【東京都中央区】清水雄稀個展「欲の間 / Room of Desire」を「ART FOR THOUGHT」で開催

【東京都中央区】清水雄稀個展「欲の間 / Room of Desire」を「ART FOR THOUGHT」で開催


東京・銀座のギャラリー「ART FOR THOUGHT(アートフォーソート)」にて“清水雄稀個展「欲の間 / Room of Desire」”を10月20日(金)~11月18日(土)の期間、開催する。

the foundryシリーズ第二弾



「ART FOR THOUGHT」のリニューアルを機に今年7月にスタートした“the foundry(ザ・ファウンドリー)”シリーズ。

“the foundry”シリーズでは、日本の伝統工芸と現代美術を掛け合わせた表現に挑む若手作家を紹介。ECサイトやプロモーションを通して、国内だけでなく海外のアートファンに向けても作品をアピールする。


今回、第一弾の山浦のどか氏の個展に続くシリーズ第二弾の企画展示として、美術と工芸を移ろう陶芸作家・清水雄稀氏の個展「欲の間 / Room of Desire」を開催する。

欲の間 / Room of Desireについて




日常の欲望からインスピレーションを受けて制作される作品と、床の間のように盆との組み合わせを提案することで美術と工芸を移ろう清水雄稀氏。



“清水雄稀個展「欲の間 / Room of Desire」”では、素材や技巧などに重点を置くことが多い現代の工芸作品の世界で、「日常と制作の欲の混濁」を現代の日本美術としてどう表現するか、を追求する清水氏の世界観を楽しもう。

なお、次回、“the foundry”シリーズの第三弾には、11月下旬に彫刻作家の中西凛氏の企画展の開催を予定している。

“the foundry”シリーズについて


“the foundry”は、日本の伝統工芸と現代美術を掛け合わせた表現に挑む若手作家を紹介する展覧会シリーズ。

元来、日本美術は生活の道具としての側面も持っていた。生活用品や調度品として季節や思想を部屋に取り入れ、日常をそっと異化しふくよかにしてくれるものだった。

“the foundry”シリーズは、繰り返される毎日を豊かに心地よく送るために、そうした暮らしのための実装を現代社会に再提示していく試みだ。

銀座は、かつて江戸時代に銀貨を鋳造し生活の潤滑油として浸透させてきた場所だった。日本の伝統技術と現代アートの表現性によって、いまいちど用の美としての日本美術を鋳造していく。そんな静かな挑戦が、はじまる。

この機会に、“清水雄稀個展「欲の間 / Room of Desire」”へ足を運んでみては。

■清水雄稀個展「欲の間 / Room of Desire」
開催日時:10月20日(金)~11月18日(土)11:00~19:00(日、月、祝休/土曜日は17:00迄)※20日(金)17:30~19:00にはオープニングイベントとして、作家の器を用いたドリンク・レセプションを行う
会場:ART FOR THOUGHT
住所:東京都中央区銀座8-10-4 和孝銀座8丁目ビル1階
詳細ページ:https://artforthought.jp/

写真・動画:渡辺俊介氏(uranographia)、キュレーション:田尾圭一郎氏

(角谷良平)
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