佐野史郎が狂気の老人・寺内誠司の怪演中に芽生えた感情とは

佐野史郎が狂気の老人・寺内誠司の怪演中に芽生えた感情とは

オトナの土ドラ『限界団地』明日スタート


■佐野史郎「孫が可愛いすぎて…」


明日スタートのオトナの土ドラ『限界団地』は、過去に同じ枠で放送された『火の粉』、『真昼の悪魔』に続く心理サスペンス第3弾。かつての夢のニュータウン“団地”が惨劇の舞台となり、過去の幻想を追い求める狂気に駆られた男の情熱と悲哀を描いていくドラマです。





■「寺内は、冬彦さんより上手(うわて)で攻撃的」


“最狂の老人”主人公・寺内誠司を演じるのは、63歳で連続ドラマ初主演、オトナの土ドラ・最年長主演の佐野史郎さん。先日の制作発表会見では、26年前に社会現象となったドラマ『ずっとあなたが好きだった』で自身が演じた強烈なキャラクター“冬彦さん”と比較。「寺内は(冬彦さんに比べると)一枚上手で攻撃的で、この人は本当に弁護のしようがないです」とニヤリ。ネットでは早くも“冬彦越え!?”と、放送を目前に、再び佐野さんに狂気的な男を期待する声が高まっている様子。


■初めて芽生えた感情「孫って、かわいい~」





初主演に加え、初のおじいちゃん役と“初ものづくし”で臨んでいる佐野さんは、寺内の孫・穂乃花(渡邊詩さん)とのシーンで、初めての感情が芽生えたそうです。「僕は実生活では孫はいないので、“何で孫ってあんなに可愛いと思えるんだろう?” って、今まで他人事のように思っていましたが、穂乃花とはじめて会った時に、“あっ、かわいい~”って素直に思いました。“あ~、こういうことか”って思えちゃったよね」とデレデレの様子。しかし、別のシーンでは鋭い目つきに変わる…、そのギャップが本当に怖いとスタッフの間でも評判。孫娘への異常な愛情は見どころの一つです。


■「寺内が何を仕出かすのか、ずっと追っていただきたい!!」


佐野さんは『限界団地』についてこう語りました。

「自分で演じながらも観たことのないような質感のドラマだと思いました。いろんな要素が詰まっているので、僕が演じる寺内が何をしでかすのか!?ずっと追っていただきたいですし、一話完結としても観られるドラマの作りにもなっています。ひとりでも多くの皆様に最後までお付き合いいただきたいです!!」



冬彦ブーム再来の予感!? 佐野さんの怪演に期待したいです。





<第1話あらすじ>

今や寂れてしまった「あやめ町団地」に、孫娘と高齢の父親と共に引っ越してきた寺内誠司(佐野史郎)。早速隣の部屋に住む主婦の桜井江理子(足立梨花)と夫の高志(迫田孝也)にあいさつに訪れ、「僕たちはこの“夢のニュータウン”で今日から新たな人生をスタートさせます」と熱く宣言する。穏やかな笑顔を見せる寺内の入居を機に、不可解な出来事が起こる。自治会長の金田哲平(山崎樹範)などの団地住人を巻き込みながら、孫娘のために昔のような良き団地へと導こうとする。寺内は団地を救う救世主か、それとも悪魔か…?


■番組情報


オトナの土ドラ『限界団地』


<放送日時>



2018年6月2日(土)スタート 毎週土曜23時40分~24時35分


<出演者>



佐野史郎

足立梨花

迫田孝也

山崎樹範

朝加真由美

山谷初男

江波杏子



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