母の介護がすべての始まり…84歳の史上最高齢アプリ開発者の思いとは?
6月12日(水)『梅沢富美男のズバッと聞きます!』

イチローや羽生結弦、渡辺直美ら世界で注目を集める日本人をフィーチャーしたアメリカ発の雑誌『ニューズウィーク』の「世界が尊敬する日本人100」。番組では、誌面で紹介された日本の知られざる偉人たちの素顔や気になる収入などに、梅沢富美男がズバッと斬りこんだ。
母の介護がパソコン購入のきっかけ…アップルのCEOも絶賛の84歳のアプリ開発者の金言に梅沢共感!!
レッド・ツェッペリンをはじめ世界の有名ミュージシャンから絶賛されている9歳の天才ドラマー・相馬(そうま)よよかさんや、中国で大人気の日本語教師・笈川幸司(おいかわ・こうじ)さんのもとを訪れ、彼らの日常生活や世界で注目されている理由を取材した今回の『梅ズバ』。
なかでもスタジオが盛り上がったのは、アップルのCEO、ティム・クックからも絶賛され、昨年11月に皇居で行われた園遊会にも招待された驚異の84歳、若宮正子(わかみや・まさこ)さん。パソコンを駆使して洋服やバッグもデザインしてしまう若宮さんは、81歳で“hinadan(ひなだん)”というゲームアプリを開発した史上最高齢アプリプログラマーだ。

若宮さんがアプリを開発することになった背景には、日本が抱える深刻な問題が隠されていた。60歳で勤めていた銀行を退職した後、年老いた母の介護生活に突入した若宮さん。次第に母の介護に手がかかるようになったある時、インターネットを使えば母の枕元にいても世界とつながることができる、とパソコンを購入。その後、アプリを開発できるほど使いこなせるようになったという。
長嶋一茂は「定年後とか、関係ない。(その気になれば)いつでも楽しめるということを若宮さんから学んだ」と、その姿勢を絶賛。そして梅沢は“hinadan”で10万ダウンロードを達成した若宮さんに、「アプリってどのくらい儲かるんだい?」とズバッと斬りこんだ。
無料アプリのため「私自身は儲からない」と言う若宮さんは、「1人でも多くのみなさんに楽しんでもらえれば」とニッコリ。「10歳の子どもでも自分に持っていないものを持っている人は先生だと思って、謙虚に教わって追い付いていくしかない」という若宮さんの金言に、梅沢も大きくうなずいていた。

「もし外食に行くとしたら…」女子大生冒険家を長嶋一茂がナンパ!?

スタジオには、“エクスプローラーズ・グランドスラム”の世界最年少記録を樹立した冒険家・南谷真鈴(みなみや・まりん)さんが登場!“エクスプローラーズ・グランドスラム”とは世界7大陸の最高峰と北極点&南極点到達を目指すチャレンジで、世界でもまだ53人しか達成していない冒険家の夢だ。
その偉業を20歳で達成しながら、現役女子大生としてキュートな外見も保ち続けている南谷さんに少々興奮気味の長嶋は、「食べ物は何が好きですか?」と早速質問!「家で育てた野菜でサラダを作るのが…」と南谷さんが答えると、食い気味に「そうじゃなくて!外食にもし行くとしたら…」と質問を重ね、小峠英二から「誘おうとしてるんじゃないよ!」と下心を見透かされていた。
若くしてエクスプローラーズ・グランドスラムを達成した南谷さんは、「次は、下の名前が“マリン”なので、海のチャレンジを。セーリングでいつかは世界一周したいな」と、新たな夢を語り、スタジオには感嘆の声が上がった。

番組の最後には、鈴木拓の中学校時代の同級生であるトレイルランナー・石川弘樹(いしかわ・ひろき)さんもスタジオに登場。石川さんは、トレイルランニングで世界中を駆け巡り、アメリカで行われたタイトル戦で総合1位を獲得した鉄人だ。
「全米1位に輝いたってことは、相当賞金が高かったんじゃない?」という梅沢の突っ込みに、石川さんは「(賞金は)ありません」と即答し、スタジオからは悲鳴ともつかない驚きの声が!地位と名誉だけを求めて“走る旅”をしているという石川さんに梅沢は感心した様子だったが、鈴木は「相当変わりもんですね」とまぜっ返していた。


番組概要
『梅沢富美男のズバッと聞きます!』
<放送>
6月12日(水)22時~22時54分
<出演>
【MC】
梅沢富美男
【進行】
吉田明世
【スタジオゲスト】
石川弘樹
岡田結実
小峠英二(バイきんぐ)
鈴木 拓(ドランクドラゴン)
長嶋一茂
南谷真鈴
(五十音順)
【VTRゲスト】
笈川幸司
相馬よよか
若宮正子
(五十音順)