
『私が女優になる日_』歴代GP・飯沼愛&幸澤沙良、激動のオーディションを回想 「season3」応募者へエールも
2020年にTBSで発足した、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成する『TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」』。初代グランプリ・飯沼愛、2代目グランプリ・幸澤沙良がそろってインタビューに応じ、オーディション中から、グランプリ獲得後の現在に至るまでのエピソードを回想。さらに開催が決定した「season3」応募者へのエールも送った(応募受付は26日よりスタート)。【写真】そろってインタビューに応じた飯沼愛&幸澤沙良 幅広い世代に人気の俳優・タレントが所属する田辺エージェンシーと、数多くの番組、ドラマ、映画から、アイドルや楽曲などさまざまなエンターテインメントを手掛けてきた秋元康、そしてTBSがタッグを組んで実施している同プロジェクト。TBSからはドラマ『半沢直樹』『マイファミリー』『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』『ユニコーンに乗って』『クロサギ』ほか数々のヒット作を手掛けてきたドラマ制作陣が参画し、デビューまでを全面的にサポートしていく。 初代グランプリとなった香川県出身の飯沼愛は、昨年放送したよるおびドラマ『この初恋はフィクションです』でドラマデビューにして初主演を務め、今年7月にはドラマストリーム『パパとムスメの7日間』でも主演を務めた。さらに10月期の日曜劇場『アトムの童』にもレギュラー出演するなど、着実に女優としてのキャリアを積んでいる。 2代目グランプリの神奈川県出身の幸澤沙良は、応募総数約5500名の中から視聴者投票でグランプリとなり、飯沼と同じく演技未経験ながらオーディション参加から約半年でよるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』で主演デビューを果たした。ドラマ出演の一方で深夜のバラエティ番組のエンディングで歌唱していた「天使が通る」でメジャーデビューが決定するなど、演技という枠にとらわれずマルチな活動に挑戦している。――オーディションを受けたきっかけ、参加中の思いをそれぞれ教えてください。<幸澤沙良>元々女優になりたいっていう思いはあったのですが、演技が未経験ということもあり、誰にもその思いを言えずにいました。そんな時に飯沼さんが『「私が女優になる日_」season1』で演技未経験にも関わらず活躍されていた姿を見て勇気をもらったので応募してみようと思ったのがきっかけです。<飯沼愛>元々は女優さんになりたいというよりも、女優さん自体がすごく好きでいろんな方のドラマを見たり、写真集を集めたり…。ずっと見る側だったんですけど、高校2年生で進路を決めないといけないときに、やってみたいなって思っていたのがお芝居だったんです。そのときにちょうどオーディションの広告を見かけて、もし挑戦するなら今がチャンスかなと思って挑戦しました。もしこのオーディションに落ちていたら2回目は挑戦していなかったと思います。――オーディション中の印象深いエピソードを教えてください。<飯沼愛>とにかくずっと緊張していましたね。何もかも初めてで、今まで大人の方と接する機会というのが学校の先生くらいしかありませんでした。人生で初めて頭が真っ白になるくらい緊張したのをすごく覚えています。<幸澤沙良>私も本当にずっと緊張していたなと思います。特に是枝裕和監督にショートドラマを撮っていただいたのですが、その時、私はもちろん演技未経験で、一方の是枝監督はたくさんの作品を作られている方にショートドラマを作ってもらう。その時が一番緊張しました。ただそんなすごい経験はなかなかないので、何とかいろんなものを吸収して楽しもうと思いましたが、結局は緊張でカチコチだったことが印象に残っています。――女優業をスタートさせてから現在までのエピソードを教えてください。<飯沼愛>すごくすごく短かったような。でもグランプリが決まった時からまだ一年半しか経っていないんだなと。もう何年も前のことのように感じて、それくらい濃かったと思います。他のドラマにも出演させていただく機会があって、その度に自分の中でこういうことが出来るようになったなとか、成長したなって思えることがありました。<幸澤沙良>ドラマ撮影を初めて体験して、撮影期間でたくさんの方と出会えました。ちょっと前まで普通に学校に通っていたよなという感覚で、今はまだ戸惑いながらやっている部分もあります。すごく濃い時間なんですが、何故かゆっくり時間が流れているような感覚です…。自分が出演したドラマを見ていても、もう一人の幸澤沙良がいて、それを見ている気分になるというか…。だから多分まだ実感がなく、戸惑いながらやっていたな、という印象です。――今後2人が共演するとしたら、どんな作品に出たいですか?<飯沼愛>えー、どうします?(笑)<幸澤沙良>どうしましょう?(笑)<飯沼愛>私、ホラーは絶対嫌です! 本当に苦手で…。<幸澤沙良>じゃあ怖がる側で!<飯沼愛>え、嫌です! それならお化け役がいい(笑)。でも一番は同級生役かな? 学園モノでご一緒したい。<幸澤沙良>やりたいです! 想像するだけでテンション上がっちゃいます。<飯沼愛>やりましょう! そしてもっと仲良くなりましょう!(笑)――『TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」season3』への応募する方、応募を迷っている方へメッセージをお願いします。<飯沼愛>自信のない方にこそ、是非挑戦してほしいなって思います。いただいたファンレターの中には『season2、応募しました。結果は振るわなかったけど、挑戦できて自分にすごく自信がつきました』というものをいくつかありました。自分自身もオーディションを振り返って本当に勇気出してよかったなって思いますし、多分挑戦してなかったらすごく後悔していたと思います。自信ある方はもちろん、迷っている方もぜひチャレンジしてほしいです。<幸澤沙良>応募する、一歩を踏み出す、ということにすごく意味があると思っています。例えば今まで言ってなかった自分の夢を友達に話してみるとか、そんな風に同じきっかけとしてこのオーディションがあると思うので、不安だけど一歩を踏み出してみたいという方は、応募して挑戦してもらいたいなって思います。
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