2016年7月2日に映画「あさはんのゆげ」が劇場公開されます。

本作は、日本最大級のコミック・小説投稿サイト＜E★エブリスタ＞での投稿イベントで人気のあったエピソードを映画化したものです。
「あさはんのゆげ」を含めた8つのエピソードが1本の映画「全員、片想い」として上映されます。
タイトルにある通り、片想いの甘さ、切なさたっぷりの本作の魅力をご紹介します。

１．若手注目俳優の清水富美加＆千葉雄大のW主演！

本作の主演を務めるのは、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」でブレイクし、ただ今人気急上昇の女優・清水富美加。
バラエティー番組にも多く出演し、ぶっ飛んだ天然キャラクターが話題の彼女ですが、意外にも、演技は明るい演技よりシリアスな演技の方が得意だそうです。
相手役には、映画「アオハライド」「黒崎くんの言いなりになんてならない」などに出演し、可愛い系男子から優しくてカッコイイ系男子へと急成長中の千葉雄大。
フレッシュで今最も勢いのある二人が演じるひと夏の淡くて切ない恋模様。要チェックです！

２．気になるストーリーは？

テーマはずばり「片想い」。
母親が離婚し、母の実家で田舎暮らしをすることになった清水富美加演じる高校生の風花。
母の長期出張中、実家で一人きりになるかと思っていた風花ですが、千葉雄大演じる従兄弟の要が保護者代わりに同居することに。数年ぶりに風花と再会した要は、画材道具と糠どこを持って、風花の前に現れました。

両親の離婚と突然の引っ越し、そして思い出したくない過去の思い出を抱え心を閉ざす風花ですが、要は風花のために毎朝、「あさはん」＝朝ごはんを用意します。

初めは、自分の力ではどうにもならないイライラを要にぶつける風花でしたが、徐々に要の作る「あさはん」に心をほぐされていきます。
ひと夏だけの同居生活を通して、二人の関係はどうなるのでしょうか？
要がこの家に戻ってきた理由とは？
風花の心の傷は癒えるのでしょうか？
風花と要、二人だけの夏が輝き出します。

いかがでしたか？
個人的にお勧めの観方なのですが、食べ物がテーマの映画を観る時は、映画館の周りにその食べ物に近いレストランがどこにあるかチェックしてから、映画を鑑賞します。

映画「あさはんのゆげ」だと、和定食屋さんですね。
だってフワフワの湯気が立つ美味しそうな朝ごはんを観たら、映画館を出た後、絶対にそれを食べたくなっちゃいますからね！

（文 / Yuri.O)