
【M-1】ウエストランド優勝で“非吉本勢”が2連覇 タイタン所属では初 吉本は大阪組が健闘も及ばず
漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2022』決勝が18日夜、ABCテレビ・テレビ朝日系で生中継され、タイタン所属のコンビ・ウエストランド(河本太=38、井口浩之=39)が優勝した。昨年王者の錦鯉に続き、非吉本興業のコンビが頂点に立った。【写真】トロフィーにキス! 喜びに浸る『M-1』18代目王者ウエストランド 吉本勢は7組が決勝に出場し、大阪・よしもと漫才劇場を拠点とするさや香とロングコートダディがファイナルラウンドまで進んだが、及ばなかった。一方、ウエストランドが所属するタイタンは、爆笑問題の事務所として知られ、太田光の妻・太田光代氏が社長を務める。今年は、ウエストランドとキュウの2組が決勝に進み、注目を集めていた。 ウエストランドは、河本と井口が2008年に結成し、今年で14年目。ツッコミの井口が毒舌で畳みかけ、ボケの河本と応酬するしゃべくり漫才で、早くから人気・実力ともに知られていた。『M-1』では20年以来、二度目の決勝進出で、ついに最大のタイトルをつかんだ。タイタンにとっても記念すべき出来事となった。 決勝に出場したのは、ウエストランドのほか、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ヨネダ2000、敗者復活から勝ち上がったオズワルドの全10組。オズワルドは4年連続、ロングコートダディと真空ジェシカは2年連続、さや香は5年ぶり二度目、ほかは初のファイナルだった。 タイタン所属のウエストランドとキュウのほか、プロダクション人力舎所属の真空ジェシカが非吉本勢だった。■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】2001年度 中川家【1603】2002年度 ますだおかだ【1756】2003年度 フットボールアワー【1906】2004年度 アンタッチャブル【2617】2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】2006年度 チュートリアル【3922】2007年度 サンドウィッチマン【4239】2008年度 NON STYLE【4489】2009年度 パンクブーブー【4629】2010年度 笑い飯【4835】2015年度 トレンディエンジェル【3472】2016年度 銀シャリ【3503】2017年度 とろサーモン【4094】2018年度 霜降り明星【4640】2019年度 ミルクボーイ【5040】2020年度 マヂカルラブリー【5081】2021年度 錦鯉【6017】2022年度 ウエストランド【7261】
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