
村井國男がミュージカル降板 新型コロナ感染で入院→退院「体力回復に専念」
俳優の村井國男(76)が、ミュージカル『ウエイトレス』(3月9日~3月30日 東京・日生劇場)を降板することを4日、東宝演劇部および所属事務所が発表した。代役は俳優の佐藤正宏(62)が務める。【写真】代役を務める俳優の佐藤正宏 書面では「ミュージカル『ウエイトレス』に出演予定の弊社所属の村井國夫は、稽古(けいこ)開始前に受けましたPCR検査にて新型コロナウイルス陽性反応が出ておりました」と記し「発熱もあり入院をして経過をみながら舞台の稽古へ復帰の調整をしておりましたが、入院中の体力低下による稽古への影響を鑑みて、復帰を断念する事となりました」と説明。 続けて「村井の出演を楽しみにお待ちいただいていたお客様、並びにご観劇予定の皆さまには残念なお知らせとなってしまい誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」とした。 なお、現在村井は退院し、体力回復に専念。村井は「降板は断腸の思いでありますが、心臓に既往症もあり、また76という高齢でもありますので、ここは治療に専念する事といたしました」と伝え「入院中は病院の先生方、リハビリの先生、看護師の皆さんには、朝から深夜まで、懇切丁寧な看護を受けまして感謝しております」とコメントしている。■村井コメント全文今回、ミュージカル「ウエイトレス」を降板する事となりました。急なこととなり、お詫び申し上げます。この作品、とても素敵な作品で、出演出来るのを楽しみにしておりました。キャラクターの一人一人が個性的で魅力的で、私の演じるはずの、ジョーも素敵なお役で楽しみにしておりました。降板は断腸の思いでありますが、心臓に既往症もあり、また76という高齢でもありますので、ここは治療に専念する事といたしました。入院中は病院の先生方、リハビリの先生、看護師の皆さんには、朝から深夜まで、懇切丁寧な看護を受けまして感謝しております。作品を楽しみにしておられた皆様、また主催並びに関係者各位には多大なるご迷惑をおかけして申し訳ありません。この作品の素晴らしさは変わりませんので、どうぞミュージカル「ウエイトレス」を今後も宜しくお願い致します。2021年2月4日 村井國夫
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