
宮沢氷魚、初の写真集は“120点”の出来栄え「今の自分じゃこれ以上のものは撮れない」
俳優の宮沢氷魚が21日、1st写真集『Next Journey』の発売を記念したオンラインサイン会を開催。イベント前には取材会にも参加し、写真集に込めた思いなどを語った。【写真】初の写真集発売イベントで笑顔を見せる宮沢氷魚 宮沢は、2015年からメンズファッション誌『メンズノンノ』の専属モデルとしても活躍してきたが、今年3月をもって同誌モデルを卒業すると発表。今回発売された写真集は、自身のモデル活動の集大成として位置づけられた1冊となる。 「メンズノンノのモデルになった当初から写真集を出すことが1つの夢だった」という宮沢。「入ったときからの夢が叶った。7年以上メンズノンノで経験してきたことだとか、ほかの現場で身につけたことなども詰め込みたいと思っていました。自分自身でも納得の行く1冊です」と自信をのぞかせた。 写真集のタイトルについて聞かれると、「旅というテーマは決まっていたので、シンプルに『Journey』だけにするとか、『Trip with Hio』とか、いろいろ悩みました」と明かし、「さらなる成長を遂げなければいけない時期に入ったなと思ったので、“Next”を付けました」と説明。「まだまだ旅に出づらい世の中でもあるので、僕とともに素晴らしい場所を巡っているような感覚になってもらえれば」と呼びかけた。 撮影地に選ばれた京都と沖縄に関しては、「映画『レジェンド&バタフライ』の撮影で2ヶ月くらい京都に行っていたし、沖縄はNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の舞台。去年、一昨年とすごくお世話になった土地なので、恩返しをしたいという思いもありましたし、撮影中に行けなかった魅力的なところも紹介したかった」と笑顔で語った。 全ショットがお気に入りだと誇りつつ、写真集を開きながら「京都の老舗の喫茶店で撮った、『モーニングコーヒーを楽しみながら読書をする』というカット。これが僕の理想的な休日で。ずっとこういう休日のすごし方に憧れているんだけど、まだできていない。でも、こうやって撮ってしまえば自分にプレッシャーをかけられるかなと(笑)」と特に気に入っているという写真を紹介。 続けて、沖縄で撮影された屋外ショットも公開。「ちょっとジェームズ・ディーンを意識しました」と照れ笑いを浮かべつつ、「ロケ地に行くまで雨が降っていて、本当に撮影できるのかなという状況だったんですが、着いたときに急に晴れたんです。奇跡的にすごくきれいな夕日も訪れて…狙っていてもなかなか撮れないような写真になった」と回顧した。 「写真集に点数をつけるなら?」という質問には、「120点です。今の自分じゃこれ以上のものは撮れないと思う」と断言。そして「この先10年後、20年後に見返しても、『28歳の自分はエネルギーに溢れていたな』とパワーがもらえると思う。メンズノンノですごした7年間の集大成でもあるけど、僕の人生における最初の28年間の集大成でもあります」と胸を張った。
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