
『バチェロレッテ・ジャパン』2 Ep6、尾崎さんの口から語られたつらい過去 舞台はいよいよ日本へ
婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』のシーズン2がAmazon Prime Videoにて配信中だ。2代目バチェロレッテを務めるカリスマ経営者の尾崎美紀さん(※崎=たつざき)(28)が「真実の愛」をめぐる旅で運命の相手を探す。ORICON NEWSでは、現在エピソード6まで配信されている中から、2度目の2on1デートで燃え上がるEpisode6をプレイバックする。※以下、ネタバレを含みます。【動画】『バチェロレッテ』新シリーズのイケメン17人が集結! “バチェロレッテ”尾崎美紀の不在を笑いに変えたナイナイ岡村■2度目の2on1デートから伝わる尾崎さんの覚悟 タイ・チェンマイの旅もいよいよ終わりに近づく。この日、残ることができたメンバーは晴れて日本に帰国しお互いの両親に会うことになる。長谷川惠一さん(36)、中道理央也さん(24)、ジェイデン トア マクスウェルさん(26)、阿部大輔さん(40)、佐藤マクファーレン優樹さん(28)の5人から選ばれるのは一体誰になるのだろうか。 エピソード5でストールンローズを使われてしまった中道さんは、さっそく一対一のデートに誘ってもらう。尾崎さんはどうしても中道さんの本質を理解したいと思っているのだろう。中道さん自身もインタビューで「僕を好きというよりはしっかり見定めたいのだろう」と語っており、2人はまだ距離を縮める段階にいるのだと感じた。 中道さんと尾崎さんはクルージングデートをしながらお互いのことを話す。尾崎さんはなんとか中道さんの本質に触れようと、中道さんにも自分のことを話して欲しいとはっきり伝える。しかし場を盛り上げたいタイプで、自分を語ることも得意ではない中道さんは、なかなか核心に触れるような会話ができずにいた。なんとか「僕は美紀さんのことが好きです」と伝えるものの、デートの終わりには尾崎さんに「まだ距離を感じる」とまで言われてしまい、成功とは言い難いデートとなってしまった。 そしてこの日は2度目の2on1(ツーオンワン)デートもあった。なんと、選ばれたのは阿部さんと長谷川さんで、2人もまた、前回の中道さんと澤井さん同様、仲の良いメンバー同士であるため、動揺は隠せない。今回の2on1デートは、男性メンバーが普段過ごしている宿舎の中で会話を中心に行われた。尾崎さんはこのデートについて「結婚のことを考えた時に、あと一歩足りてない気持ちを伝えてほしい。ツーオンワンという厳しい環境なら見れるのでは」と話していることから、大人であるがゆえ、どこか引いた視点を持ってしまう2人から、なんとか熱い気持ちを引き出したいという覚悟が感じられた。 まずは3人でしゃべってから、それぞれの部屋でツーショットの会話を進める。阿部さんは部屋に花びらでハートマークを作るなど、相変わらず粋なサプライズを忘れない。さらに尾崎さんと阿部さんは、落ち着いた雰囲気で話しながらも笑顔が絶えない様子。2人はすてきな時間を過ごしていたように見えた。だが、長谷川さんも負けていない。これまで奥手で、なかなか気持ちを表現してこれなかった長谷川さんだが、恋に臆病になっていた過去や、尾崎さんへの想いが強くなっていることなど、自分のことを一生懸命に伝える。口下手だが、長谷川さんが誠実に尾崎さんと向き合っていることはしっかり伝わってきた。さらに長谷川さんは、サプライズで手紙を用意。伝えたい想いを文字に乗せて、尾崎さんにプレゼントした。 この2on1デートでは、長谷川さんがローズを獲得。阿部さんは残念ながらここで旅を終えることになってしまった。男性メンバーにとっても兄貴分であった阿部さんは、別れを惜しみ泣き崩れる。仲の良かった長谷川さんとは強くハグをし、号泣しながらお互いの健闘を讃えあった。尾崎さんは今回の決断について「惠一くんのほうが、家族として一緒にいる未来を想像できた」と話しており、2人はより深い部分でつながれていたのだと感じる。■「明日は保証されていないし、伝えたい気持ちを伝えるのって今しかない」 そしてこの日のカクテルパーティーでは、マクファーレンさんが一番に尾崎さんとツーショットの時間を得る。ここで、初めてマクファーレンさんの過去が明かされた。これまで強気の姿勢で尾崎さんと接し、愛情表現もかなり積極的なマクファーレンさんが、実は父親を亡くしていたという辛い過去があったことがわかる。そして、尾崎さんに対してなぜ、ここまではっきりと愛情表現をしてきたのかという理由についても「あしたって保証されていないし、伝えたい気持ちを伝えるのって今しかない」とし、ポリシーがゆえの行動だったことがわかる。やや自己中心的な部分が目立ったマクファーレンさんだが、この発言で彼に対する見方が変わった人もいるかもしれない。 カクテルパーティーで強い印象を残したのはマクファーレンさんだけでない。ジェイデンさんもまた、持ち歩いている家族とのアルバムを尾崎さんに見せるなど、より深い部分で理解し合おうと工夫していた。ここでジェイデンさんは尾崎さんに対して「つらい時期はありましたか」と質問。実はこれまで、尾崎さんのエピソードを丁寧に聞き出せたメンバーはいなかった。今回、ジェイデンさんは自分を見せるだけでなく、きちんと尾崎さんの生い立ちとも向き合おうという姿勢をみせていたことが印象的だ。 ジェイデンさんから問われた尾崎さんは、学生時代の親友を事故で亡くしてしまったことを話す。初めて語られる尾崎さんの過去。そしてそれは、いつも笑顔で明るい尾崎さんが他の男性メンバーの誰にも見せてこなかった姿だった。尾崎さんはこの時のジェイデンさんとの時間を「誰にでもいう話でないことを、ジェイに素直に話したいと思えたのは、すごく大きな一歩かもしれない」と振り返っており、尾崎さんがジェイデンさんに、かなり心を開いている様子がうかがえた。 そしていよいよ、チェンマイでの最後のローズセレモニーが行われた。用意されたローズは3本。だが、その内の1本は既に長谷川さんが手にしている。残るローズはマクファーレンさんとジェイデンさんの手に渡り、ここで中道さんが脱落してしまう。だがこの結果には、中道さん自身も納得しているような表情を見せた。これで残るメンバーは長谷川さん、ジェイデンさん、マクファーレンさんの3人となった。3人は尾崎さんと共に日本に帰国し、お互いの両親と会うこととなる。 チェンマイでの旅を終え、いよいよ『バチェロレッテ』は大詰めに。残ったメンバーは全員、誠実に尾崎さんと向き合い、尾崎さんからも厚い信頼を獲得しているメンバーだ。それだけに、ファイナルローズの行方は想像がつかない。誰もが悔いのない時間を過ごして欲しいと願う。(文/Nana Numoto)
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