
“Jr.EXILE”5組が躍動した『BATTLE OF TOKYO』初日 FANTASTICS・世界「今年は特に面白い」
LDH発の総合エンタテインメントプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』(以下、『BOT』)が21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで『BATTLE OF TOKYO~CODE OF Jr.EXILE~』の初日公演を開催。GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEの“Jr.EXILE”5組が出演し、メドレーを含む45曲を披露した。【画像】GENERATIONS、THE RAMPAGEらが勢ぞろい!『BATTLE OF TOKYO~CODE OF Jr.EXILE~』フライヤー 『BOT』は、“Jr.EXILE”世代のグループが集結し、音楽、小説、アニメーションなど、さまざまなメディアをクロスオーバーして展開する総合エンタテイメントプロジェクト。今回のライブは、昨年7月に同所で開催された『BATTLE OF TOKYO~TIME 4 Jr.EXILE~』以来、約1年ぶりにJr.EXILEが一堂に会する場となった。 ライブ前の取材会では、各グループを代表し、佐野玲於(GENERATIONS)、山本彰吾(THE RAMPAGE)、世界(FANTASTICS)、砂田将宏(BALLISTIK BOYZ)、中西椋雅(PSYCHIC FEVER)がライブへの意気込みを語った。 BALLISTIK BOYZの砂田は「『BOT』では毎年各チームがパワーアップして集まるので、もちろんファンのみなさんに届けるライブではあるんですが、先輩方に『アイツら変わったな』と思ってもらえるように…と意気込むライブでもあります」と力を込め、PSYCHIC FEVERの中西は「前回出演させていただいたのは、デビューしてすぐのタイミングでした。今回から本格的に参加することができて、個人的にも『BOT』には思い入れがあります。初めましての方もたくさんいるかと思うので、しっかりと盛り上げていきたい」と目を輝かせた。 その言葉通り、BALLISTIK BOYZは「VIVA LA EVOLUTION」や「Supersonic」、PSYCHIC FEVERは「RICH&BAD」や「Dead or Alive」といったナンバーを力強くパフォーマンスし、ともにステージに立つ先輩とファンに“成長”を遂げた頼もしい姿も見せつけた。 FANTASTICSの世界は取材会で「1回目のときはデビューしたてで、PSYCHIC FEVERもまだいなかった」と振り返り、「各グループが単独でもツアーをやるようになってきて、それぞれの色ができ上がっている。コラボ楽曲をやるときの化学反応が、今年は特に面白い」とアピール。 続けて「『BOT』を通して、LDHを盛り上げる役割を担っていけるように頑張りたい」としつつ、「でも一番は、観に来てくれる人に何かを持って帰ってもらいたいという気持ちです」と真摯に語っていた。この決意を体現するように、FANTASTICSは「PERFECT MAGIC」や「SHOCK THE WORLD」などをパワフルに届け、“風格”をも感じさせるステージングを披露した。 THE RAMPAGEの山本は、「常に『BOT』の世界観もパワーアップしているし、各グループの活動を経たタイミングなので、現実での僕らもパワーアップしている」と胸を張り、「“Jr.EXILE”だけでもこんなに盛り上げられるということを見せたい」と意気込んだ。 そんなTHE RAMPAGEは、「CALL OF JUSTICE」や「MIX IT UP」で躍動。小説『BATTLE OF TOKYO vol.5』の内容も踏襲した演出と自身らのパフォーマンスを見事に集合させ、会場に集ったファンを盛り上げていった。 GENERATIONSの佐野玲於は、「LDHは夢をつないでいくことをテーマにしていて、僕自身、新陳代謝を繰り返していく事務所だと感じています」と私見を語りつつ、「『BOT』で初めて先輩のいないライブを経験して、今回で3回目。今では僕ら以降にデビューした5グループだけでライブができるようになった。しかも、若手らしさとかスタイルを持ってライブができている」と自信ものぞかせる。 佐野は続けて「このライブを観てくださる方に夢を与えられればと思います。きょうのライブを観てくれた人が、10年後に一緒にステージに立っているかもしれない」と口に。その期待を裏づけるように、GENERATIONSは「LIBERATION」や「SHOOT IT OUT」で絶対的な存在感を提示しつつ、後輩たちに夢をつなぐための大きな背中もしっかりと見せていた。 約3時間半におよんだライブでは、Jr.EXILEとして「Beautiful Liar」「JIGGY PARADISE」といったナンバーを初披露したほか、タイからF.HERO、BOOM BOOM CASH、BEAR KNUCKLE、TRINITY、DVIの5組を招いたコラボステージも展開された。 このコラボレートは、昨年5月にLDHとタイのHIGH CLOUD ENTERTAINMENTがパートナーシップを締結し、昨年8月からBALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERが活動拠点をタイに移したことがきっかけに。砂田は「タイで活動してみて、仲間との出会いがたくさんあり、今回の日本でライブにつながった」と報告し、「『BOT』は世界に向けたプロジェクトなので、タイ、東南アジアを皮切りに日本以外にも発信していきたい」と未来を見据えた。 本ライブは同所での3 Days公演を経て、今月29日からはプロジェクトとして初となる大阪・京セラドーム公演も2 Daysで開催する。山本は「コロナで活発にライブができなくなった時期を経て、みんなで立てるドーム公演。僕らより下の年代に夢を与えるライブにできたらと思いますし、プロジェクトの可能性としても未来につなげていくライブになると思う」と力強く語った。■『BATTLE OF TOKYO~CODE OF Jr.EXILE~』日程7月21日(金) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ7月22日(土) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ7月23日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ7月29日(土) 大阪・京セラドーム7月30日(日) 大阪・京セラドーム
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