
いきものがかり 新体制初の映画主題歌 吉岡聖恵「出産が近づく中での歌唱だった」
いきものがかりの新曲「STAR」が、役所広司主演、菅田将暉と森七菜が共演する映画『銀河鉄道の父』(5月5日公開、成島出監督)の主題歌に決定した。いきものがかりが映画主題歌を担当するのは、2人体制となってから初となる。【動画】役所広司が涙 いきものがかりの主題歌も聴ける『銀河鉄道の父』特報映像 2021年夏に新体制での活動がスタートし、2022年は水野良樹、吉岡聖恵それぞれのソロを中心に活動を行っていたいきものがかりが、ついに新曲「STAR」を発表した。映画のために書き下ろされた同曲は、作詞作曲を水野が、編曲を音楽プロデューサーの本間昭光氏が担当。作品のテーマである家族愛に寄り添ったミディアムバラードとなっている。 映画の原作『銀河鉄道の父』は、門井慶喜氏が大量の宮沢賢治資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた傑作で、第158回 直木賞受賞作。賢治の父・政次郎を役所広司、賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、母・イチを坂井真紀、賢治の祖父・喜助を田中泯、弟・清六を豊田裕大が演じる。 いきものがかりの吉岡は「賢治をまるごと包み込む父、政次郎の深い愛情を感じました。たくさんあたたかさを感じる作品で、拝見してたくさん涙しました」とコメント。昨年10月に第1子出産を発表したが、「私としては出産が近づく中での歌唱だったので、この曲に親子の関係をおもいながら、あたたかな気持ちで歌わせていただきました」と振り返った。 水野は「他人からみたら、大げさで、滑稽にみえるほど、相手を一生懸命に肯定するという瞬間が、人と人とのつながりのなかでは、ごくまれに生まれることがあると思います。誰かが誰かを肯定することを、優しく包み込めるような楽曲にできればいいなと思ってつくりました」と楽曲に込めた思いを明かしている。 YouTubeのキノフィルムズ公式チャンネルでは、映画『銀河鉄道の父』の特報映像を解禁。主題歌「STAR」も一部聴くことができる。
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