期がいっぱい卒業していって、卒業を見送ることは誰よりも経験してきているはずなのに、今こうして自分の番がくると、すごい、味わったことのない感情になるんだなというのを実感しています。ちょっとだけお話したいと思いますので、聞いてください。私が乃木坂46オーデションを受けたのは、12年前の夏、2011年の8月だったんですけど、その当時のことを今もすごく覚えていて、自分の意志で乃木坂に応募して、どんどん審査が進んでいって、合格して、そこからはどうなるかっていうのは全然わからなかったですけど、今こうして11年間、同じグループで活動して、そこを旅立つ日に、自分のアイドル人生を振り返ると、高校3年生の18歳のときの私、オーディション受けるって、よくやったなぁって言いたくなるくらい、本当にここに入ってよかったなと思います。私の両親は、めちゃくちゃ子ども思いな人で、私にもとてつもない量の愛を与えてくれて、いつも私を褒めてくれたり、温かく、いつ実家に帰っても迎え入れてくれたり、本当に優しい両親で、そんな2人に育てられたから、こうして今乃木坂に入ってキャプテンを3年半、務めたときも、みんなにたくさん愛を与えたいと思える人になったのかなというふうに感じています。本当に感謝を伝えたい人とか、恩返ししたい人があまりにも多すぎて、全部はここで伝えきれないんですけど、メンパーにはさっき伝えさせていただいたので、まずは一番近くにいてくれたマネージャーの皆さん、そして、乃木坂にかかわってくれたスタッフの皆さん。乃木坂というか、アイドルのマネージャーさんとかスタッフさんは本当に大変で、年頃の女の子たちをいっぱい束ねるって、私もキャプテンをやって感じましたけど、みんな性格もさまざまだし、そのときによって感情も揺らぐことがあったり、大変なことを乗り越えるために闘っていたり、みんなのいろんな姿をサポートしてくれて、マネージャーさんとかスタッフの皆さんなしでは本当に活動できなかったなと、すごく今感じます。そして、皆さんもご存じの今野さん(乃木坂46運営会社代表の今野義雄氏)、今野さんも、メンバーのことをすごく大好きでいてくれて、私たちに会うとすごくうれしそうにしながら、ちょっと久々に会うだけなのに、「俺のこと忘れてないか?」って言ってくるくらい、ちょっと寂しがりな人なんですけど、今野さんが乃木坂のメンバーをこうして守ってきてくれたから、私たちがのびのび、活動して、こんなにグループを大きくできたんだなっていうふうにすごく思います。そして秋元(康)先生。秋元先生が書いてくださる歌詞を、卒業したら多分、私は歌を歌うことはなさそうなので(笑)、もう歌えなくなっちゃうんだなと思うとすごく寂しいんですけど。私が3年半前にキャプテンに就任したときに、すごく私にしては珍しく、ネガティプな発言をたくさんしてしまったり、多分、私にはキャプテンに向いてないというのを先生にも直接言ってしまったこともたくさんあったんですけど、そんなときに、まだキャプテンとしての経験がない私に「真夏にしかできないことがある」というお話をいっぱいしてくださって、そのおかげで前を向いて、ここまで自信を持って、「乃木坂46のキャプテンです」って言えるくらいに成長することができたんじゃないかなと思います。最後にファンの皆さん。会場にいる皆さんもそうだし、今回はチケットが当たらなかったよっていう方もたくさん聞いているので、配信で観てくださっている方もいっぱいいるんじゃないかなと思うんですけど。ファンの皆さん、私のファンの皆さん、私を応援していて楽しかったですか?(拍手に涙をぬぐう)はじめは、アイドルになった理由も、すごく目立ちたがり屋で、人前に立ちたいとか、いろんな人の注目を集めてみたいとか、みんなに見られたい、そういう理由からアイドルを始めたんですけど、今こうしてアイドルの幕を閉じる瞬間に思うのは、アイドルとして皆さんが一番楽しんでくれることをできるアイドルになりたいということでした。皆さんが、これをやったら喜んでくれるのかなとか、次のイベントとかライブとかで、どこどこの席にいるよと言われたら、絶対に見つけたいとか思っちゃうし、皆さんが喜んでくれるなら、本当にどんな無理でもできちゃうくらい、皆さんのことが本当に大好きになりました。4枚目シングルの「制服のマネキン」から私は他の1期生より遅れてデビューさせてもらいましたけど、心細かった私を支えてくれたのも皆さんで、本当に私のアイドル人生は、皆さんとともにずっと歩んで来たんだなというふうに、すごく今、思っています。そして、1期生がたくさん卒業していって、私もアイドルとしての活動が一通り、経験させてもらって、全力でダッシュするという気持ちが少し落ち着いてしまったとき、そういう時期があったんですけど、そんなときに今一緒に活動している後輩の姿を見たら、今から未来に向かって走り出す子たちとか、今から先頭に立ってグループを引っ張ろうとしている子とか、そういうスタートダッシュを今から切ろうとしている後輩たちの姿を見て、もう一度全力で走るのもいいものだなと、すごく感じることができました。そんなすてきな後輩に囲まれて、きょう最後の日を迎えることかできて、本当に幸せです。生まれ変わっても絶対に乃木坂になりたいし、乃木坂のキャプテンを務めたいです。それぐらい大好きな場所でした。11年間本当にありがとうございました。■秋元真夏(あきもと・まなつ) 1993年8月20日生まれ。2011年8月21日、1期生オーディションに合格したものの、高校から芸能活動の許可が下りず活動休止。翌12年10月から復帰し、4thシングル「制服のマネキン」(同年12月発売)で初選抜入り。その後、31stシングル「ここにはないもの」(昨年12月発売)まで全シングルで選抜入りした。必殺技は“ずっきゅん”。19年9月には桜井玲香から引き継ぎ2代目キャプテンとなり、今月22日のデビュー11周年記念日に梅澤美波にバトンタッチした。卒業後も芸能活動を続ける。
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