
神木隆之介、18年ぶりの始球式は「95点!」 サイドスローから秋広優人選手めがけて豪快に投げ込む
俳優の神木隆之介が1日、東京ドームで開催されたプロ野球・読売ジャイアンツ×東京ヤクルトスワローズ戦の始球式に登板した。ピッチャーマウンドに立った神木がサイドスローのフォームを見せると球場は一瞬どよめき、豪快に投げ込まれたボールがショートバウンドしてキャッチャーのミットに力強く収まると、ほぼ満員の観客から大きな拍手と歓声が巻き起こった。【画像】神木隆之介と秋広優人選手の2ショット 神木のボールを受け止めたキャッチャーは、「ゴジラ松井(松井秀喜)」から背番号「55」を受け継いだ読売ジャイアンツ・秋広優人選手。映画『ゴジラ-1.0』で主演を務める神木と“ゴジラの継承者”秋広選手による“ゴジラバッテリー”が実現した。神木は秋広選手と観客に深々と頭を下げながら、マウンドを後にした。 この日は、ゴジラ70周年記念作品となる『ゴジラ-1.0』の劇場公開を記念し、来年、日本のプロスポーツチームとして初めて創設90周年を迎える読売ジャイアンツのコラボレーション企画を実施。神木の始球式のほか、来場者プレゼントの配布、コラボレーション映像の放映、ゴジラ、ちびゴジラとのグリーティング、『ゴジラ-1.0』立像の設置、メインビジョンで最新予告映像の放映など、さまざまなイベントが実施された。 2005年8月に同所で行われた読売ジャイアンツ対阪神タイガース戦以来、18年ぶりに始球式のピッチャーを務めた神木は、「18年前、始球式では緊張しなかったのですが、その時は子どもだったので、ことの大きさがわかってなかったですね。今回はバッターボックスの後ろで見守ってくれていたゴジラが見えなくなるくらい、緊張していました(笑)」と告白。 「だけど、秋広選手がうなずきながらしゃがんでくれて、その表情は『受け止めます!』と言ってくれているように見えました。ブルペン練習でお会いした時も『身長が高くて可動域が広いので、どこに投げても受け止めます。安心して投げていただいて構いません』と言ってくれていたので、本番でその表情を見た時、『うわーっ!」ってなっていた気持ちがスッと落ち着きました」と続け、秋広選手の包容力に感謝を述べた。 神木は自身の投球について「点数で言うと95点!」と高得点をつけ、「ど真ん中にはいかなかったですが、ブルペン練習から考えると、僕の中ではベストを尽くせたと思います」と満足げ。「いつかもう一度投げる機会があるとしたら、その時もまた秋広選手に受け止めてほしいです」とラブコールを送っていた。 映画『ゴジラ-1.0』は、ゴジラ生誕70周年を迎える2024年に先駆けた一大プロジェクトとして日本で製作された実写版ゴジラの30作目となり、“令和”で最初のゴジラ映画。1作目が公開された1954年11月3日にちなんで制定された“ゴジラの日(11月3日)”に公開される。 監督・脚本・VFXを務めるのは、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴。主演の神木のほか、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介らがゴジラに立ち向かう。
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