長谷敏司著『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』が、「第44回 日本SF大賞」受賞!

長谷敏司著『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』が、「第44回 日本SF大賞」受賞!


ピクシブ、ブックリスタ協賛のもと、日本SF作家クラブが主催する「第44回 日本SF大賞」の受賞作品が、早川書房出版の長谷敏司氏著『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』に決定した。

大賞は『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』


「第44回 日本SF大賞」は、2022年9月1日(木)~2023年8月31日(木)の期間に発表されたSF作品の中から、もっとも優れた作品に贈られるもの。今年2月23日(金)、Zoomで行われた選考会の結果、大賞は、早川書房出版の長谷敏司氏著『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』に決まった。

2001年に『戦略拠点32098 楽園』でデビュー



大阪府出身の長谷敏司氏は、2001年、『戦略拠点32098 楽園』で第6回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2009年に『あなたのための物語』が、2014年に『BEATLESS』が、それぞれ第30回・第34回 日本SF大賞最終候補作となり、2015年の『My Humanity』で第35回 日本SF大賞を受賞した。

2023年には、『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』で第54回 星雲賞日本長編部門を受賞。他の作品に、『円環少女』『ストライクフォール』などがあり、2014年に『BEATLESS』およびその関連作品の世界観と設定を創作に利用可能なリソースとして一般に解放する『アナログハック・オープンリソース』を開設して、現在も運営中だ。

功績賞に選ばれたのは、故・松本零士氏ら4名



また、「第44回 日本SF大賞」の功績賞に選ばれたのは、評論家の故・石川喬司氏、


作家の故・豊田有恒氏、


漫画家の故・聖悠紀氏、


漫画家の故・松本零士氏の4名。大賞受賞作には正賞として賞状とトロフィー、副賞として賞金100万円が、功績賞には正賞として賞状と記念品が贈られる。

YouTubeで贈賞式を配信予定


「第44回 日本SF大賞」の贈賞式は、4月27日(土)に代官山 蔦屋書店にて開催される「SFカーニバル」内で行われ、日本SF作家クラブ公式YouTubeにてオンライン配信される予定。この機会に、「第44回 日本SF大賞」の受賞作品をチェックしてみては。

日本SF作家クラブ公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC-zZT661Iyh_df6AX07IkgA
SFカーニバル公式サイト:https://store.tsite.jp/daikanyama/sf-carnival2024/
SFカーニバル公式X:https://twitter.com/SF_CARNIVAL

(佐藤ゆり)
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