『魔法少女隊アルス』まるでおとぎ話のような世界の少女の物語

『魔法少女隊アルス』まるでおとぎ話のような世界の少女の物語


もしも魔法が使えたらどんな事に使ってみようか?

誰しもが一度は考えてみたことがあるのではないでしょうか。


この『 魔法少女隊アルス 』はごく普通の人間の少女アルスが、ある日突然魔法の世界へ迷い込み、そこで起こる騒動を描いた物語です。


■あらすじ

アルスは魔法にあこがれる小学生の女の子。


お父さんからもらった魔道書を肌身離さず持ち、魔法はあると信じてやまず、その言動もまたユニーク。


ある日、ふとした事から魔法界へ迷いこんでしまったアルスはトラブルから魔女界の魔法の源である100種の妖精たちを開放してしまいます。


魔女の最高権威、グランドマスターに大人になれない魔法をかけられ、その場にいた見習い魔女のシーラとエバとともに、その責を問われ、罰を課せられることに。


アルスは元の世界に帰るため、逃した妖精の捕獲を始めます。


■破天荒魔女アルス

ともすればその言動からも痛い子・・・とも見られなくもない(?)主人公アルスですが、”想う心があれば魔法は誰にでも使える”の信念のもと、作中では見習い魔女の中でも飛び抜けた成長を見せてくれます。


中でも特徴的なのが、ほうきの飛び方。


スケボーが得意なアルスは、スケボーを操るようにほうきに立って乗ってみせます。


これがなかなか様になっていてかっこいい!


エンディングでは空を飛ぶ彼女の勇姿が描かれています。


もうひとつは魔法の発動方法で、この世界での魔法は数字の羅列を呪文として発動するもの。


彼女の魔法の呪文の覚え方は基本、語呂合わせです。


石化魔法であれば「80588109696」。


アルスはこの魔法を、「ヤマゴヤ・ハイレグ・ロックンロール!」で発動させます。


そんな魔女界の常識破りなルールで魔法の腕前をメキメキと上達させてゆきます。


■不思議な不思議な魔法の世界

ドラゴンの体躯を家が覆い、空を飛ぶドラゴンハウスがアルス・シーラ・エバの家。


その他にも絵本のおとぎ話に登場するような妖精、魔物、機械など、様々なファンタジー要素満載なビジュアルが沢山詰まった作品です。


物語はやがて、魔女と魔族の勢力争いや、父親失踪の謎などを絡めながら終盤へ向けて展開してゆきます。


果たしてアルスは元の世界に戻れるのか?

そしてアルスの持つ魔道書の秘密とは?


笑いあり・涙ありの異色の魔女アニメ、絵本を紐解くような気持ちで童心に帰ってご覧になるのはいかがでしょう。


(あにぶ編集部/mako)
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