「紅 kurenai」未熟な情報処理屋がワガママ令嬢と互いに心を惹かれていく物語
2008年4月から6月まで放送されていたテレビアニメ「紅 kurenai」より五月雨荘に住む駆け出しの揉め事処理屋・紅真九郎、大財閥の九鳳院家の娘・九鳳院紫の２人について紹介していこうと思います。
まだまだ未熟な「揉め事処理屋」の青年は、仕事の先輩に頼まれて面倒を見ることになったワガママで騒々しい令嬢に振り回されることになります。
待遇の違う２人は出会って共同生活する中で、互いに心を惹かれていくのです。
■家族を亡くした悲しみを抱えながらも強くなろうとする青年・紅真九郎
大好きな家族を失くしたことへの絶望や悲しみから度々悪夢に苦しんでいたが、紫によって癒されていく五月雨荘5号室に住む高校生。
8年前にアメリカで起きた国際空港爆破事件に遭い両親・姉と死別した後、幼馴染の家に居候していたが、国際的な児童誘拐事件に巻き込まれてしまう。その時助けに現れた揉め事処理屋の柔沢紅香に憧れ、弟子入りを望むが断られ、代わりに裏十三家の崩月家へ弟子入りし、自身の全てを崩月流の修得へと捧げた。
崩月流として対戦する時は、「崩月流甲一種第二級戦鬼、紅真九郎」と名乗る。修行の過酷さは、体中の骨で一度も折れていない箇所はないと回想されるほどで何度も折られ、砕かれ、叩き潰され、内臓の位置さえ変わるような過酷な修行を経て、肉体改造を施される。その後崩月家を出て、高校入学と同時に五月雨荘に入居し、揉め事処理屋を開業する。
崩月家当主・法泉の角を右腕に移植し、その力を解放することにより驚異的な剛力を発揮する。力はまだまだ未熟で強かったり弱かったりと能力に不安定さがある時や感情により左右されるが覚醒したときの能力は凄まじく、悪宇商会の星噛絶奈との再戦時、情け容赦を完全に捨てて怒りを引き金に力を解放すると、角の根元に亀裂が入りそこから蒸気を吹き上げ、列車に轢かれても全く無傷だった星噛絶奈に対しマトモなダメージを与えるほどの凄まじい力を発揮した。優しい性格が災いして戦いとなると恐怖で足が震えてしまうが、覚悟を決めた時には一転して敵を圧倒するほどの覇気を見せる。
学業成績に関しては努力してやっと平均が取れる程度で、仕事との兼ね合いで勉強が疎かになってくるととたんに赤点になるほど。
言葉も生活も日本とは全く違う場所で家族を亡くしたことだけでも悲しかっただろうと思うのに、自分自身も誘拐事件に巻き込まれているなんて人を信じられなくなってしまいそうで怖いですよね。
■恋に憧れるわがまま少女・九鳳院紫
世界屈指の大財閥にして表御三家の筆頭・九鳳院家の一人娘。公式には九鳳院家の当主・九鳳院蓮丈とその妻の子とされているが、実際は蓮丈と実妹・蒼樹との子。
九鳳院家は近親婚を繰り返した弊害により近親相姦でしか子孫を残せないため事実を隠すため、九鳳院に生まれた女子はその存在を世間から隠され、奥ノ院と呼ばれる隔離施設で九鳳院の後継者を産むためだけに一生を過ごさなければならない。そのため紫も九鳳院の家系図には載らず、学校にも通っていなかった。しかし真九郎の師匠である柔沢紅香が、友だちだった紫の母・蒼樹との‘後に産まれる我が子が女の子だったら、その子の願いを一つだけ叶えてやってほしい’という約束を果たすため奥ノ院を訪れ紫に願いを聞いたところ、「恋をしてみたい」と答えたため、彼女が奥ノ院から連れ出し直感により真九郎の元に預けて、共同生活を通じて心を通わせていく。
真九郎を非常に慕っていて、相思相愛の恋人と自称して将来は結婚すると宣言しているほど。自分の気持ちに真っ直ぐで、明るく元気でわがままな性格だが、かなりの寂しがり屋で甘えん坊。自分の間違いを率直に認めて反省する素直さもある。奥ノ院での教育方針の影響もあり世間一般の常識には疎いが、好奇心旺盛なため、解らないことがあれば真九郎に質問して来る。ただし7歳の少女が知るには早すぎる内容も多く、真九郎が回答に苦しむことも。
直感で人の嘘を見抜いてしまう能力の持ち主で年相応の幼さがあり子供っぽく振舞っているが、油断したり敵に回してしまうとしっぺ返しを喰らう。普段は涙を目薬で演じるような演技派だが、真剣に向かってくる相手に対して嘘を吐くのは下手。
口が悪そうに見えて恋をしたいというお願いなところが無邪気で可愛いですし、‘紫’という名前も女性らしさがあり綺麗でいいですね。
■お嬢様だって恋したい！
TVアニメ「紅」オリジナルサウンドトラック｜Amazon
小さい女の子だって、カッコいい男の人には敏感だったりする部分がある気がするものです！紫のように大人に囲まれる機会が多いと、恋愛に対する憧れが早く芽生えて、恋愛に対する意識が強くなるでしょうか？自分にはなかなか経験がなかったのですが、紫の気持ちが分かる気がして・・・恋い焦がれる気持ちは、子供でも大人でも、苦しいものですよね。
ワガママ少女の健気な恋心が、ちょっと鈍感だけど優しいボディーガードに無事伝わるといいですね！応援しています！！
文章：あそしえいつ T.Ａ
TVアニメ『 うちのメイドがウザすぎる！ 』第4話 ｢うちのメイドは幼女が尊い｣【感想コラム】
『繰繰れ！コックリさん』幼女ともふもふに癒されよう!
