オバマは笑ってスルー。批判されてイラッとしたときの対処法
つい「あの人ムカつくなぁ」と、職場で思ってしまうときがあります。毎日こんなにがんばっているのに、理不尽なことや、「なんでこんなこと言われなきゃいけないの」と思うことはよくあること。特に、批判されたり悪口を言われたりしたら、よっぽどの聖人じゃない限り、怒りは抑えられないのが現実です。でも、どんな怒りの感情も、処理の仕方は自分の捉え方次第。そんなとき、心が軽くなるのが、アメリカの『Jimmy Kimmel Show』で人気のシリーズ「Mean Tweets(意地悪ツイート)」。これは、セレブが自分についてTwitterで言われる勝手な悪口を読み上げ、コメントする番組。しかもリアルにその意地悪ツイートをした本人のアカウントまで番組内でツイートと共に表示されるから、すごい!ケイト・ブランシェットアカデミー賞の主演女優賞に何度もノミネートされ『ブルージャスミン』や『キャロル』での演技が評価されている、ケイトブランシェット(1:29)。「Can people stop saying Cate Blanchett is beautiful? Cate Blanchett is f**kin gross dude.」「ケイト・ブランシェットが綺麗だってみんな言うのをやめてくれない? ケイト・ブランシェット、くっそキモいし」と書かれたのに対して、「That's the worst you can do? Okay.」 「え、がんばって書いてそれしか言えないの? ふーん」とまったく動じずに返しています。ベネディクト・カンバーバッチイギリスのドラマシリーズSHERLOCKでのカッコよさが際立つベネディクトカンバーバッチ(0:58)。「If you find Benedict Cumberbatch attractive, I'm guessing you would also enjoy staring at a cat's anus .」 「ベネディクト・カンバーバッチを魅力的と思う人は、きっと猫の肛門を見つめるのを楽しむはず」と言われたのに対し、「Well, someone did and she put a ring on it.」「思う人いたよ。そして、その人はぼくと結婚したよ」とちょっぴり素敵な返し。バラク・オバマなんと、オバマ大統領まで登場し、ツイートを読み上げます。「somebody send obama some lifehacks on how to be a good president. haha. like, i bet that would help. lol」「誰か、オバマにいい大統領になるためのコツを送ってあげてほしい。ははは。まあ役に立つわけないけど(笑)」このツイートに対してオバマ大統領は「You know, the lol is redundant.」「『ははは』って書いたあとに入ってる(笑)がくどいね」と、言われた内容については、スルー。有名人やセレブは常に注目され、その分悪口や勝手な思い込みの対象になるのが当たり前とさえ思われがち。ひどいことを言われてうれしいはずはないけれど、セレブたちはまったく動じません。しかも、おもしろいひねりを返す姿は、セレブならではの懐の深さを見せてくれています。嫌なことがあったときに、内心は怒りで煮えくり返っても、結局笑うが勝ち! そして意地悪な人は相手にするだけエネルギーの無駄。セレブの堂々とした姿勢を参考にしていきたいです。image by gettyimages
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