本が自由と思想を担保する。アニメ『 図書館戦争 』のストーリーの凄さ

本が自由と思想を担保する。アニメ『 図書館戦争 』のストーリーの凄さ

今の時代、読みたい本が沢山あって、買おうと思ったら家をでたらすぐ買える環境が沢山ある、ネットでも買える紙の本でもなく電子の本だってある。


本が豊富にあり、自由にいつでも好きな本を読める環境。


この今私たちがいる環境はとっても有り難いのだなと真剣に感じる作品です。

是非このアニメをみて、今の環境が非常に恵まれているものだと、心にとめてください。


■アニメ『 図書館戦争 』は、有川浩の小説

原作はシリーズ化していて『 図書館戦争 』(2006年2月)、『 図書館内乱 』(2006年9月)、『 図書館危機 』(2007年2月)、『 図書館革命 』(2007年11月)の全4巻で構成されています。アニメの話はスピンオフ小説をはじめとする派生作品の一部として扱われています。架空の法律が社会に重大な影響を与えていて、パラレルワールドやディストピアの世界を描いたSF的ですが、実際は主人公の成長と恋愛模様を描いた恋愛小説の要素もあるので、SF少女恋愛作品とでも言えます。


 





 


■アニメ『 図書館戦争 』舞台は2019年の架空日本。

高校3年生の時出会った一人の図書隊員に憧れて図書隊入隊を志した主人公。ストーリーはそのまっすぐな成長と恋を追うとともに、メディアの自由を巡る人々の戦いを描く壮大なドラマ性を秘めた内容です。


公序良俗を乱し人権を侵害する表現を規制するための「メディア良化法」が制定され、法の施行に伴いメディアへの監視権を持つ「メディア良化委員会」が発足し、不適切とされたあらゆる創作物は、その執行機関である「良化特務機関」による取り締まりを受ける。



 


この執行が妨害される際には武力制圧も行われ、情報が制限され自由が侵されつつあるなか、弾圧に対抗した存在が「 図書館 」である。本の自由を守るべく、自ら武装した「図書隊」による防衛制度を確立し、これ以降図書隊と良化特務機関との永きに渡る抗争に突入すえるのであった。


 


図書館が襲撃されて本が飛び散ったり、バラバラに切り刻まれたり、燃やされたりするシーンには本当に心が痛みます。読みたい本が誰でも手に入り、知りたいことが自由に調べられるって本当に素晴らしいことなんだと思います。現在でもそうではない国が沢山ある事は忘れないでください。


表現が制限されること、本が検閲されるということ、思想とは何なのか?を感じ取って考えて、自分なりに理解してほしいと思った作品です。


 


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(あにぶ編集部/さっちん)
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