(あにぶ編集部/あそしえいつ)
まだまだ未熟な「揉め事処理屋」の青年は、仕事の先輩に頼まれて面倒を見ることになったワガママで騒々しい令嬢に振り回されることになります。
待遇の違う２人は出会って共同生活する中で、互いに心を惹かれていくのです。
■家族を亡くした悲しみを抱えながらも強くなろうとする青年・紅真九郎
大好きな家族を失くしたことへの絶望や悲しみから度々悪夢に苦しんでいたが、紫によって癒されていく五月雨荘5号室に住む高校生。
8年前にアメリカで起きた国際空港爆破事件に遭い両親・姉と死別した後、幼馴染の家に居候していたが、国際的な児童誘拐事件に巻き込まれてしまう。その時助けに現れた揉め事処理屋の柔沢紅香に憧れ、弟子入りを望むが断られ、代わりに裏十三家の崩月家へ弟子入りし、自身の全てを崩月流の修得へと捧げた。
崩月流として対戦する時は、「崩月流甲一種第二級戦鬼、紅真九郎」と名乗る。修行の過酷さは、体中の骨で一度も折れていない箇所はないと回想されるほどで何度も折られ、砕かれ、叩き潰され、内臓の位置さえ変わるような過酷な修行を経て、肉体改造を施される。その後崩月家を出て、高校入学と同時に五月雨荘に入居し、揉め事処理屋を開業する。
崩月家当主・法泉の角を右腕に移植し、その力を解放することにより驚異的な剛力を発揮する。力はまだまだ未熟で強かったり弱かったりと能力に不安定さがある時や感情により左右されるが覚醒したときの能力は凄まじく、悪宇商会の星噛絶奈との再戦時、情け容赦を完全に捨てて怒りを引き金に力を解放すると、角の根元に亀裂が入りそこから蒸気を吹き上げ、列車に轢かれても全く無傷だった星噛絶奈に対しマトモなダメージを与えるほどの凄まじい力を発揮した。優しい性格が災いして戦いとなると恐怖で足が震えてしまうが、覚悟を決めた時には一転して敵を圧倒するほどの覇気を見せる。
学業成績に関しては努力してやっと平均が取れる程度で、仕事との兼ね合いで勉強が疎かになってくるととたんに赤点になるほど。
言葉も生活も日本とは全く違う場所で家族を亡くしたことだけでも悲しかっただろうと思うのに、自分自身も誘拐事件に巻き込まれているなんて人を信じられなくなってしまいそうで怖いですよね。
■恋に憧れるわがまま少女・九鳳院紫
世界屈指の大財閥にして表御三家の筆頭・九鳳院家の一人娘。公式には九鳳院家の当主・九鳳院蓮丈とその妻の子とされているが、実際は蓮丈と実妹・蒼樹との子。
九鳳院家は近親婚を繰り返した弊害により近親相姦でしか子孫を残せないため事実を隠すため、九鳳院に生まれた女子はその存在を世間から隠され、奥ノ院と呼ばれる隔離施設で九鳳院の後継者を産むためだけに一生を過ごさなければならない。そのため紫も九鳳院の家系図には載らず、学校にも通っていなかった。しかし真九郎の師匠である柔沢紅香が、友だちだった紫の母・蒼樹との‘後に産まれる我が子が女の子だったら、その子の願いを一つだけ叶えてやってほしい’という約束を果たすため奥ノ院を訪れ紫に願いを聞いたところ、「恋をしてみたい」と答えたため、彼女が奥ノ院から連れ出し直感により真九郎の元に預けて、共同生活を通じて心を通わせていく。
真九郎を非常に慕っていて、相思相愛の恋人と自称して将来は結婚すると宣言しているほど。自分の気持ちに真っ直ぐで、明るく元気でわがままな性格だが、かなりの寂しがり屋で甘えん坊。自分の間違いを率直に認めて反省する素直さもある。奥ノ院での教育方針の影響もあり世間一般の常識には疎いが、好奇心旺盛なため、解らないことがあれば真九郎に質問して来る。ただし7歳の少女が知るには早すぎる内容も多く、真九郎が回答に苦しむことも。
直感で人の嘘を見抜いてしまう能力の持ち主で年相応の幼さがあり子供っぽく振舞っているが、油断したり敵に回してしまうとしっぺ返しを喰らう。普段は涙を目薬で演じるような演技派だが、真剣に向かってくる相手に対して嘘を吐くのは下手。
口が悪そうに見えて恋をしたいというお願いなところが無邪気で可愛いですし、‘紫’という名前も女性らしさがあり綺麗でいいですね。
■お嬢様だって恋したい！
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小さい女の子だって、カッコいい男の人には敏感だったりする部分がある気がするものです！紫のように大人に囲まれる機会が多いと、恋愛に対する憧れが早く芽生えて、恋愛に対する意識が強くなるでしょうか？自分にはなかなか経験がなかったのですが、紫の気持ちが分かる気がして・・・恋い焦がれる気持ちは、子供でも大人でも、苦しいものですよね。
ワガママ少女の健気な恋心が、ちょっと鈍感だけど優しいボディーガードに無事伝わるといいですね！応援しています！！
文章：あそしえいつ T.Ａ
TVアニメ『 うちのメイドがウザすぎる！ 』第4話 ｢うちのメイドは幼女が尊い｣【感想コラム】
『繰繰れ！コックリさん』幼女ともふもふに癒されよう!
(あにぶ編集部/あそしえいつ)
