
『北極百貨店のコンシェルジュさん』10月20日公開決定、本予告&本ポスター解禁
従業員は人間。お客様は動物。人間と動物が織りなす奇想天外な世界観が魅力の西村ツチカによる漫画をアニメ映画化した『北極百貨店のコンシェルジュさん』の公開日が10月20日に決定した。“新人コンシェルジュ”秋乃が“V.I.A”絶滅種のお客様のおもてなしに奮闘する姿を描いた本予告も解禁となり、女性シンガー・Myuk(ミューク)が歌う主題歌「Gift」(作曲:tofubeats/作詞:Myuk)もお披露目となった。原作者・西村のコメントも届いている(下段に全文掲載)。【動画】『北極百貨店のコンシェルジュさん』本予告 本予告は、一度聞いたらクセになると評判の北極百貨店のテーマソングに合わせて、個性豊かな動物のお客様と、色鮮やかに描かれた百貨店の店内が映し出される。新人コンシェルジュとして働き始めた秋乃は、あらゆる悩みを抱えたお客様の願いをかなえるべく、全力でお客様に向き合おうとするが、真っ直ぐ過ぎる思いが空回りをして、上手くいかないこともしばしば…。謎のペンギン・エルルを踏みつけたり、店内で求愛行動を始めたクジャクのお客様へ失礼な言い方をしてしまったり、特に丁重なおもてなしが求められる、V.I.A(絶滅種)のお客様にも怒られてしまったりと、日々悪戦苦闘している様子。「君はこの百貨店に必要ない」と告げられた際には涙を浮かべながらも、「精一杯のおもてなしをしたい」という思いを持ち続ける秋乃の姿に心奪われること間違いなし。 予告とあわせて解禁されたポスタービジュアルでは、笑顔で店内へお客様を招き入れる秋乃を中心に、個性豊かな動物のお客様が勢ぞろい。特大サイズで穏やかな表情を見せるケナガマンモスの造形作家・ウーリーや、心配そうな顔つきで本を抱き抱えるバーバリライオン、背中を丸めながら歩くニホンオオカミの姿など、表情や動きも細かく描かれている。 さらに、こっそりと秋乃の仕事ぶりを観察するフロアマネージャーの東堂や、先輩コンシェルジュの森と岩瀬の姿もあり、従業員と秋乃の関係性もうかがえる。描かれた動物たちや従業員、それぞれの人生がこの北極百貨店でどのように交わっていくのか物語の想像を掻き立てられるビジュアルとなっている。 本作で初の映画主題歌を担当したMyukは「秋乃さんや北極百貨店に訪れるお客さん達のような真心に寄り添えるように、心こめて歌いました。tofubeatsさんのサウンドと映画と共に楽しんでいただけたらうれしいです!」とコメントを寄せている。■Myukのコメント(全文) 今回初めて映画の主題歌を担当させていただくこと、それが『北極百貨店のコンシェルジュさん』という作品であること、大変光栄に思います。大切な人に笑っていてほしいと思う気持ちや素直に想いを伝える勇気は、相手だけでなく自分自身をも暖かく照らしてくれる木漏れ日のように感じます。秋乃さんや北極百貨店に訪れるお客さん達のような真心に寄り添えるように、心こめて歌いました。tofubeatsさんのサウンドと映画と共に楽しんでいただけたらうれしいです!■原作・西村ツチカのコメント(全文) アニメーション映画はたくさんのプロフェッショナルの方々の手によって磨かれた多くの要素が総合していてとてもカラフルで、自分のモノトーンな原作漫画を個人商店にたとえるなら、本作はまさに百貨店だと感じました。 北極百貨店という色んな動物たちが楽しく時間を過ごすための環境が、こうして形を変えつつアニメや映画の世界にまで広がることは、なにより動物たちにとって喜ばしいことと思います。また個人的に、かつて大型百貨店の薄暗い片隅で働きながら強烈にまぶしい売り場を眺めておぼえた不条理な感覚が漫画を描く大きな動機でしたが、華やかな本作を観てその初心を思い出し、大きな刺激をいただきました。どうもありがとうございます!
ORICON NEWS